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★彡☆-=★彡 それさえもおそらくは平凡な薬局 ★彡☆-=★彡
≪通巻0262号≫
提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
編集 : 北村俊純
窓口 : info@kitazono.jp
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~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
※1月7日(土)……「いつもの事」と平常心を持とう
※1月8日(日)……頭痛に使う漢方薬も多し
※1月9日(月)……子供の事を考えれるのであれば
************************* 今号の平凡な日記 ***************************
◆1月7日(土)/2006年◆
朝起きたら、見事に咽喉が痛い。
奥さんは、私のイビキがうるさかったという。
ありゃ、それほど扁桃腺が腫れてるのか。
今日は、Webラジオの収録があるのに~。
桔梗湯(ききょうとう)と響声破笛丸(きょうせいはてきがん)を飲み、ついでに現代薬の消炎鎮痛剤も飲んだ。
どれか効くだろうというヒドイ飲み方。
いつもは昼食を兼ねて打ち合せをするので、急いで出たつもりなのだが、遅れそうなためスタッフにメールを入れた。
すると、スタッフのM嬢から、時間が変更になったはずと知らされた。
あう、それは知らなかった(;´д`)
スタジオのレンタル時間に集合という事なので、JR新宿駅南口の『ファーストキッチン』でブランチを摂る。
昨夜書き上げた構成台本に目を通して、ネタの優先順位をチェックしたりしていたら、結構時間を潰してしまった。
用意した構成台本のネタも、スタジオ入りする前に何か面白い事があれば差し替えてしまうのだが。
それでもまだ少し時間に余裕があったから、『ヨドバシカメラ』のホビー館に立ち寄った。
ここでも何かネタが拾えるかもしれんと自分に言い訳。
そしたら、面白そうな物を見つけて購入した。
『おふろDEレール』というオモチャ。
お風呂にレールを浮かべ、そこにゼンマイ仕掛けの車両を1輌だけ走らせて、なんの意味があるのか。
その無意味さに惹かれたのだ。
おそらく、これを開発した人は、普通のプラレールを風呂に浮かべてみたりしたのではないだろうか。
オモチャを買うのに、次郎へのお土産という言い訳も成り立つのだが、対象年齢がまだ達していない。
私が楽しみたいだけ(笑)
この後の収録でも使わなかったから、本当に自分の楽しみのためだけになってしまったヽ( ´ー`)ノ
そんな訳でスタジオ入り。
「本年もよろしくお願いします」と挨拶。
構成台本に目を通してもらい、予定していた話をバッサリ切ったり、その場で出たネタを拾ったり。
それでも、喋り始めたら、また変わる。
それから、収録の合い間には今後の打ち合わせの事も少し。
スタッフの中で仕事が代わる人がおり、収録のスケジュールを調整しなきゃならない件や、スタジオも新宿メインで使っていたが、違う場所も探しましょうというような事を。
今日は、月初めで病院も営業しているため、私は収録後に急いで薬局へ。
慌しく別れる事になり、話を持ち越しにせざるをえなかったのが残念。
高齢の母親の相談で、お客さんがいらした。
疲れやすいという事で、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を案内した。
しかし、詳しくお話を訊くと、手足が相当に冷えている様子。
そうであれば、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)も良いかもしれないと勧めたところ、とりあえず両方試してみるという事でお買い上げいただいた。
S子さんからメール。
閉店時に、店に押しかけようと皆で画策しているという。
まぁ、いいですけど(笑)
排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに、患者さんが来店。
歯茎の腫れに良く効いたと気に入ってもらえた模様。
でも、歯科医には足を運んで下さいね。
そして、本当に友人たちが押しかけて来る。
閉店時間なのでシャッターを下ろし、血流計で測定したり、ワイワイと。
