胃痛を訴えるお客様から、『キャベジン』が効かなかったからという理由で、『スクラート胃腸薬』と同製品の『S』との違いを尋ねられた。 主な違いは、『S』の方には生薬が入ってる点。 胃痛の方は普段は痛みが無く夜だけだそうなので、『安中散』と『芍薬甘草湯』を合わせた『大正漢方胃腸薬』をお勧めして、お買い上げ。 『葛根湯』をレジに持って来られたお客様に症状を尋ねると、「風邪のひき始め」と言うのだけれ…
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『ヘパリーゼ』は肝臓の薬なのか?
『ヘパリーゼ』を選んだお客様に、『ネオレバルミン』を紹介した。 お酒の飲み過ぎで、γ(ガンマ)-GTPの数値を気にしている様子だったのもあって、お買い上げ頂けた。 『ヘパリーゼ』には大きく「肝臓水解物」と書いてあって、肝臓に効きそうな気がするけど、効能として認められているのは現在のところ、あくまで「滋養強壮、胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場…
神経に作用する風邪薬は体内を乾燥させてしまう
高校生くらいの男性が来店して、消炎鎮痛剤の棚を忙しなく見ていた。 急いでるのかなと思って声をかけたら、転んで打撲したらしいので、初期には冷やすようにお話した。 ところが、手を見てみたら小さいながらも傷があり、しかも青黒くなっている。 ギャッ∑(゚ω゚ノ)ノ いつからなのか分からないけど、化膿した後に放置して悪化したみたい。 化膿止の塗り薬が必要ですと説明したうえで、病院での治療を勧めた…
胃腸の風邪に柴胡桂枝湯
小学校高学年の娘さんの頭痛と肩こりの相談を、お客様から受けた。 病院では原因不明と言われたそう。 お腹を壊しやすいそうなので、水分の代謝異常が頭痛に関係しているのかもしれない。 『呉茱萸湯』が適応しそうだけど、うちには置いていないんだよねぇ。 肩こりとの関連を考えると、本来は高血圧の中年以降向けの『釣藤散』も候補になるものの、市販薬だと15歳以下は服用できない事になっている。 医療用な…
「資格を取っても無駄」と言われる事があるけど、無いよりはマシ
お客様が寒気がするというので、熱風邪と判断し『ルルアタックFX』をお勧めしてお買い上げ。 ただ、すでに食欲が無いそうなので、熱が下がった後にと『柴胡桂枝湯』を紹介したところ、一緒に買って頂けた。 子供が風邪で発熱しているという事で、『冷えピタ』を求めてお客様が来店。 寒気があるうちは額に貼って、発熱して汗をかくようになったら首の後ろか太ももに案内した。 脇の下も、皮膚が薄くて太い血管があ…
花粉症自体は一年中
今日は早起き。 遅番の身にはツライ。(-_ゞゴシゴシ 次郎の小学校の運動会なうえ、今年は広報部なんか引き受けちゃったもんだから、いつもはテキトーに撮ってる写真を、ちゃんと撮らないといけない。 ところで、広報部の申し送りに「ビデオカメラ不可」ってあるんだけど、それは「カメラでの動画も禁止」という意味なのか、「ビデオカメラでの静止画も駄目」なのか、今どき静止画と動画の区別じゃなくて、機…
お金を取るか安全を取るか、どっち?
12歳の息子さんの鼻詰まりの相談を受けた。 病院へは行く予定とのことで、『パブロン鼻炎カプセル小児用』と『HP鼻炎スプレー』をご案内。 漢方薬も勧めたかったんだけど、粉が飲めないそうなので。 成分的には2歳くらいから服用できる物でも、錠剤になると誤飲を防ぐために年齢制限がある。 私の子供は、2歳頃には市販のミミズの粉とかお湯に溶かして飲ませていたからか、飲ませる苦労が無くて助かる。 3…
風邪薬は2日服用して改善しなければ再考を
今日は、起きてから膝が痛い。 これは、天候が荒れる兆候。 そして、お客様が来るチャンス(´ー+`)キラーン 生来の虚弱体質なもんだから、自分の膝が痛いと関節痛の患者さんが、咳が出ると咳の患者さんが来るという予想が立つのだ。 お客様から、『スクラート』と『スクラートS』の違いを尋ねられた。 Sの方は生薬が含まれていて、漢方薬よりである事を説明した。 そして、お話を詳しく伺ったところ、以…
ビール好きに大切な事
お客様から、『第一三共胃腸薬』と『大正漢方胃腸薬』を比較しての質問を受けた。 医師からは逆流性胃炎との診断を受けているという話だったけど、今は特に症状は出ていなくて備えておきたいからというので、症状が出る前、予感がするような段階で服用できる『大正漢方胃腸薬』の方を勧めた。 それと、ビールを良く飲むそうなので、先に温かいお茶や味噌汁を飲んでおくようにお話した。 私もビールは大好き。 そのた…
「かかりつけ薬局」や「かかりつけドラッグストア」というのも必要
お客様から、足の傷の相談で、『エタノール』と『オキシドール』の違いについて質問された。 えーと、えーと……『エタノール』というのは所謂アルコールの事で、無水アルコールには消毒効果が無く、水などで薄める事で一般的な菌やウイルスに対して効果があり、主に皮膚や皮膚と接触する道具類の消毒を目的に使用されます。 一方、『オキシドール』は過酸化水素水というもので、同じ消毒でも傷口の消毒に用いて、口腔や鼻…