• タグ別アーカイブ: 駆風解毒湯
  • 飲んでる薬があったら先に教えて下さいな

     咳止めを求めて来店したお客様が漢方薬の棚を眺めていて、『麦門冬湯』『五虎湯』の違いを尋ねられた。
     『麦門冬湯』は肺を潤して乾燥性の咳を止め、『五虎湯』は麻黄で熱を発散し石膏で冷やして熱感のある咳を止めますと説明。
     お客様は、かなり体格がガッシリしていて体力もあるようなので、『麦門冬湯』では効きが弱いだろうと思い、『五虎湯』の方を勧めた。
     そして、お会計をする段になってから、ロキソニンを服用していることを告げられた。
     ありゃん、やらかしちゃったよ(;´・ω・)
     他に服用している薬が無いか、早い段階で尋ねるべきだった。
     まぁ、ロキソニンとぶつかる事は無いけど、「漢方薬だから安心」みたいなことを仰るので、そんな事はありませんよと説明し、担当の医師にも市販で咳止めを買った事を知らせて下さいねと念押しした。
     お薬手帳は家にあるそうなので、ついでに『五虎湯』の成分の部分を貼り付けちゃって下さいな。
     処方薬と市販薬とを一元管理した方が良いですから。
     あと、お薬手帳は家に置いておくより、普段から持ち歩きましょう。
     出先での災害や事故から救助された時に、救護の参考になりますから。
     以前に知人のレスキュー隊員からも、「助けても痛み止めすら使えない」って言われているので。
     発熱したという事で、『バファリン』を求めて来店したお客様に、『ルルアタックFX』を案内したところ、パッケージの効能に「さむけ」と書いてあるため、適応しないと思われた。
     確かに寒気は無いらしいんだけど、まだ汗をかいていない様子なので、これからさらに発熱すると予想。
     成分に含まれている麻黄つながりで『麻黄湯』の説明をしたら、現代薬と漢方薬のハイブリッドという点に納得いったらしく、お買い上げいただいた。
     中学生の娘さんが喉の痛みを訴えているという事で、母親が来店。
     『駆風解毒湯』を案内してみたが、頭痛など風邪の予感がすると本人が言ってるそうなので『銀翹散』の方に変更した。
     ううん、又聞きで薬を選ぶのって難しいんだよねぇ。
     携帯電話などで直接お話ができると良いのだけれど、こちらから持ちかける訳にもいかず。

     

  • うがい薬だけでは、喉の痛みは治りません

     『キャベジン』と『正露丸』を求めて、患者さんが来店。
     お腹が冷えて下痢をしやすく、その時にはお腹をカイロで温めて正露丸を飲むと治るのだとか。
     いやぁ、それは正露丸が効いたんじゃなくて、カイロで温めたのが功を奏したんじゃないですかねぇ。
     冷え腹の下痢に使う漢方薬として『胃苓湯』をご案内したところ、お買い上げいただけた。
     ちなみに、その時には確認しなかったのだけれど、お腹を温めるときには右の肋骨の下辺りを温めると良いです。
     真ん中で胃を温めると気持ち悪くなるし、右の脇腹は大腸を温めるのと肝臓を冷えから守るのに適しているので。
     高校生の息子さんの代理で、お客様が来店。
     喉の痛みと不快感を訴えているという。
     うがい薬を息子さんから頼まれたそうなのだが、イソジンの匂いが苦手とのことで、『新コルゲンコーワうがいぐすり』と『イソジンうがい薬P ほんのりフルーティー』を案内した。
     ただ、うがい薬だけでは症状は改善しないだろうから『駆風解毒湯』を勧めたら、一緒にお買い上げいただけた。

     

  • 嘘の結婚記念日

     嘘の結婚のつもりで、エイプリルフールの仏滅の日に結婚したはずなのに、もう10年越えか。
     次郎まで、「ああ、そういうことね(笑)」とか言い出すし。
     何が、「そういうこと」なんだ(^_^;)
     中学生になった娘さんの鼻炎の相談で、母親が来店。
     年齢が年齢なので、まずは『パブロン鼻炎カプセル小児用』を案内したけど、「眠くならない物を」との要望を受けたため、漢方薬の『小青龍湯』(鼻水・クシャミ)と『葛根湯加川きゅう辛夷』(鼻づまり)を紹介した。
     しかし、漢方薬に躊躇したのか、今日のところは、「本人に確認してみます」と帰られた。
     うーん、まぁ仕方ないかぁ。
     高校生の息子さんが、のどの痛みを訴えているとのことで、母親が来店。
     これまた眠くならない物をとの要望を受けて、『駆風解毒湯』をお勧めして、お買い上げいただいた。
     花粉症の季節、熱などの風邪の兆候は無いようだから、もしかすると花粉症が喉に来ているのかもしれませんと説明して、肺を潤す『麦門冬湯』も紹介しておいた。
     喉の症状について花粉症の話をすると、半分くらいのお客様には驚かれる。

     

  • アフィリエイト商品一覧

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    商品名

    商品ID

    五苓黄解(ごれいおうげ)…液剤50本jps-gorei
    婦人華(ふじんげ)…錠剤150日分fujin_t
    婦人華(ふじんげ)…顆粒60日分fujin_k
    プリズマホルモン錠(320錠)prizma-320
    駆風解毒湯(くふうげどくとう)15日分jps-kufu
    レンシン(98包)renshin98
    レンシン(56包)renshin56
    レンシン(28包)renshin28
    地竜(ぢりゅう)50日分ziryu
    順気散(じゅんきさん)30包jps-junki30
    順気散(じゅんきさん)60包jps-junki60
    乙字湯(おつじとう)…顆粒9週間分tj3
    乙字湯(おつじとう)…液剤15日分jps3d
     