昨年入院もしたK氏が極めて正常な結果が出て、Iちゃんが「納得いかな~い!」と。
しかし、Iちゃんの“元・彼氏”と“元・彼氏だったかな”と“現・友達以上”と“現・不倫相手”が一堂に介するというのは、なんのドラマの脚本だよ(笑)
「男が途切れないねぇ」とは皆の見解。
皆で夕飯をと、『ビッグボーイ』へ移動。
車組と電車組がおり、電車組は歩きで、私は自転車で。
『ビッグボーイ』に到着すると、先に着いていた車組が予約を入れていたようで、中に入ろうとしたら携帯電話が鳴った。
表示を見ると、自衛隊員のS氏から。
私は基本的には携帯への電話は出ないで、留守録にメッセージが入っているかどうかで重要度を確認してから折り返しなのだけれど、S氏からの電話は入った時に出ないと、今度いつ繋がるか分からない。
案の定、電話に出たら豪雪地帯への救援のために待機命令が出て、数日後に出動だとの事。
S氏の弁によれば、「待機命令が禁固刑で、出動命令が懲役刑です」と。
幸い日本の自衛隊には銃殺刑が無いから、しようと思えば脱走もできるんですが、自衛隊法が改正されたらどうなるかなんて馬鹿話もしつつ、お互いの近況報告などを。
そんな電話をしている間に電車組も到着したのだが、そのまま話し続けた。
部隊が移動したりすると、電波が届かなくて携帯電話もメールも使えなくなるので、ホント話せる時に話をしないと。
電話を切って店内に入ったところで、ちょうど席へと案内される事に。
8人の大所帯で席が確保できて良かった。
ワインを飲みたいなと思ったものの、実は体調がまだ万全ではなく、I氏に一緒に飲みませんかと持ちかける。(体調が悪けりゃ飲むな)
ところが、注文したワインが来なかった。
食べ物は揃ったところで店員が伝票を持ってきて、「ご注文の品は以上でお揃いでしょうか」ともなんにも訊かずに、無言で置いていった。
この段階でカチン。
まぁ、いいんである。
注文を忘れられるのは1回や2回じゃない。
注文したデザートが来ないまま閉店時間になって、危うく追い出されるところだった事もある。
いちいち腹を立ててたら、気分が悪い。
売り忘れられた商品は、買わなければいいだけの事。
そう思っていたら、周囲も来ていない事に気づいてしまった。
で、気を利かせてくれて店員さんに声をかけてくれたのだけれど、もう食べ終えちゃったし今から飲んでもなんだから断った。
そもそも、注文した品が揃ったかどうかを確認もせずに伝票を置いていったのが手抜き。
それで、わざわざ忘れられた物を買って儲けさせてやる謂れは無い。
そしたら、さきほどの伝票を置いていった店員さんが謝りに来た。
コレ自体は当然の良い対応。
しかし、ここでマトモに応じると説教モードに入ってしまい、ますます泥沼なんて事に。
私1人の時には構わないけれど、他に人がいる時に面倒は避けたい。
ついて出た言葉が、
「いいです、“いつも”の事ですから」と一言。
いかん、かえってイヤミになってしまったσ(^◇^;)。
「あ~」と周囲からの声。
なんか変なスイッチが入ってしまい、皆には申し訳ない。
皆と別れて、夜になってからチャットに入ると、一部の人はそろそろ帰り着いたくらいの時間。
I氏が入ってきたので、先ほどはすいませんと言っておく。
「何をそんなに気にするので」とI氏に訊かれる。
いや、ホントに回数が多くて(^_^;)
黒焦げのハンバーグがなんの疑いも無く出されたり、奥さんが熱いコーヒーをかけられたり、相性悪いんじゃないかと思えるくらいで。
S子さんからは、「じゃあ次回は違う店に行きます~?」と言われたけれど、これはもう自分が呼び込んでるんじゃあるまいか。
今日行った店の隣にある『おたる』という回転寿司じゃ、ネタがことごとくシャリの横に落ちてるのが続けて出たり、斜め向かいの『サイゼリヤ』でも注文忘れは当たり前だし、近くの『ジョナサン』じゃ8回行って注文を忘れられなかったのが2回だけだったり。
「あのエリア自体、何かあるのかも( ̄□ ̄;)!!」とI氏には驚かれる。
天然全開ネタの宝庫のS子さんにすら、「埼玉県民特有とか?」などと言われる始末(苦笑)
おそらくは、単純にバイトの回転が早いだけだど思うんだけど。
メチャクチャ良い店員が入る時もあるので。
どこの高級レストランだよってくらいの人が(笑)
まぁ、アルバイトは臨時雇いみたいなものではあるけれど、そういう良い人材を確保して残しておけないとしたら、会社にとってはモッタイナイ話だと思う。
≪育児日記≫
