足の甲が痛むとのことで、お客様から相談を受けた。 キッカケは分からず、サリチル酸系の温感湿布を使っていて、実際に温めると楽になるそう。 本人は神経痛と言っていたけど、病院には行っていないそうなので、本当のところは不明。 ただ、痛みとともに痺れ感もあるらしい。 鎮痛効果が少し強めて浸透力があるフェルビナク製剤を提案し、血流改善も期待できる『ほぐリラ温感』をお勧めしてお買い上げ頂いた。 それと、痺れ…
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「心配病」というのも心配です
お客様から、『せっけんハミガキ』の問い合わせを受けた。 不勉強なもので、そういう物があるのを知らなかったσ(^◇^;)。 調べてみると、うちのお店では入荷ルートが無い。 そう説明したうえで理由を尋ねてみると、7歳の子供のアレルギーを心配してとのこと。 ただ、アレルゲンの検査をしたことは無いという。 小児喘息にアレルギー鼻炎とアトピー性皮膚炎を患った身としては、それは心配してるんだかしてないんだ…
虫刺されは感染が怖いから虫除けを優先して下さい
『パテックス機能性サポーターハイグレードモデル』を購入されるお客様に、念のため用途を尋ねた。 以前に、テーピングで固定するみたいな物だと勘違いしているお客様に出くわしたことがあるので。 すると、膝の痛みを訴えている高齢の母親に使わせるつもりだという。 そして、母親は認知症で、寝る前に外すのを忘れちゃうかもというお話も出た。 もとより同製品はクロステーピング構造で関節部を支えるため、高齢者に使うよ…
ドラッグストアーで薬を買う時の三点セット
やや高齢のお客様が来店され、湿布の相談を受けた。 暖かくなってきて職場で冷房が入るようになり、首から左手にかけて痺れを伴う痛みがあるというお話から、温感タイプを勧めてみた。 すると、お客様自身はジクロフェナクトリウム製剤に興味を示されたので、比較としてインドメタシン製剤とフェルビナク製剤も紹介した。 ジクロフェナクトリウム製剤はインドメタシン製剤と並んで、市販の外用鎮痛薬としては強い方だから、こ…
応仁の乱と関係無く、「人の世虚しい」が頭をよぎる
以前に口内炎で『チョコラBBプラス』を使って治ったというお客様が、再び買いにみえた。 ただ、その時には私は特に案内をしておらず、お客様自身で選んで購入された模様。 そのため、繰り返し口内炎になるようならば、胃が悪くなっている可能性があることを話したところ、そういえば数日前に胃が痛かったとのこと。 口腔内や口の周辺に現れる症状は、胃にも起きていると考えられ、神経性胃炎に用いる『半夏瀉心湯』を紹介し…
患者さんの気持ちに近づけなくて失敗
お客様から、風邪の相談を受けた。 熱は無いものの、咳のし過ぎで肺が痛いとのこと。 まぁ、肺が痛くなるはずは無いんですが、咳のし過ぎで肋骨の辺りが痛くなることはありますしね。 私なんか咳のし過ぎで、腹筋や背筋が筋肉痛になった事もあるし(^_^;) そして今回のお客様は、数日前にはティッシュを鼻に詰めていないと垂れてくるくらいだったらしいのだけれど、今は落ち着いているそう。 『小青龍湯』を候補に考え…
自分の薬を安易に家族に分け与えないように
若いお客様から、風邪の相談。 昨日から喉が痛み、熱は計っていないものの熱感はあるという。 鼻に症状は無いそうなので、漢方薬の『銀翹散』を筆頭に、現代薬からは『ルルアタックEX』と『パブロンエースAX』を候補として案内した。 錠剤を希望され、予算面で『ルルアタックEX』を選択された。 食欲はあるという話だったけど、風邪を治すエネルギーが消化吸収に使われてしまうと治りが遅くなることを説明して、食事は…
山登りは気軽なレジャー?
腰痛のためにと、湿布を求めてお客様が来店。 いつもではないものの、割と繰り返しているというお話も。 毎日使う訳では無さそうなので、フェルビナク製剤を勧めてお買い上げ頂いた。 ただ、今まで病院に行ったことが無いというお話に、一度は受診するよう勧めた。 悪くなったら病院に行こうと思う気持ちは分かるけれど、現状を知るのが大事なので。 お客様から外用消炎剤を求められて、患部の状況を尋ねると、山登りで他…
人間の体自体が実験室だとして自分でコントロールできるのか?
夫婦で来店され最初は旦那さんから、うがい薬の場所を尋ねられた。 場所を案内しつつ、うがい薬は健康な時かつ風邪が流行っている時期などに集中的に予防目的に使う物で、現に喉が痛む時には避けるようにお話したところ、奥さんの咳に使うつもりだと言われた。 咳に使ったら、なおさら駄目なのに、どうしてそう思われてしまうのか。 殺菌や消毒する薬にセンサーがついてる訳じゃないから、有害な菌も有益な菌も無差別に倒して…
健康情報は必ず「自分に引き寄せて」
湿布を求めて来店したお客様は、膝の痛みに使うということだった。 私は普段は、常用するのなら鎮痛効果の弱い物から段階を踏んで乗り換えることを提案して、打ち身とか急性であれば短期決戦に強い物をと勧めている。 そのうえで漢方薬を紹介して、興味を示されるかを探ってみる。 漢方薬というと、「長く飲む物」とか「すぐには効かない」と思い込んでいて、全く話を聞いてもらえないことも少なくない。「風邪には葛根湯」と…