  • ≪通巻243号≫
    医師に相談した方が/まんまと騙された男/焼き芋とカレーで満腹/キーボードが不具合

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      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                     ≪通巻243号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※11月1日(火)……医師に相談した方が
        
    ※11月2日(水)……まんまと騙された男
    ※11月3日(木)……焼き芋とカレーで満腹
    ※11月4日(金)……キーボードが不具合
    *************************** 今号の平凡な日記 *************************
    ◆11月1日(火)/2005年◆
     咳の相談で患者さんが来店。
     実は以前に、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)を前に買っていかれた事があるのに、今回は風邪をひいた時に飲まなかったという。
     ありゃん、地竜は気管支炎にも効きますよとお話したはずなのに。
     風邪の方は治っているようなので、麦門冬湯(ばくもんどうとう)麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を咳止めに当てる事にした。
     食欲が落ちているという相談で患者さんがいらした。
     胃が痛かったり、お腹の具合が悪かったりという事が無いか尋ねてみたが、どうもハッキリしない。
     ただの胃の疲れという感じでもない。
     病院には通っているようなので、担当の医師にその事を伝えたかを訊くと、「言わないって。検査されちゃうでしょ」と仰る。
     検査してもらった方が良いのでは(^_^;)
     その段になって、抗がん剤を飲んでいる事を教えられた。
     その副作用ではなくて?
    「分からないわよ」
     なおさら担当の医師に相談した方が良いと思いますが。
    「忙しいのよ」
     ええと、癌の治療をしているのであれば、心配かと(・_・;)
     奥さんから電話が入った。
     携帯電話と鍵が見つからなくて家を出られないと。
     次郎が、どこだかに持って行ってしまったらしい。
     最近、多いんだよねー。
     元の所に戻してくれりゃいいのに(笑)
     携帯は、私の方から鳴らしたら見つかった模様。
     しかし、鍵は見つからないという。
     しょうがねぇなぁ(^_^;)
     いったん家に行ってみる。
     次郎の視線になれば見つかるだろうと、腰を低くして部屋の中を歩き回った。
     うう、中腰はツライ。
     しかし、次郎が歩き回りそうな範囲をその姿勢で動いてみたらテレビの前で見つかった。
     なんだ、すぐ見つかるじゃん。
     麻黄湯地竜を買いに患者さんがみえたが、今は咽喉が痛いだけとの事だったので、桔梗湯(ききょうとう)駆風解毒湯(くふうげどくとう)のどちらかで良いだろうと案内した。
     今日のところは桔梗湯を。
     しかし、すぐにまた戻ってきて駆風解毒湯もお買い上げ。
     地竜を買いにいらした患者さんが、麦門冬湯もと注文された。
     風邪のような気もするけれど、花粉症もあるからと。
     今日の午前中に、東京証券取引所がシステムダウンしたまま取引時間になっても回復せず、全銘柄について売買を停止したというニュースがあった。
     原因は先月、取引量の増大を受けてシステムを拡張した際にデータを動かしたのに、それを修正しなかったプログラムミスが原因だとか。
     ああ、なんか身につまされるわ。
     サイト内のcgiの設置で、似たようなミスを何度繰り返した事か。
     規模が違うだけで、うっかりミスというのは変わらない。
     気をつけないといけませんな。
    ≪育児日記≫
     今日は、11月になった。
     明日妹が来るので、昼から布団を干したり掃除したりした。
     前はよく次郎は、掃除とかしていると大泣きしてたのが、今はようやくあまり泣かなくなった。
     オモチャとか遊んでくれるようにもなったので、ずいぶん楽になったけど。
     それでも1時間ぐらいが限度みたいだった。
     足にまとわりついてくるので、ちょっとと思ったが、できるだけ怒らないように心がけた。
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    ◆11月2日(水)/2005年◆
     今日は月初めで休日前という事もあり、店が混む混む。
     朝食を店でと思っていたら、あれよあれよと正午を回り、午後になっても何も食べられず。
     お茶だけで凌いだ。
     やっと昼食にありつき、テレビでワイドショーを観ていたら、太田区での桜の木の伐採に関する事をやっていた。
     なんでも、桜の木のある土地の所有者が亡くなって、管理を任されていた不動産業者がマンション建設のために、桜の木の伐採を決めたため、地域住民が反対運動を起こしているそうな。
     しかし、番組としては横暴な不動産業者と、地元の緑を守ろうとする地域住民という構図を見せようとしてるのかもしれないが、どうにも地域住民の方が横暴なように見えてしまった。
     伐採業者に「恥を知れ!」とか叫んでるのなんか、「アンタが恥を知りなさい」とツッコミを入れたくなる。
    「工事を諦めて区に買ってもらえばいいんだよ」という住民も。
     それをするのはアンタたちだろ。
     地域住民がリースするとかはどうよ。
     現地は、空気汚染が国内ワースト1だとかで、その中にあって数十年、楽しませてもらった桜なのだとか。
     だったら今まで、なんにもしてこないで楽しんできた訳でしょう。
     他人の土地の桜を。
     どうして所有者の生前に感謝の気持ちを伝えなかったのか。
     生きているうちに、桜の木を残す約束を取り付けておけば良かったではないか。
     突然の工事だと言うけれど、自分たちが何もしてこなかっただけ。
     ミットモナイよ。
     ただ、不動産業者の方も、こんな環境の悪そうなところにマンションを建てて採算が取れるのかね。
     取材に対しては、別な桜をマンションの敷地内に植えると答えていたけれど。
     区が移植を検討したところ、育ちきった桜の木を植え替えても根が付かず枯れてしまうという事が分かっているため、不動産業者としても伐採しなければならなかったらしい。
     ぜひ、ちゃんと約束を守って、横暴な地域住民を見返してやってもらいたい。
     あっ、その時には地域住民には有料でも良いかと(・_・)
     電話で、柿の葉茶があるかとの問い合わせ。
     取り扱ってはいないけれど、注文していただければ仕入れます。
     しかし目的を尋ねると、高血圧を治すためだという。
     しかも、病院からは降圧剤を処方されているらしい。
     ううん、柿の葉茶を高血圧の治療に使うというのは気休めにもなりませんが。
     よろしければ、一度お店にいらして下さいとお話した。
     五積散(ごしゃくさん)を買いにお客さんが来店。
     成人の息子さんが仕事でパソコンをしていて、目の疲れと肩こりを訴えているとの事で以前に勧めた物。
     どうやら効果があったらしく頼まれたという。
     偉く威勢のいいオバチャンが来店し、咽喉の痛みを相談される。
     今朝起きた時からで、ノド飴で凌いでいたのだが、飴を舐めるのに飽きたと。
     桔梗湯(ききょうとう)を案内してから、葛根湯(かっこんとう)も一緒に飲むと効果が上がりますと説明したら、一緒に買っていただけた。
     漢方薬は苦手では無いようなので、桔梗湯の方はお湯に溶かして患部である咽喉に当たるように飲む方法を教えた。
     その方が、より効く。
     問屋さんが来訪。
     ホカロンを入荷したのだが、なんとパッケージにペ・ヨンジュンの写真入り。
     うげっ、今シーズンに売れ残ったら困るじゃないですか。
     持ってきた問屋さんも、「嫌いな人はどうするんでしょうね」と。
     ですよねぇ。
     私なんか以前に、マクドナルドが他社とタイアップした時に、ドリンクカップからハンバーガーの包み紙まで大嫌いなキャラクターが印刷されていて、ノーマルな物に取り替えてもらった事がある。
     困ったね、どうも。
     病院から処方されている薬を受け取りに患者さんがいらした。
     すると、薬局で同じ薬は買えないかと相談された。
     処方されている薬は、睡眠薬の一種。
     とても店頭では扱えない。
     効果がグッと落ちる鎮静剤ならありますが。
     しかし、値段を見て「高いねぇ」と。
     それはそうです。
     病院で処方されている薬は、保健が適用されてるから安く思える訳で。
     奥さんの妹が到着して、『健康ランド武蔵野』で風呂のついでに夕食を摂る事になった。
     http://www.musashino-kaikan.com/
     例によって、無料券が手に入ったので。
     そうでもなければ、こんな値段と居心地の釣り合わない所になんか来ない。
     それでも、以前に比べたら料理がマシになったねぇ。
     ちゃんと、作ったらしい味噌汁が出るし(笑)
     弁当持込を許してくれなきゃ納得イカン、と思ってた頃に比べてマシという程度ではあるけれど。
     マンションに帰ってから、1人で『RED SHADOW 赤影』の続きを鑑賞。
     DVDを、今夜中に返却しなきゃならないので。
     苦行だ。
     (10月28日/2005年の日記参照)