今日は、旦那がどこか出かけたらしく、いなかった。
体調は良くなさそうなのに、付き合いは欠かさない人なんで、具合悪くても行くのよね。
それで、たぶん疲れてるんだろうと思う。
私は次郎とマンションにいた。
少し掃除したりしていた。
次郎も風邪がまだ治らないようなんで、部屋も綺麗にした方がいいと思った。
布団もベランダに干したりした。
そんな時は、1人で遊んでくれるので、前に比べてずっと楽にはなった。
午後から少し薬局にも顔を出した。
次郎を散歩させて休憩するために薬局に行き、私はコーヒーを飲んだりした。
次郎にも、麦茶なんか飲ませて落ち着かせた。
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◆1月8日(日)/2006年◆
う~、咽喉が痛い。
外から触ってみても腫れてるのが分かる。
咽喉がせばまって息をするのも苦しい。
そして、そこはかとなく吐き気も。
昨日、ワイン飲まなくて良かったね(笑)
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)と桔梗石膏(ききょうせっこう)を飲んでおく。
桔梗湯(ききょうとう)に冷やす作用の強い石膏が入っていて、効き目は確か。
ただし、私のように胃腸が弱いと下痢しやすいので経過観察を慎重に。
旦那さんの相談で、お客さんがいらした。
脳梗塞で倒れて、言語障害と左半身が麻痺しており、病院での治療の他に漢方薬を試したいとの事だった。
しかし、脳梗塞という明確な効能を提示している漢方薬など無い。
それに、おそらくは血液関係の薬を使っているはずだ。
服用している薬について尋ねてみたが、ちょっと分からないという。
ううむ、困ったな。
食欲はちゃんとあり、リハビリにも積極的に取り組んでいるらしい。
体は丈夫なんですね。
それでしたら、漢方薬ではありませんが、健康食品の錦上四川富貴廣(きんじょうしせんふうきこう)を試されてはいかがでしょう。
成分の1つ田七人参は、血栓による脳梗塞にも効果が期待できるとされています。
お昼に奥さんが来て、『ジョナサン』に行きたいと言い出す。
私としては、昨日があんなだったし、食欲も無いから嫌なんだけどな。
でも、昨日ビッグボーイに行ったのを「ズルイ」と言われては、連れてかない訳にもいかず。
先に次郎を連れて行かせ、やむなく後から出かけて、私は紅茶だけを注文。
店員の女の子の話し方が、語尾上がりで、やけに強く聞こえる。
「~ですかぁ?」と。
なんだよ、注文しちゃ悪いかよ、という気分になる。
だから、その喋り方は損だよと思ったけれど、ああ“ツンデレ喫茶”だったら、こういう喋りの子がメインになるのかと思ったり。
顔は可愛く、これは案外ハマる男がいるかもしれん(笑)
そうそう、以前に“ツンデレ喫茶”のネタとして、お客の来店頻度を情報カードで管理して、最初の頃はツンツンした態度で接客し、来店頻度が増えると甘えた態度で接客するというのを考えたのだけれど、本当(?)のツンデレ好きには、それでは駄目なんだそうな。
なんの書籍で読んだのか失念したが、例えば形を崩したハンバーグを持ってきて、「これさっきアタシが間違えて床に落としたのを踏んづけちゃったんだけど、食べてくれますゥ?」くらいでないと、ツンデレ好きは喜ばないと。
うーむ、深い。
私は次郎を連れて店に戻り、奥さんは洗濯物を取り込みにマンションに帰った。
頭痛の相談を患者さんからされ呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が思い浮かぶが、詳しく尋ねると慢性的な偏頭痛とも違い、どうやら風邪のようだ。
それなら葛根湯(かっこんとう)の方が合いそう。
しかし、肩こりなどは無いらしく、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)の方が、なお良いかと思い案内した。
川きゅう茶調散は他に、ストレス性の頭痛にも効果がある。
発送する商品の集荷に、日通ペリカン便のドライバーが来た。
荷物の箱には、いつも発送伝票をセロテープで添付するだけで直接は貼っていない。
そしたら今日は、「こうやって伝票を貼っておいてね」と、普通に箱の上部に貼ってみせてドライバーさんに言われた。
いや、前はそうしてたんですけどね、他のドライバーさんに貼り方をゴチャゴチャ言われてから、お任せする事にしたんですよ。
「そういうことを言うドライバーがいるの?」
