若い外国人風のお客様から、冷却剤の『エアーサロンパスアイシングスプレー』を間違えて買ったからと返品を求められた。 未開封でレシートもあったら対応したところ、どうやらサリチル酸製剤の『エアーサロンパスジェットα』を買おうと思っていたようなのでヒアリングすると、筋トレのしすぎで足が痛むというため、もう一段階鎮痛効果が高くて皮膚からも吸収されやすいフェルビナク製剤の『エアーサロンパスDX』 を勧めて…
- カテゴリー別アーカイブ それさえもおそらくは平凡な日記
新型コロナウイルスにアセトアミノフェン製剤が良いというのは誤報です
お客様からアセトアミノフェン製剤を求められ、『タイレノール』が品切れになってしまったため、子供用だけど単味剤の『バファリンルナJ』と、複合剤の中でも依存性のある鎮静成分の入っていない『ノーシン錠』を紹介したけれど、新型コロナウイルス対策だというため、根拠が無いことを説明した。 もともとはフランスの保健省の大臣が言い出してことで、それがマスコミを通じて日本でも大々的に報道され、保健省が後で撤回し…
虫刺されで嫌なのは痒いことではなく、病気を運んでくること! 虫除け対策はシッカリと
お客様が虫対策の棚で迷われてる様子だったので、何度か近くを「いらっしゃいませ」と言いながら往復して、ようやく声をかけてもらえた。 見えをかけてもらうのも大変。 バックルームに行く用事があったり、トイレに行きたいときになんかは売り場を離れて良いか分からなくて困るから、迷っているときには早めに相談してもらえると助かる。 どういう訳か、売り場を離れるとレジにある呼び鈴を鳴らされて戻る羽目になるし。 母親…
『イボコロリ』は顔のイボには使えません! 患者さんの勘違い、思い込みが怖いです
夫婦のお客様から『イボコロリ』を尋ねられ売り場を案内したところ、ご主人が額のイボに使いたいというため、わざと皮膚を腐らせて新陳代謝を促す薬なので顔に使うのは危険なことを説明し、受診勧奨した。 そして、私自身がシモヤケで受診したときの事をお話をした。 手の指にボツボツが現れて、何か菌に感染したのかと思い抗生物質を塗っていたところ痛みが強まり、ステロイド剤に変えたものの患部が変色したため皮膚科に…
殺菌・消毒すれば良いってモンじゃない? 目的別に使い分けがあります!
子供を連れたお客様が『ロート抗菌目薬EX』と『マキロンs』をレジに持ってきたさいに、モノモライか尋ねると結膜炎のようだとのことで、痛痒さがあるようだったため、抗炎症成分を足してある『アイサット抗菌目薬』に変更となった。 目薬の差し方と、『マキロンs』を使う程度の傷であれば水道水で充分なことを教えた。 今でも目薬を点したら、しばらく上を向いたままでいるという人が若い世代にも多いから油断できない…
「ネットで見た」は、どんなサイトなのかが大事です! ネットで検索したら、専門家に相談を
お客様から90歳という高齢の親の便秘の相談を受け、『酸化マグネシウム』は効かなかったというため、そもそもの食べる量が少ないことを考えて便の量を増やす『サトラックスビオファイブ』と、体内の乾燥に対応し便の滑りを良くする『オイルデル』を案内したところ、前者を試していただくことになった。 ただ、全く出ない訳ではないようなので、便座での座り方を教えた。 人間は背筋を伸ばしていると、直腸に蓋ができる構…
感染予防のアルコール製品はパッケージに注目、市販薬は成分の内容に注目
やや高齢のお客様から『葛根湯』と総合風邪薬を合わせた薬を求められたけれど、頼まれ物で名前が分からないというため諦めた模様。 頼む方も、調べてから頼んでもらいたい(^_^;) ただ、発症前に早め早めに使うのが『葛根湯』の効果的な方法で、症状がハッキリしてから使う風邪薬が一緒になっていると、使い勝手は良くないかもとお話したところ、奥さんに言ってみるとお帰りになった。 後で調べてみたら『コフト顆…
困った患者さんを「自分の体なのだからご勝手に」と思った自分を思いとどめる方法
子供を連れたお客様から、ご主人の背中の痛みの相談を受け、これまで『ロキソニンテープ』を使っていたそうで他に飲んでる薬や持病は無いというため、『ロキソニンテープ』と同じくらい鎮痛効果があるうえに浸透力に優れたジクロフェナクトリウム製剤を紹介したところ、迷われたようで他のお客様がレジに並んだため一旦離れた。 しかし、他のお客様の対応してる間にいなくなってしまった。 しまった、成分が血液中に入るか…
咳の原因が風邪などではなく、胃炎というケースも考えられます
お客様が『パブロンゴールドA』を購入されるさいに、咳の強いときに服用するよう勧め、家に鎮痛剤があるか尋ねると『バファリンA』があるというので、喉の痛みだけや発熱のみの場合は先に使ってみるよう伝えた。 本当は、現在何か症状が現れているのか、常備薬にするのかなど、用途を教えてもらえると良かったのだけれど。 咳止め成分のリスクを知らない人が多いから、情報提供する機会は欲しいので。 お客様が『ベン…
病は気からじゃなくて、病は腸から? 花粉症も膀胱炎も、まずお腹周りを温めるコトから
お客様が『葛根湯加川きゅう辛夷』のパッケージ違いを見較べていたので、案内お申し出たけれど断られた。 中国人のようで、購入される時にヒアリングしてみると、鼻づまりと鼻水を行ったり来たりしているそうで、何か病院で処方された薬を使っていたようなのだが覚えておらず、ひとまず現在の主訴には合うことを伝えた。 それでも念のため比較として、鼻が詰まる一方の場合に用いる『荊芥連翹湯』と、詰まった鼻汁が喉に落…