     主人公たちが現代的なのはともかく、忍者が人一人を殺したくらいで気に病んだあげくに抜け忍になるってのはどーよ。
     アクションシーンはカメラワークだけに頼ってるから単調で、肉体的な痛みを感じられない。
     これでは、先のような人を殺す事に疑問を持つというのも観客に伝わらないではないか。
     そして、てっきりヒロインかと思ったくの一は、中盤でアッサリと死に、赤影は綺麗さっぱり彼女のことを忘れて、姫様に熱を入れる。
     切り替えが早いな、オイ(笑)
     抜け忍になったはずの仲間も、これまた何事も無かったかのように赤影を助けるし。
     細かいところに拘らない人たちばかりで、困ってしまう。
     なぁなぁに生きてる忍者たちの青春群像劇?
     自分で言っててワケワカラン。
     観終わって、速攻で返却してきた。
     気分直しに、深夜のチャット。
     K氏が、東京で15歳の女子高生にデリヘル嬢をさせていた経営者が逮捕されたというニュースを持ち出せば、「小、中学生と偽っていた」というのがケシカランですなと返す(笑)
     怒るところがチガウだろ。>自分
     そこから、セックスの話に。
     体が未成熟だと、アソコの裂傷と、それによる細菌感染が心配。
     さらに、締りが良い方が好きか、緩い方が好きかという下世話な方向へ流れる。
     まぁ、当然だわな(苦笑)
     日本では締りの良さがアソコの具合の良さとして語られる事が多いけれど、それは射精のしやすさと混同しているのではないだろうか。
     特に欧米では、軟らかい方が好まれるそうで、日本では具合が良い時には「締まる」と言うが、あちらでは「ペニスが行方不明になった」というニュアンスの事を言うらしい。
     どういう事かというと、女性の方の性感も高まると、受け入れる側としては、より深く入れてもらうために緩くなるから。
     しかし、生殖行為ではなく商売としてセックスする売春婦としては、男が早く射精てくれた方が効率が良い訳で、どうも売春婦が“楽”だから、締りの良さを自慢したのを、男が鵜呑みにしてしまったようだ。
     回転が良い方が稼ぎが良いのは当然のこと。
     まんまと騙された男の馬鹿さ加減が、しみじみと哀しいですな。
    ≪育児日記≫
     今日、妹が静岡から来た。
     赤羽駅で30分待たされ、くたびれた。
     なんか風邪引きそう、寒かったし。
     次郎は、でも機嫌がいいので助かったけど。
     買い物を川口駅までしにいって、途中、御飯を食べたり、妹とお揃いの服を買えてよかった。
     デパートを周ってる時なんかは、次郎がベビーカーで寝てくれたので、多少なりとも静かだった。
     しかし、階段の上り下りは予想通り大変で、筋肉痛になってしまった。
     夜は、健康ランドへお風呂に入りに行き、義母が次郎を入れてくれたりした。
     妹も気持ちよかったらしく喜んでいた。
     ご飯を食べてから風呂に入ったんだけど、次郎はもう手づかみで食べたりしてるので、もう服は汚れるし、大変だったけど、その分着替えもあったので、少し筋肉痛もやわらいだような?
     あんまり、長湯はしないように気をつけた。
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    ◆11月3日(木)/2005年◆
     今日は、義妹の帰る日だけれど、知り合いの団体さんで焼き芋会があり誘われていたので、一緒に行ってみる事にした。
     せっかく東京の近くまで来たのだから、遊べる所へ出かけてはどうかと勧めたのだけれど、あまりそういう所は興味が無いようだったというのもある。
     奥さんが洗濯などをして、なんやかやとしているうちに予定より出るのが遅くなった。
     なにもこういう時に洗濯しなくてもと思うのに、何故かそういう時に限って主婦の務めを果たそうとするのだから迷惑な(苦笑)
     先にマルエツに行ってサンマとハーブチキンとマシュマロを購入。
     焼き芋会は市からの助成金が出ている事業だそうで、芋はその予算で購入済みという話を聞いていたため、他の焼く物を楽しもうと。
     ちなみに助成金事業の目的は、「お父さんとの休日」というものらしい。
     知らん知らん(笑)
     まぁ、お父さんが子供の前で活躍できる場を作りましょうという事かね。
     もう来るかと思ったら、義妹が携帯電話をマンションに忘れたと取りに戻る。
     待っている間に、東浦和駅行きのバスが行ってしまった。
     やむなく蕨駅行きに乗る。
     そして、蕨駅から浦和駅へ。
     最後に浦和駅から、うらわ営業所行きのバスに乗った。
     バスの終点の手前が、目的地の『さぎ山記念公園』。
     http://www.scvb.or.jp/data/minuma_08.shtml
     ところがこのバス、東浦和駅経由だという案内放送が。
     ガーン!!Σ( ̄□ ̄;)
     貰った焼き芋会のお誘いチラシにも、浦和駅の西口からバスとあるだけで、東浦和駅からも出てるなんて知らなかった。
     えらく遠回りしてしまったぞい。
     バス停を降りると、これがまたえらく辺鄙なところ。
     家が点在し、視界の範囲には店が無く、どちらへ向かって歩き出せば良いものやら。
     そこは道に迷いやすい私。
     考えずに歩き出してから、通りがかりの人に道を尋ねる。
     教えられたのは、歩き出したのとは反対方向。
     良かった、まだそんなに進んでいなくて。
     公園の敷地内にはすぐに入れたものの、公園自体が広くて、これまたどっちへ行ったものか。
     焼き芋をやるのだから、野外炊事場のある方だろうと、奥のキャンプ施設に向かったら、ちゃんと合流できた。
     到着が遅くなったため、すでに芋は焼き上がっていた。
     その芋をもらい、はからずも次郎をお披露目する事に。
     前から名前を知ってる人も、正しく憶えていなかった(苦笑)
     焼き芋の他には、芋煮汁を貰う。
     私はサンマをアルミホイルに包んで焼いた。
     焼き芋会といえば、他の焼き物も持ってくるもんだと思ったんだけど、本当に今回はサツマイモだけなんですな。
     ハーブチキンを出したら、高校生たちから欲しいと言われる。
     まぁ、分けるつもりで持ってきたから。
     食事の後に野外ゲームなどの企画もあるのかと思ったのだが、そういうのは今回は無いという。
     企画を、あれもこれもと詰め込むばかりが能ではないか。
     それに、そんな事をしなくても子供たちは、木に上ったり枯葉を集めたりと、楽しそうに遊んでいた。
     青年のNくんは、子供たちに追い掛け回されて、枯葉をかけられていた。
     次郎はというと、何故か人のいない方いない方へと歩き出す。
     屋根のあるベンチの所が気になるらしく、屋根の隙間からの陽の光を指差しては、「あーあー」と叫んでいた。
     近くで別な家族が子供と遊んでいて、『RC空とぶドラえもん』を飛ばしていた。