いるんですよ。
おそらく、トラックの荷台から自分が取り出すいやすいようにしたかったんでしょうけど。
姉の旦那さんの頭痛の相談という事で、お客さんが来店。
交通事故に遭ってから慢性の頭痛持ちなのだが、バファリンなどの鎮痛剤が合わないので漢方薬をと頼まれる。
しかし、交通事故そのものは20年以上前だとの事。
詳しくお話を訊いてみたら、最近に肺の手術をしたらしい。
むしろ、そっちの方が影響しているのではないか。
五積散(ごしゃくさん)をと考えたが、しかしやっぱり主訴の方が大事と思い直し、まずは呉茱萸湯から試してもらう事にした。
お母んが商店会の新年会に出かけた。
19時を過ぎた頃から、だ~れも来ない。
店の前の通りもシーーーーーーーーーーーーーンと静まり返っている。
気が抜けたのか、具合が急速に悪くなって奥の座敷でゴロリ。
そのまま、結構深く眠ってしまった。
一応は、お客さんが入ってきたら音で知らせてくれる報知機をセットしておいたのだけれど、本当に誰も来なかったようだ。
起きたら、とっくに閉店時間を過ぎていて慌ててシャッターを下ろした。
しかし、後はゴミをまとめて帰るだけなのだが、なんだかその力が湧かず、また横になってしまった。
そしたら、シャッターを叩く音が。
店を閉めた後に患者さんが来ることも珍しくなく、「はーい」と開けたら、商店会の人たちが。
お母んが新年会で酒を飲んだら酔いが回り過ぎたらしく、送ってきてくれた様子。
お手数をおかけしてすいません。
自転車まで、引いて持ってきてもらってしまった。
お母んの肩を抱いて、奥の座敷へ連れて行くと、そのまま寝てしまった。
あうっ、これじゃ帰れないじゃないですか(^_^;)
やむなく、パソコンでの事務作業を進める。
2時間ほどして目を覚ましたお母んが、五苓散(ごれいさん)を欲しいというので渡す。
吐き気がするのか。
それから、実家に電話して弟に、お母んが酔い潰れてるから夕飯は冷凍食品を温めて食べるように伝えた。
それも、お母んに頼まれたので。
私の弟は、大変素直で良い子に育ったため、二十代後半になっても、指示をしてあげないと何も食べないという事があるのだ。
カップラーメンくらい作れよと思うのだが。
6日に仙台市の『光ケ丘スペルマン病院』から連れ去られた生後11日の男児が、仙台市内の病院で発見され無事に保護されたというニュース。
報道によると、7日には院長宛に男児の解放と引き換えに現金6150万円を要求する脅迫文が朝日新聞系列の販売店で見つかり、身代金目的の営利誘拐となったらしい。
それで、途中から報道される事柄が同じような内容の繰り返しになったのか。
報道協定というヤツで。
犯人も逮捕され、50代の自称貿易商の男と30代の女の妻、そして手伝いとみられる男の3人組。
だからさ、営利誘拐は成功率が低いんだってばさ。
直接関係の無い相手を脅迫するというのはアイデアの1つとしては面白いけれど、連絡や受け渡しで警察と接触する機会が増えるから、その点をなんとかしなきゃ。
それに、なんだその中途半端な金額は(笑)
しかも、「6000万とその上に20万入りの封筒が5枚、10万入りの封筒が5枚」と細かく指示してあったらしい。
過去の新生児連れ去り事件が、新生児そのものが目的だった事からすると、今回は危ないと思っていたのだが、まずは良かった。
なにしろ、乳幼児は手間がかかる。
これほど連れ去るのに不都合な人質は無い。
身代金の受け取りを諦めて、ちゃんと返したのは評価してやるけど。
一方で、なんだ身代金目的かよ、とガッカリもした。
どーでもいいのだけれど、新生児を狙った身代金目的誘拐・略取事件は実に30年ぶりだそうな。
≪育児日記≫
今日は天気も良かったし、何か外食したい気分だったので、お昼頃ジョナサンに行った。
旦那は体調が最悪らしく、後から来てドリンクしか頼まなかった。
私と次郎は先に注文してて、次郎にはお子様セットのパンケーキを頼んで食べさせた。
しかし食べる時、ベタベタにそこら中してしまうので、とても大変だった。
手は、もう手づかみで食べようとするので、ものすごいことになる。
私は、近くの皿とか次郎が下に落としたりしないように気を配るので、何か食べた気がしなかった。
旦那は、物も話せないほどに咽喉が腫れてるらしく、いつもより無口なんで、次郎は何かいつもと違う雰囲気を感じ取っていたらしくって、すぐに泣いたりした。
ちょっと情緒不安定になっていたみたいだった。
