適応症状 | |
吐き気、食欲不振、喉の渇き、排尿が少ないなどの次の症状: | |
用方・容量(顆粒製品の場合) | |
1日2回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。 | |
組成(顆粒製品の場合) | |
3包(9.0g)中、次の成分を含みます。 | |
類似処方鑑別 | |
小柴胡湯 五苓散 半夏写心湯 | |
使用上の注意 | |
1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください 2.服用に際して、次のことに注意してください 3.服用中または服用後は、次のことに注意してください 4.保管及び取扱い上の注意 5.その他 |
適応症状 | |
吐き気、食欲不振、喉の渇き、排尿が少ないなどの次の症状: | |
用方・容量(顆粒製品の場合) | |
1日2回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。 | |
組成(顆粒製品の場合) | |
3包(9.0g)中、次の成分を含みます。 | |
類似処方鑑別 | |
小柴胡湯 五苓散 半夏写心湯 | |
使用上の注意 | |
1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください 2.服用に際して、次のことに注意してください 3.服用中または服用後は、次のことに注意してください 4.保管及び取扱い上の注意 5.その他 |
下痢の原因は様々であり、その症状も多くの種類があります。
最も多く起こる原因は腸炎で、これが半数以上を占めるとされています。
また、嘔吐を伴う場合には、赤痢やコレラ、ノロウイルス等の伝染病、あるいは中毒性によるものの疑いがあります。
さらに、精神的な不安感やヒステリー、神経衰弱といった自律神経の興奮や失調によって起こる場合もあります。
これらの下痢に対して、漢方ではまず胃内停水、すなわち水分代謝の異状によって水毒を起こしていると考えます。
そして下痢は、毒物を体外に強制的に排出したり、腸内の活動を整えるために空にしようという身体の防御機能なので、下痢止めを使うよりも、身体の補助をするための治療を第一に考えます。
[:○:]感冒(風邪)からきた下痢で、悪寒・発熱がある場合
葛根湯
[:○:]下痢が長引き、貧血気味で、熱性の下痢の場合
黄連解毒湯
[:○:]暑さによる下痢、暑気あたり
清暑益気湯/かっ香正気散
[:○:]水瀉性(水のような)下痢で、咽喉が渇きやすく、尿量が減少し、嘔吐を伴う場合。ノロウイルスなどの伝染病による下痢。
五苓散
[:○:]胃の停水、食欲不振、腹の膨満を伴う場合
平胃散
[:○:]腹痛、尿量減少と口が渇きやすい場合
胃苓散
[:○:]吐き気があり、食欲不振で咽喉が渇き、水瀉性(水のような)下痢の場合。
柴苓湯
[:○:]軟便または下痢傾向で、嘔吐や腹鳴があり、食欲不振の場合。
半夏瀉心湯
[:○:]食欲が無く疲れやすく、慢性的に下痢を起こす場合。
四君湯
[:○:]裏急後重で、腹痛を伴う場合。
桂枝加芍薬湯
[:○:]手足が冷えて、尿量が多い場合。
人参湯
[:○:]冷え症の人の、急性胃腸炎の初期。
六君子湯
[:○:]冷えによる下痢。
胃風湯
[:○:]冷えによって下痢をし、腹痛や嘔吐を伴う場合。
補中益気湯
[:○:]下痢が続き、衰弱している場合。
五積散
[:○:]下痢気味で、手足の冷えの強い場合。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
[:○:]眩暈(めまい)や動悸、身体がだるい場合。
真武湯
[:○:]寒気、発熱、頭痛、みぞおちの痞えを伴う場合の下痢
黄苓湯
[:病院:]すぐに下痢を止めたい場合の生薬配合薬には、即効丸をお試し下さい。
◆漢方生薬煎じ薬 刻500gの価格参照
(1) ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根、又はこれを軽く湯通ししたもの。調製法により、白参、生干人参、御種人参、紅参などがある。いわゆる「朝鮮人参」とは別物。
(2) 主成分:サポニン、精油、脂溶性成分、ペプチドグリカン、糖、アミノ酸、ペプタイド、塩基性物質、ビタミンB群、ATPなど
(3) 性味:甘・微苦、微温
(4) 薬能:大補元気・安神益智・健脾益気・生津止渇、中枢興奮作用・中枢抑制作用・疲労回復促進作用・抗ストレス作用・強壮作用・男性ホルモン増強作用・蛋白質生合成促進作用・DNA生合成促進作用・脂質生合成作用・放射線障害回復促進作用・血圧降下作用・心循環改善作用・血糖降下作用・脂質代謝改善作用・血液凝固抑制作用・コルチコステロン分泌促進作用・抗胃潰瘍作用
(5) 帰経:肺・脾
(6) 配合処方:温経湯、黄連湯、加味帰脾湯、帰脾湯、桂枝人参湯、啓脾湯、呉茱萸湯、柴陥湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡桂枝湯、柴朴湯、柴苓湯、四君子湯、炙甘草湯、十全大補湯、小柴胡湯、小柴胡湯加桔梗石膏、参蘇飲、清暑益気湯、清心蓮子飲、大建中湯、大防風湯、竹じょ温胆湯、釣藤散、当帰湯、女神散、人参湯、人参養栄湯、麦門冬湯、半夏瀉心湯、半夏白朮天麻湯、白虎加人参湯、茯苓飲、茯苓飲合半夏厚朴湯、補中益気湯、木防已湯、六君子湯
◆漢方生薬煎じ薬 刻500gの価格参照
◆漢方生薬煎じ薬 調剤用500gの価格参照
(1) クロウメモドキ科のナツメ、又はその他の近縁植物の果実
(2) 主成分:トリテルペンおよびエステル類、サポニン、多糖類など
(3) 性味:甘、微温
(4) 薬能:補脾胃・養営安神・緩和薬性、抗アレルギー作用、抗消化性潰瘍作用、抗ストレス作用
(5) 帰経:脾・胃・心・肝
(6) 配合処方:胃苓湯、越婢加朮湯、黄耆建中湯、黄連湯、葛根湯、葛根湯加川きゅう辛夷、甘麦大棗湯、帰脾湯、加味帰脾湯、桂枝加芍薬湯、桂枝加芍薬大黄湯、桂枝加朮附湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、桂枝湯、呉茱萸湯、五積散、柴陥湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡桂枝湯、柴朴湯、柴苓湯、四君子湯、炙甘草湯、小建中湯、小柴胡湯、小柴胡湯加桔梗石膏、参蘇飲、清肺湯、大柴胡湯、大防風湯、当帰建中湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、排膿散及湯、麦門冬湯、半夏瀉心湯、平胃散、防已黄耆湯、補中益気湯、六君子湯
◆漢方生薬煎じ薬 調剤用500gの価格参照
漢方薬症例クイズ≪第5回≫
実際の症例を元に、患者さんの症例データーを提示します。 | クツのお留守番 靴を履いていない時に、靴に入れておく消臭剤です。(色はご希望に添えない事がございます。) |
募集期間:~6月7日(月)
正解発表予定:6月10日(木)
問題 |
正解 次選の漢方薬としては、解答の中から五苓散・柴苓湯・安中散・小柴胡湯が使えるものと判断して、抽選のうえ以下の方を当選とさせていただきました。おめでとうございます。 |
解説 補足 解説:北村俊純 |
参加者コメントより |