     おおっ、飛ぶところを直に見るのは初めて。
     けっこう高くまで飛ぶんですな。
     そして、けっこう勢い良く落ちるんでビックリした(^_^;)
     新しく『RC空とぶドラミちゃん』というのも出ているようだ。
     値段が兄より高いのは、やっぱり優秀なのか(笑)?
     奥さんと義妹は先に帰る事に。
     義妹が靴を買いたいんだとか。
     それならそうと、言ってくれれば良かったのに。
     でも、かといって東京の有名店でというのでもなく、途中のスーパーで買えれば良いらしい。
     良く分からないけど、姉妹でお話しする事もあるか。
     そんな訳で、次郎を置いてかれた。
     自分が置いてかれて泣き出したものの、すぐに忘れて、また人けの無い所へと歩き出す。
     手がかかるのやら、かからないのやら。
     焼き芋会の方は、参加者で記念写真を撮ってお開き。
     企画者の1人のKちゃんから、感想とアンケートを求められた。
     助成金事業なので、市に報告しなければならないんだと。
     お金貰うのは大変ね。
     この後には、某団体のホームページの打ち合わせもする事になっていたのだけれど、とにかく周辺に喫茶店もファミリーレストランも何も無い。
     どうせメンバーが揃ってるんだから、この場で済ませてしまいましょうという事になった。
     幸い、次郎は寝てくれてベビーカーに乗せられた。
     そして、打ち合わせを始めて、来年度の体制などについて話す。
     委員長を務めてくれていたIくんとしては、来年度も長を引き受けるのであれば、体制を固めて欲しいのと、ある程度の議決権を持たせて欲しい様子。
     これには、私も賛成。
     意見が出るだけ出て、最後には運営委員会に諮らないと決定とならない現状では、何もできないに等しい。
     それから、どういう立場で委員会に所属しているのかも明確にしましょうという話になった。
     私やIくんは、やりたいという気持ちもあっての事だが、同時にパソコンに多少なりとも詳しいからと声をかけられた。
     後は、運営委員会に所属しているからとかで、どうも曖昧なメンバーもいる。
     先にも書いたとおり、運営委員会が決定権を持っており、運営委員会に所属しているメンバーが複数いるのに、どうにも運営委員会との意志の疎通が悪い。
     おそらくは、窓口が複数いるのと同じ状態で、自分の責任というものが曖昧なんだろうと指摘した。
     その辺も、今年度は改善していきましょうと、そろそろ周囲が暗くなってきた頃に話をまとめた。
     帰りはバスのつもりでいたのだけれど、雨もポツポツ降ってきて、Sちゃんの車で送ってもらえる事になった。
     ありがとう。
     薬局に送ってもらうまで次郎は起きず、奥さんは妹を見送ってすでに戻ってきていた。
     実は私は、この後にカレーバイキングのオフ会が入っている。
     焼き芋の後にカレーバイキングっておかしいだろう(笑)!!>幹事のI氏
     次郎を奥さんに預けて、お腹いっぱいの状態で、新宿へと出かけた。
     新宿駅東口の交番前で待ち合わせていたのだけれど、私の到着が遅れて、『スターバックス』に皆は移動していた。
     私が悪いんじゃないも~ん。
     焼き芋会があるから行けないと伝えたのに誘った方が悪いんだもん。←居直り
     そんな今日のメンバーは、I氏とS子さんとIちゃんの3人。
     欠席のS氏は、風邪で体調が悪く、特に咽喉をやられてるらしい。
     それじゃあ、カレーは食べられんわな。
     その今日のカレーは、『新宿中村屋』の『カリーバイキング』の予定。
     http://www.nakamuraya.co.jp/honten/f4.html
     ところがまっすぐ向かわず、駅前のファッションショップにIちゃんとS子さんは飛び込んでしまった。
     これだから女は( ̄▽ ̄)
     I氏と共に、ほとんど彼女の買い物に付き合わされる男状態。
     まぁ、見る分には嫌いでは無いけれど、いつ「買って~」と言われるかヒヤヒヤ(笑)
     そして言われたけど無視して、どうにか新宿中村屋に到着。
     バイキングをやっているのは、4階の『ラコンテ』という店。
     ちょっと懐かしい喫茶店といった感じの内装。
     制限時間は90分との事で、カレーを食べるだけなら時間的には余裕かな。
     バイキング専用の席は満員なのでと、普通の席に案内される。
     ソファがフカフカ過ぎて、座ったら沈んだ(笑)
     そして、交代でカレーを取りにいく。
     カレーは全部で6種類。
     野菜カレーやチキンカレー、豆カレーなどがあった。
     ライスは白米とサフランで炊いた物とがあり、ナンも確か2種類あった。
     全種類食べたいので、ライスで皿に土手を作ってカレーを分けて入れた。
     こんな貧乏臭いやり方はアカンかなと思ったら、ちゃんと店側の案内版にも、その方法が書いてあった(苦笑)
     なので、遠慮なく土手を作って、まずは4種類のカレーを盛り付けた。