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◆1月9日(月)/2006年◆
いったん寝たはずなのに、次郎が例によって大泣きして一緒に目を覚ました。
奥さんがオッパイをあげようとするが、それでも泣き止まず。
何時なのかと思ったら、まだ夜明け前の4時。
そしたら、奥さんが「お腹が空いた」とか言い出した。
なんだかなぁ。
即席のヤキソバなんかはあるが、オニギリが食べたいとか。
まぁ、私も起きてしまったから何か食べるかな。
仕方なく、近くのセブンイレブンでオニギリとヤキソバを購入。
それと、キリンビールが焼き物のタンブラーとセットで売っていたので、それもついでに。
帰って食べ始めると、次郎が手を伸ばしてくる。
なんだよ、オマエもお腹が空いてるのかよ。
オニギリを少し分けたら、バクバクと食べ始めた。
う~ん、夜中じゃないけど食べさせていいのかしらん。
私も、こんな時間にビールを飲んでて良いのか。
まだ、咽喉が腫れてるんですけど。
食べ終えたら、次郎はアッサリと寝入ってしまった。
携帯が鳴って起こされる。
もう、だいぶ日が高くなっているようで、カーテンの隙間からは太陽光がサンサンと。
電話は薬局からで、処方箋を持った患者さんが来たのだが、パソコンへの入力ができないらしい。
5分で着替えて駆けつける。
朝食を食べていなかったため、お昼を兼ねて八宝菜を食べる。
今日は、ワイドショーはやってないのか。
慌てて来たわりには、その後は1人しかお客さんが来ないまま。
夕方近くになって、やっと患者さんが続いて来たり。
続いては来なくていいんだがなぁ(笑)
腰痛の患者さんが、痛いというより痺れる感じがするというので、疎経活血湯(そけいかっけつとう)を案内した。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を買いに、お客さんが来店。
先日、高齢の母親が疲れやすいという事で案内したのだが、良い感じなので、しばらく続けてみると。
それから、冷え症という事で勧めた当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)を飲ませてみたら、本人は温かくなったと言っているそうだ。
服用時の様子のメモをつけているそうだから、経過が分かりやすいかも。
他の患者さんにも真似してもらいたいところ。
宅配便で米が届いた。
お母んや親類が、新潟の農家に注文してある物で、うちはそのお裾分けを貰っている。
本当は明日到着のはずだったのだけれど、大雪で到着が遅れるのを心配して早めに送ってくれたらしい。
電話で軟膏の相談をされ、けっこう強い薬を求められる。
処方箋が無いと売れない薬である。
とりあえず、詳しいお話を聞くために店に来てもらうよう勧めた。
そして、店にいらしたので詳しく聞くと赤ん坊が痒がっているという。
で、前に自分が皮膚疾患で病院にかかった時に処方された痒み止めを使っていたのだが無くなったので、同じ物が欲しいという。
しかし、その現物を見せられてギャッ!!Σ( ̄□ ̄;)
ステロイド軟膏である。
それも、一番強い物から数えて次に強いとされる物。
そんな物を赤ん坊に使ってはイケマセン。
もちろん使う例もあるのだけど、それは医師の診察を受けて、他に選択肢が無い場合に、仕方なく使う物で。
「子供が可哀想だからさぁ」
その気持ちは分かりますが、子供の事を考えれるのであれば、こんな強い物を使う方が、後で可哀想な事になってしまう。
薬物性の皮膚炎にでもなったら、後は有効な塗り薬は無くて、むしろ痒みに対する興奮を抑えるための精神安定剤を飲ませるくらい。
とにかく、弱くて肌に優しい物を勧めて、無理やり納得(?)してもらう。
それに、患部の状態を聞いた限りでは、うちの次郎の湿疹よりも軽いみたいだし。
双参(そうじん)を買いに患者さんが来店。
まだ家にあるにはあるものの、用心のためにと。
年初から疲れて倒れると大変ですからね。
患者さんが、「風邪薬を下さい」と入ってくるなり言って総合風薬を手にされた。
「初期ですか?」と尋ねるが、「そう」としか答えてもらえず。
念のため、もう少し情報をと思い症状を訊くと、すでに熱が出ているようだ。
熱が出てきているのでは、もう初期じゃないです。
うーん、麻黄湯(まおうとう)と地竜(ぢりゅう)の組み合わせが良いんだけどな。
しかし、希望された物を売らない訳にもいかないので、総合風邪薬を渡した。
朝日新聞の読者投稿欄『声』を読む。
