手荒れと足の付根のかぶれについて、お客様から相談を受けた。 皮膚疾患は苦手分野なので、正直他の人にバトンタッチしたい。 でも、私一人しかいない現実(;´・ω・) 病院で塗り薬は処方されているらしいんだけど、内容は不明だとのこと。 手については、その薬を塗っている間は改善するそうで、担当医からは足の付根にも使えると説明を受けて使ってみたら、かえって痒みが強まってしまったそうな。 それは、担当医か調…
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判断力を鈍らせてしまう親心
お客様から最初に受けた相談が四十肩という話だったので、『独活葛根湯』を紹介したところ、腰痛もあり、温めると楽になるとの事だったため、『桂枝加苓朮附湯』を案内した。 しかし、肩の痛みより先に腰痛の方が起きたと分かったうえ、特定の方向に捻ると痛むというお話と、冷え症ではない点から『疎経活血湯』を勧めてみると、試してみるということで、お買い上げ頂けた。 9歳の子供の風邪の相談を受けたのだけれど、明日…
病気や怪我の時は親馬鹿でないと
やや高齢のお客様が訪れて、病院で処方されている薬について質問された。 現物を持参していたけれど、薬の説明書は捨ててしまったそうな。 そもそも、調剤してもらった薬局か、処方してもらった病院に問い合わせれば良いのにと思うものの、何か事情があるのだろうと受け入れなければ、勝手な判断で使用したり、あるいは使用をやめてしまったりという、さらに好ましくない事態になりかねない。 パッケージの隅に書いてある印字…
親心は良いんだけど……
お客様から、手荒れに使う物をと頼まれたので皮膚の薬の棚を案内したけど、「コレじゃない」というのでハンドケアの棚の方を案内すると、しばらくして戻ってきて、「やっぱり薬がいい」と相談された。 そこで、『ケラチナミンコーワW』を勧めてみたけど、反応は鈍め。 痒みは無いそうで、ご本人は「保湿だけできれば充分」と思われているようだった。 でも、皮膚の材料は血液で運ばれる訳だけど、材料が届くのが滞って、皮膚…
解熱は、ジャンプしようと屈んだところを蹴り倒している
お客様から、『龍角散』と『龍角散ダイレクト』の違いを質問された。 正直、良く分からないので、成分で比較してみると、どうやら前者が炎症を抑えるために冷やす物が主体なのに対して、後者は血行を良くするニンジンと保湿するアセンヤクが追加されている。 そう説明して、何か具体的な症状が出ているのか尋ねたところ、喉が痛いという。 風邪の兆候は無いようだったから、『桔梗湯』と『駆風解毒湯』を案内したうえで、風邪…
親に自分の健康を任せてちゃダメよ~ダメダメ
15歳の子供の便秘の相談で、お客様が来店。 便通が4日くらい間が空き、本人も苦しそうにしているという。 本来、「便通が毎日」というのは、教育的な言説であって、人間のサイクルは画一的ではないから便秘自体をそう心配する必要は無いのだけれど、苦痛が伴うとなれば話は別である。 今回の場合、お客様の話では朝起きてから出掛けるまでの時間が短いのも、便秘の原因と考えているようだった。 なるほど確かに、それはあ…
レジで買う気マンマンのお客様に声を掛ける勇気
『改源錠』をレジに持っていらしたお客様に症状を尋ねたところ、主訴は鼻水で、発熱などの風邪の兆候は無い様子。 さらに、高脂血症の治療中だという事が分かった。 まぁ、そちらの方は問題無いけど、いずれにせよ鼻水なら上半身を温めた方が良いので、血圧が特別高かったりしない事を確認して、『葛根湯』を案内し購入して頂いた。 鼻水という点では『小青龍湯』も候補に考えたものの、鼻炎で鼻づまりになる事もあるという話…
患者さんに相談されるだけで全俺が泣いた
お客様から、『アリナミンEX Plus』と『新パワーアクトEX』の違いを質問され、内容としては同じであることを伝えた。 用途を尋ねると眼精疲労だそうで、仕事でのパソコン作業が思い当たるという話から、比較として『新キューピーコーワi』と『ナボリンS』も紹介した。 そして、サプリメントだけど『アスタキサンチン』も。 『アスタキサンチン』は侮れなくて、『ブルーベリー』のように、飲んですぐに効果を感じら…
甘い認識を持たれても困るので「まず相談を」
『温感アスコラル』を購入された、やや高齢のお客様に症状を尋ねると、たまに足が攣るそうで、筋肉痛と同じくらいに考えていると分かった。 ううむ、脅かす訳じゃないけど、足の疲労は心臓とも関係するため、繰り返すようであれば、内科か循環器科を受診してみるよう勧めた。 すると、ご主人の話になり、病院嫌いなうえに、仕事が休めないため、微熱が続いていても無理をしていて、とうとう体調の辛さに我慢できなくなって…
原料の生育地で効果が変わるという説も
お客様から、『葛根湯』のメーカーごとの違いを質問された。 これは困った。 『葛根湯』自体は古い処方で、ある意味完成されているから変わりは無いとも言える一方、メーカーによって生薬の濃度が違ったり、顆粒の溶け方が違うという事はあるし、それを言い出すと原料の生育地で効果が変わるという説もある。 なので、それを簡単に説明したうえで、むしろ大事なのは服用するタイミングですと、お話した。 すると、お…