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  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
    子宮ならびにその付属器の炎症、子宮内膜炎、月経不順、月経困難、帯下、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こり等)、冷え症、腹膜炎、打撲症、痔疾患、睾丸炎

    ツムラ 漢方 25 桂枝茯苓丸料 エキス顆粒A 48包 24日分 【第2類医薬品】
    適応症状 

     体格はしっかりしていて赤ら顔が多く、腹部は大体充実、下腹部に抵抗のあるものの次の症状:
     子宮ならびにその付属器の炎症、子宮内膜炎、月経不順、月経困難、帯下、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こり等)、冷え症、腹膜炎、打撲症、痔疾患、睾丸炎

    用方・容量(顆粒製品の場合) 

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合) 

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
      ケイヒ(桂皮)3.0g
      シャクヤク(芍薬)3.0g
      トウニン(桃仁)3.0g
      ブクリョウ(茯苓)3.0g
      ボタンピ(牡丹皮)3.0g
     以上の割合に混合した生薬より得たエキス4.0g含有します。

    類似処方鑑別 

    桃核承気湯  本方より一層体力が充実した人で、症状が激しく、のぼせや種々の精神神経症状、便秘があり、左下腹部に抵抗・圧痛が顕著な場合に用いる。

    大黄牡丹皮湯  体力が充実した人で便秘し、右下腹部に自発痛、抵抗・圧痛を伴う場合に用いる。

    当帰芍薬散  比較的体力の虚弱な人で、顔色がすぐれず、冷え症の傾向があり、下腹部に軽度の抵抗と圧痛を認める場合に用いる。

    加味逍遙散  季助部および下腹部に軽度の抵抗・圧痛を認め、不安、不眠などの精神神経症状をより強く訴える場合に用いる。

    使用上の注意 

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
     (2)著しく体力の衰えている患者。
     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)


    2.服用に際して、次のことに注意してください
     (1)定められた用法、用量を厳守してください。
     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。
     (4)妊婦及び妊娠している可能性のある人には慎重に投与すること。


    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。


    4.保管及び取扱い上の注意
     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。


    5.その他
     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。


     

  • 桂枝茯苓丸加よく苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
    月経不順、血の道症、にきび、しみ、手足のあれ

    適応症状 

     比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の症状:
     月経不順、血の道症、にきび(ニキビ)、しみ、手足のあれ

    用方・容量(顆粒製品の場合) 

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合) 

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
      ヨクイニン(よく苡仁) 10.0g
      ケイヒ(桂皮) 4.0g
      シャクヤク(芍薬) 4.0g
      トウニン(桃仁) 4.0g
      ブクリョウ(茯苓) 4.0g
      ボタンピ(牡丹皮) 4.0g
     以上の割合に混合した生薬より得たエキス3.75g含有します。

    類似処方鑑別 

    桃核承気湯
     本方より一層体力が充実した人で、症状が激しく、のぼせや種々の精神神経症状、便秘があり、左下腹部に抵抗・圧痛が顕著な場合に用いる。

    大黄牡丹皮湯
     体力が充実した人で便秘に伴って、下腹部に自発痛、抵抗・圧痛、化膿巣のある場合に用いる。

    当帰芍薬散
     
    比較的体力の低下した人で、顔色がすぐれず、冷え症の傾向があり、下腹部に軽度の抵抗・圧痛が軽度の場合に用いる。

    加味逍遙散
     比較的体力の低下した人で、季助部および下腹部に軽度の抵抗・圧痛を認め、不安、不眠などの精神神経症状をより強く訴える場合に用いる。

    使用上の注意 

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
     (2)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)


    2.服用に際して、次のことに注意してください
     (1)定められた用法、用量を厳守してください。
     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。
     (4)妊婦及び妊娠している可能性のある人には慎重に投与すること。


    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
     (3)妊娠および妊娠している可能性のある婦人には慎重に投与すること。
     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。


    4.保管及び取扱い上の注意
     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。


    5.その他
     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。