頭痛に肩こりが関係しそうというお客様から、『ズッキノン』(釣藤散)について質問された。
病院から処方された鎮痛剤が効かなかったそうなんだけど、内容は不明。
むー、「何が効かなかったのか」というのも大事な手掛かりなんだけど。
頭の横が痛むという話から、ストレス性の肩こりを考えて『コリッシュ』(治肩背拘急方)と、水分代謝の異常による頭痛に適応する『苓桂朮甘湯』の方を勧めてみた。
一方、一般的な鎮痛剤に、痛みの適応範囲の広さから『バファリンプレミアム』を案内したところ、以前に『エキセドリンA錠』を服用して効いたというので、効いた物を選択するのも悪く無いですよとお話したら、そちらを購入された。
あっ……、『ズッキノン』の話が、どっか行っちゃったよ。
なんか、ここのところオカシイな、自分。
大丈夫か(;´・ω・)?
『柴胡加竜骨牡蛎湯』を手にされているお客様に声を掛けてみたところ、男性の更年期障害と思われる不定愁訴を相談された。
主訴としては、疲労と手足の冷えである。
病院では、医師から「年を取ったから」と言われて、特に薬は処方されなかったそう。
ただ、眠れない時に睡眠改善薬を使うことはたまにあり、でもトイレに起きた後に寝直すとグッスリ眠れるという。
それだと、『柴胡加竜骨牡蛎湯』は合わない感じ。
手足の冷えに『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』を考えたけど、疲労の方に焦点を当てて『十全大補湯』を勧めてみると、隣に置いてある『補中益気湯』に興味を持ったようで、そちらを購入された。
あうっ、どうだろう(^_^;)
『補中益気湯』は、土台を支える方だから、「効いたー(゚∀゚)!!」という実感が乏しかったりするんだよねぇ。
そのうえ、冷えを改善する力は弱いし。
自分では力不足なので、もし漢方薬に興味が有るのでしたらと、近くの漢方医を紹介しておいた。
成人の息子さんに頼まれたそうで、ドライアイの目薬を買いにお客様が来店。
パソコンのやり過ぎが原因と本人は考えているようで、だけど『新ドライエイドEX』は、ドロッとした感じが嫌だと言っているそうな。
そういう注文がある時には、本人に来てもらいたいところ。
あと、価格は安めの物をとも要望されたから、『新・なみだロート』と、PC用を謳っている『サンテPC』に『ロートデジアイ』の3種を案内してみた。
今回は、成分的に組織代謝に優れていると思われる『サンテPC』を推して、お買い上げ頂いた。
血行についてお話しすると、本人は入浴が長めだそうなので、それは続けて下さいと伝えた。
『ムヒソフトGX』を購入された後に、膝の痒みと乾燥に適応するか、お客様から尋ねられた。
買った後でも、相談してもらえるのは良いこと。
ただ、それで返品や交換になると、伝票を切らなきゃならなくなるんで、処理する上司に嫌がられるけど。
「決めてから買えばいいのに」って、上司が薬の販売に理解が無いのは、どうなのか(;´・ω・)
ああ、愚痴っぽくなってしまった。
愚痴そのものですが。
お客様は、今まで『オロナインH軟膏』を使っていたそうで、患部が赤くなったりはしていないそう。
『ムヒソフトGX』に痒み止めが入っているので、消毒薬に近い『オロナインH軟膏』より適応するのは確実。
もし痒みが強い時には、一時的にステロイド剤に乗り換えるのも悪くありませんと付け加えた。
あと、乾燥は血流も関係するので、お風呂で撫でるようにマッサージするのも良いですよとお話した。
やや高齢のお客様から、目の充血について相談された。
痒みや目ヤニなどは無く、充血自体も治ってはきている模様。
そうであれば薬は不要ですとお話してみたものの、何かしら目薬を使いたいと要望されたので、無難なところで『ロート養潤水α』と『ロート新緑水α』を案内したところ、後者を購入された。
何が一番困るって、不要な薬を選ぶ時かもしれないと思った(;´∀`)