     豆カレーが意外と辛く、味も申し分の無いもので気に入った。
     S子さんは辛さに弱くて、Iちゃんは刺激物全般に弱いが、6種類の中には辛さや刺激の弱い物もり、大丈夫なようだった。
     でも、今回の企画は確か、「S子さんに辛いカレーを食べさせる」という趣旨だったので、S子さんが辛いカレーをよそっても、あえて口にせずヽ( ´ー`)ノ
    「えーん、なんで教えてくれなかったんですか~(>_<)」
     その代わり(?)、汁物をよそう時に、おたまから器に運ぶまで汁が垂れない秘訣を教えてあげた。
     鍋からおたまに汁物をよそったら、持ち上げる前におたまの底を、汁の表面にチョンと置くだけ。
     こうすると、表面張力の作用によって、そのままだとおたまの側面から底に伝わる汁が、鍋の中に戻されて垂れなくなる。
     奥さんもこの方法を知らなかったな。
     商売で汁物をよそう人なら、基本的なテクニックなのに。
     って、私はそんな商売はしとりませんが、便利なので覚えておいた。
     カレーを食べている時に何故か猥談に少し入り、快楽亭ブラックの『おまん公社』という落語を思い出したのだけれど、あまりに下品なので元になった『ぜんざい公社』の話をしたら、S子さんにオチが通じなくて困った。
     お話は単純で、ぜんざいを作る店が公社化されたらという内容。
    「お餅は焼きますか?」と尋ねられ焼くように頼むと、火気使用許可証の手続きをするように言われたり、次々と書類を書かされて、やっとありついた“ぜんざい”がちっとも甘くない。
     これはどういう事だと抗議をすると、「私たちは公務員ですから、甘い汁は先にいただきました」とオチる。
     ぜんざいを知らなかったのなら仕方ないなと思ったら、肝心のオチの「公務員が甘い汁を吸う」という部分が分からないというので、どこから説明したら良いものやらと(苦笑)
     メルマガのネタ決定(o ̄∇ ̄)o
     しかし、意地悪が祟ったか、お代わり3杯目が悪かったか、絶対に後者だと思うが、満腹で気持ち悪くなってしまった。
     もはや、歩くと吐きそうなくらい。
     やむなく、確保しておいたデザートのケーキをI氏に食べてもらう事に。
     いや、私は食べ物を残すのが大嫌い。
     I氏にあげたのです。
     ううむ、残念無念。
     外に出て涼しい風に当たっても回復せず(そりゃそうだ。その前には焼き芋とサンマとハーブチキンを腹いっぱい食べている)、皆の後をヨロヨロと付いていく。
     時間的にはまだ帰るには早く、IちゃんとS子さんのどちらが言い出したのか、靴を求めて店巡りとなった。
     ただし、私は店の前の歩道で、花壇に腰掛けて休ませてもらう。
     吐きそうだけど、辛い物を吐くと咽喉が痛むから嫌。
     それから、弊店間際の丸井にも立ち寄り、さらにアルタ方面にも行った。
     でも、風に当たりつつ休んだおかげかだいぶ楽になった。
     楽になったところで、帰路に着いた。
     うー、当分カレーはいらない。
    ≪育児日記≫
     今日、妹が夕方帰る日だった。
     その前に、旦那と私と次郎と妹で、焼き芋大会に呼ばれて行った。
     行きに2時間も費やして次郎が機嫌が悪くなる一方だった。
     特にバスの中では飽きちゃって、ものすごい勢いで泣いてしまうので、もううんざり。
     私は少々キレちゃって大変だった。
     でも、目的地に着いたら、次郎は元気に1人で公園をぐるぐると走り回るので、とてものびのびしていて楽しかったようだ。
     夕方過ぎ頃、ポツポツと雨が降ってきたけど、早めに帰った私と妹はその後は知らなかった。
     携帯に次郎は寝たとの連絡が旦那から入ったので、何事もなく安心はしたけれど。
     少しは旦那に預かってもらったので、ものすごくラッキーだったので良かった。
     ゆっくり妹とも話すことができた。
     妹を送ってから薬局に行き、義母に今日の様子を話し、その後、次郎が帰ってくるまでずっと薬局にいた。
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    ◆11月4日(金)/2005年◆
     猪苓湯(ちょれいとう)を買いに患者さんが来店。
     このあいだ使ってもらったばかりなのだが、効いたような効かないようなという感想。
     ううむ、判断の難しいところ。
     効いてるから悪化していないという考え方もできるし。
     とりあえず、1日の服用回数を増やしてみて下さいとお話した。
     能書でも、症状により適宜増減となっていますので。
     Y氏が来訪。
     事前にICレコーダーを借りたいと店にFAXが入っていて、用意しようと確認したら電池切れだった。
     電池を買いに行ってる間に、Y氏が到着したとお母んから電話があり、慌てて戻る。
     引き渡す前に、中のデータをまとめて消去しようとパソコンに接続したら、エラーが出てパソコンが再起動。
     再び同じ操作をすると、またも再起動。