野菜を包むセロハンなどは、資源の無駄なうえ、余計な手間をかけさせて価格を高くしてるという批判。
曲がった野菜や泥がついていると売れないというのは、私も嘆かわしいと思う。
しかし、無駄の価値も無視できない。
セロハンを作り、それで生計を立ててる人もいるのだ。
文中ではビニール製品がリサイクルされている事は認識しているようで、それならば、そういうところまで考えて欲しいとも思う。
無駄を省いて“仕事”を減らしていく事をつきつめたら、それこそ経済格差が広がるというもの。
他には、憲法9条の改正について。
私も、この条文は誇り高いと思う。
一切の“国家間”の戦争の放棄。
「カッコイイ」ではないか。
しかし、戦争が国家間のものでなくなってしまった事は考えなければならないのが現実。
それに、護憲派の「9条があるから日本は戦争に巻き込まれなくて済んだ」という考えには賛同できない。
あまりに能天気に過ぎるように思えて。
例えば湾岸戦争の時、日本は人を出さない代わりに1兆円以上を拠出した。
それだけの予算を、医療費など福祉に使っていれば、どれほどの人が救われたか。
目に付くところで人が死ぬのは嫌だけど、知らないところで死ぬ分には構わないと言ってるようなものにしか思えないのだ、私には。
ネットニュースでは、「お腹に来る風邪」と呼ばれる感染性胃腸炎が急増中だと取り上げていた。
私も年末から年始にかけてなったのは、コレかもしれないアレである。
感染性胃腸炎は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱が主な症状で、原因はウイルスや細菌、原虫など多岐に渡る。
しかし、今の時期はノロウイルスが大半を占めるとされており、昨年暮れから今年の年始にかけて広島県の特養施設で入所者7人が死亡したのは、このノロウイルスによる集団感染だったとされる。
このノロウイルス、やっかいなのは寒いほど長生きすると考えられている点。
通常は、適切に水分補給をすれば1日程度でも回復するほどで強くないものの、そんな訳で感染する可能性は高いため油断できない。
そして気をつけなければならないのは、下痢をした時に下痢止めを飲んではいけないという事。
そもそも嘔吐や下痢は、体内から不要な物や毒となる物を緊急的に体外に出そうとする自己防衛機能の一つ。
それを強制的に止めるという事は、原因となる物を体内に留めて症状を悪化させる事になってしまうのだ。
漢方薬では、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)が予防と治療になり、嘔吐と下痢が激しい時には、五苓散(ごれいさんが)脱水症状を防ぐのに役に立つので、覚えておいてもらいたい。
………って、忘れてたんですけどね、私(^_^;)
(2005年12月31日の日記参照)
他に、目の不自由な人は、健常者が聞き取れる速度より2~3倍速くした音声でも理解できる事が分かったという記事を見つけた。
漫画なんかじゃ、目の見えない剣客が気配で敵を察するなんて描写があったりするけれど、聞き取り速度が速いとは。
その実験をしたのは、東京大先端科学技術研究センターで、パソコン上の文字を読み上げる音声合成ソフトを使い、速度を速めていったそうだ。
内容が良く分かる最適速度でも1分当たり約700~900字、最高速度でも1分当たり約1000字以上は聞き取っておおまかに理解できたという。
通常のソフトの初期設定は1分当たり約500字だそうだから、倍の速さな訳だが、その実験に参加した人は「このくらい聞けて当たり前と思っていた」
とか。
速度を変更できるプレイヤーソフトで歌を早くしてみれば分かるけど、倍速ってかなり早いぞ。
単純に二倍で済むような速さではない。
無意識の訓練の結果か。
≪育児日記≫
今日は、世間は成人の日だった。
また、どこかの新成人が暴れたというようなニュースが流れた。
サスケが仲裁に入ったところもあったらしい。
サミットに次郎を連れて行くと、着物を着た成人の女の子が何人か歩いたり、車に乗ったりしてるのを見かけた。
天気も良くて、少し暖かかったので、次郎もベビーカーで気持ち良さそうにしていた。
次郎はやっぱり歩きたいみたいで、薬局に行って降ろすと喜んで歩き回る。
おなかも空いてるらしく、買ってきた御飯をすぐに食べてしまった。
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