     なんなんだ~(@_@)
     3度めでやっと消去できた。
     お待たせしてスイマセン。
     麻黄湯(まおうとう)を買いに患者さんがいらした。
     今回は風邪との事だったが、秋の花粉症も酷いという話を聞き、そちらには小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を勧めた。
     パソコンのキーボードが急におかしくなった。
     キーの手前斜めに刻印されてる記号や数字が出てしまう。
     どこか変なキー操作をしてしまったか。
     ヘルプ機能を使おうと思ったら、機能が停止していた。
     あっ、HDDの容量を増やすために削除したんでした(苦笑)
     やむなくネット上で同類の症例を探そうとして、ハタと気がついた。
     文字入力がまともにできないんだから、検索窓に文字を入れる事もできないんだよ(^_^;)
     うーんと、うーんと、と頭を悩ませ、IMEの手書き入力機能で一文字ずつ入力して検索してみた。
     しかし、Windows98時代のトラブルでは似たようなものがあるのに、XPでは見当たらない。
     困ったな。
     ところが、Windowsアップデートを無駄と思いつつ実行したら、アッサリと直った。
     でも、不具合の原因は分からず。
     むー(-_-)
     M嬢からメールが入った。
     入院しましたと。
     またですか(^_^;)
     週末には、そのM嬢を誘っての飲み会の予定を立てていたのに。
     白紙に戻すしかないか。
     問屋さんが来て、注文してあった薬を置いていったのだが、漢方薬だけが無い。
     注文し忘れたかと思って、問屋さんからFAXで送られてきてる入荷予定表を見ると、ちゃんと入っている。
     土日を挟んでしまうので、入らないと困ってしまう。
     もしかすると、問屋も在庫切れなのか。
     問屋さんに電話したら、品物はあるのだが伝票が見つからなくて今日の仕入れ分に入れられなかったとの事。
     なんだそりゃ。
     来週の月曜日の一番に届けてもらう事になった。
     うーん、土日に買いに来る人がいなければいいんだけど。
     注文した翌日には入るからと、在庫を抱えないようにギリギリの単位で発注してたのが拙(まず)かったな。
     注文数が伸びて売り上げがあがるのと正比例して、未入金も増えてきてしまった。
     銀行振込や郵便振替での注文で、料金が後払いのお客さんには、商品到着後1週間以内に入金して下さいとお願いしてあるのに、2週間経っても1ヶ月経っても入金してこない人が。
     何度かメールしているのだけれど、返事も無い。
     これが溜まっては、少額でも送料無料にしてる分だけ深刻になっていく。
     次の段階は、電話を入れてみるべきなのか、内容証明郵便で督促するべきなのか。
     裁判なんてなると面倒なんだがなぁ。
     いや、私じゃなくて向こうが。
     マンションに帰って夕食を摂り一息ついたところに、友人のKくんから電話。
    「なんか楽に死ねるクスリ無い?」
     店に来る患者さんからも、こう言われるのは半日常なので、「無いです」と即座に返答。
     だいたい、病気と闘ってる人がいて、自分もその1人なんだから、楽に死のうなんて考えが甘い。
     動ける力が残ってる限りは、全力で死ぬ努力をしてみなさい。
     実際、鬱病の患者さんが自殺するタイミングは、病状が進行して落ち込みが激しい時よりも、病状が回復に向かう時の方が多いそうだ。
     気持ちが上向いて積極的になるために、死ぬ勇気が湧いてしまうらしい。
     そこからすると、「楽に死にたい」と言ってるうちは大丈夫だろう。
     とにかく、明日お店においでと伝えておく。
     ………しまった、明日はIちゃんとデートの約束してるんだった。
     後でキャンセルの連絡をしなきゃ。
    ≪育児日記≫
     今日は、歯医者に行った。
     この間の続きのようだった。
     でも、歯石を除去しただけで終わった。
     その間、次郎は薬局に預かってもらっていた。
     昨日、妹が帰った後の残りの荷物の整理など、帰ってきてからやったりした。
     次郎は、途中薬局でも寝てくれたそうで、助かったようだった。
     夕食も薬局で食べた。
     次郎は最近、お店の奥の畳の部屋では落ち着いてきたが、店内に下ろすと、前以上にイタズラし始めるので、ものすごく体力を使ってくれる。
     何か、気を使いすぎて、私自身、精神的に疲れるようになってきた。
     しかし、薬局の外に出ると、よく走り回ったりするので、車が危ないので、まだ中のがいいみたいだった。
     もう少し体力をつけようと思った。
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  • ≪通巻241号≫
    嘘つくのって楽しい/効能以外の使い方(痛風)/元カノからの呼び出し/観るのも苦しい

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                     ≪通巻241号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※10月25日(火)……嘘つくのって楽しい
        
    ※10月26日(水)……効能以外の使い方(痛風)
    ※10月27日(木)……元カノからの呼び出し
    ※10月28日(金)……観るのも苦しい
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆10月25日(火)/2005年◆
     処方箋を持った患者さんが来店。
     薬を減らしてくれと言われて困る。
     そういうのは、担当の医師に話してもらわないと(^_^;)
     今日は午後から、大宮の某所で某製薬メーカーの販売セミナー。
     某々とするのは残念だけれど、この方が面白い事を書けそうなので。
     昨夜のうちに用意した、セミナーで喋る原稿を読み込んで頭に入れておく。
     たぶん演台に原稿は置いておけるけど、うっかり上がってしまったりすると見る余裕が無くなるだろうから。
     昼食を出先で摂る事にして、珍しくバスで出かけた。
     そしたら、乗り込んだ次のバス停で奥さんが次郎を連れて乗ってきた。
     これから友達と会うらしい。
     でも、なんで家から遠いバス停から乗ってるんだ?
     昼食はマクドナルド。
     JR大宮駅のモノレール側の店舗で、外から鳩が入ってきて、床を歩き回っている。
     柱には、「鳩に餌をあげないで下さい」の張り紙が。
     さて、そろそろ会場に向かうかと思ったら目的地は反対口だった。
     危ねぇ、危ねぇ(^_^;)
     会場に到着して、司会の営業マンに挨拶。
     演台の近くという事で、一番前の席に案内された。
     一番前は苦手です。
     その後、技術部門の責任者と打ち合わせ。
     私の出番は、第2部の頭だと聞いている。
     スライドのパソコンの操作だけ確認。
     なにしろ、基本的な原稿はすでにあてがわれてるので。
     でも、その原稿を使う気は毛頭ない。
     基にして自分で原稿は作ってきた。
     セミナーのオープニングは、サバンナを四輪駆動車が疾走していくという内容のCGがスライドスクリーンに映し出された。
     販売店対象のセミナーに、無駄に金をかけてるなぁ(笑)
     そして、健康食品市場の話など。
     所長さんは若手で司会の営業マンは、やや不慣れな印象。
     人事が大幅に刷新されたのか。
     所長さんの話はソツが無いが、無さ過ぎて眠気を誘う。
     スクリーン映写のための薄暗い場内を見回したら、社員も寝てるぞ(^_^;)
     やがて第1部が終了し、休憩に入った。
     会場が乾燥していて咽喉が渇く。
     緊張しているというのもあるかもしれない。
     うーむ、緊張緩和に半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)か、咽喉の乾燥防止に麦門冬湯(ばくもんどうとう)でも持ってくるべきだったか。
     休憩時間にチーズケーキが出され、飲み物も出るかと思ったらコーヒーだった。
     コーヒーで咽喉の渇きは潤せない。
     これは困った。
     急いでロビーに行って自動販売機を探したが無い。
     むー、高級感のある喫茶店が入ってるのは良いけど、自販機が無いのは困ったの二乗。
     慌てて外へ飛び出し、自販機を探すも見当たらず。
     うちの近くなら、呆れるほどあるんだがなぁ。
     やっと1台を見つけると、工事人のような2人がまとめ買いをしていた。
     あうっ、時間が。
     と思ったら、あちらから譲ってもらえた。
     感謝。
     冷たいお茶を買って会場に戻ると、冷たい水がテーブルに置かれていた。
     なんだよ(笑)
     誰かが、やっぱり咽喉が渇いたと言ったのかな。
     第2部が始まるまで、あと1分。
     喋り出せばなんとかなるぞな。
     とテキトーな事を考えて緊張を緩和。
     落ち着くと、アイデアが出たりするもので、会場の後ろに設けられていた製品と解説書のスペースに行って小冊子を拝借。
     これを、“演台に持っていかない”のがポイント。
     自分の席のテーブルの上に置いておく。
     そして時間。
     所長さんに紹介されて演台に向かう。
     念のために用意したストップウォッチを傍らに置いて、原稿を左手側に。
     スライドにお店の写真が映ってトーク開始。
     普段、このメルマガでさんざん酷評しているような、“講演のノウハウ”をふんだんに織り込む(笑)
     ほぼ捏造の“販売成功実例”を、頼まれるままに喋るなんてのは実に楽しくない。
     自分が楽しむためのトークにするのだ。
    「お店の写真が映ってますが、これ別に人通りが途切れたところを狙った訳ではなくて、いつもこんな感じです。近くのスーパーが閉店してしまいまして、ほとんど誰も通らなくなってしまったんです」
     ちょっとした笑いを入れつつ、共感を得るように誘い、真実を織り交ぜる。
     セミナー系の健康食品などの販売で良く使う手である。
     スクリーンには、具体的な販売個数まで表示されていたが、これには触れずにおく。
     引き受けておいてなんだけど、さすがにこれは抵抗があるので。
     続いて、商品を扱うようになったキッカケについての話だが、これもすでに項目を依頼されている。
     これをそのまま言っても説得力が無いので、予め調べておいたデータを提示して信頼性を高める。
     ついでに、ここでは自分の主張も織り込んでおいた。
     僅かながらに良心が(苦笑)
     メルマガでは何度か書いているように、健康食品信仰に歯止めをかける役割も、私たち販売店にはあるんですよと。
     おそらく、メーカーとしては最も言われたくない余計な事だろう。
     これを後半に持ってくると、メーカーの人の心証が悪くなるという計算もあって前半にしておいた。
     後半には、また喜ばせることを言って帳消しにしてもらう予定。
     その後半というのは、心理学的なテクニックを応用して販売に活かすというもの。
     一応は、理論は本当なのだけれど、私自身は実践していない。
     だって、「言うは易し行なうは難し」なんだもの(苦笑)
     ちょっと自分の声が上ずってきているのを抑えるために、わざとスクリーンの前に出てきて身振り手振りを加えた。
     こうすると自分は落ち着くし、聞いている側も飽きが来ない。
     さらに、さっき仕込んでおいたテーブルに置いた小冊子を、思い出したかのように近づいて手に取って紹介したり。
     やはり聞いてる人が飽きるのを防ぐためと、メーカーを喜ばせておくため。
     そして、消費者の声を紹介していくという事で、スクリーンには消費者Aさんの声が書いてあったり。
     膝が痛くて歩けなかったのが、コレを飲んで歩けるようになりましたと。
     知らないよ、こんな患者さん(笑)
     でもまぁ、これはさすがに販売個数と違って無視できないため、話を膨らませて、「最近では夫婦でウォーキングされてます」とか言っておく。
     持ち時間の10分を2分過ぎたのは、自分としては失敗。
     感覚が鈍ってますな。
     しかし、やってみて分かったけれど、嘘つくのって楽しいねぇ。
     オウム真理教の麻原とか、法の華三法行の福永とか、幸福の科学の大川とか、マスコミなんかにふてぶてしい態度で現れたりするけれど、確かにコリャ病みつきになるわ。
     健康食品の違法販売で検挙された連中も、同じなんだろうなぁ。
     この道を究めれば、数億円の稼ぎも夢ではないかもしれん。
     こうして書いておく事で、戒めておこう。
     良い勉強になりました。
     席に戻って、後半の説明を聞いてる間にチーズケーキを食して、冷めたコーヒーを飲んだ。
     どちらも不味くて不幸せ。
     でも、後でもらった謝礼で幸せ(⌒▽⌒)
     帰りにビッグカメラに立ち寄り。
     もう10年近く、バッグを買った事が無く、貰ったばかりの謝礼でノートPC用の物を買おうかと物色。
     どのバッグにもサンプルがあって、中の構造も確認できるのに、一種類だけサンプルが出ていない。
     もしかして、サンプルを買っていった人がいるのか。
     ちょうどデザインが気に入ったので、店員にサンプルが無いか尋ねてみた。
     すると店員は、何も言わずにスッと私の横を通って、どこかに行ってしまった。
     えーと、私はいったいどうすれば(^_^;)?
     付いて行けばいいのか、待ってた方がいいのか教えてくれんと。
     しばらく待っても、戻ってこないようだから帰ろうかな。
     目の前、エスカレーターだし、奥さんから帰る途中だから落ち合おうというメールも来たし。
     歩き出したら、さっきの店員が別な店員を連れて戻ってきた。
     その別な店員さんは、サンプルが見当たらないという事で売り場のバッグを開いて中を見せてくれた。
     ううん、中身は好みじゃないかー。
     連れてこられた店員さんには悪いけど、次点で気に入った方にしておきます。
     蕨で奥さんと合流。
     でも、お腹はまだ空かないので、そのままバスで帰る事に。
     だったら、先に帰りゃあいいのに(笑)
     さすがに帰宅時間で、バスの車内は満員。
     次郎は寝ていて、奥さんが席を譲ってもらった。
     ありがとうございます。
     店に戻ったが、給料日前のせいか今日は日中も空いており、夜なんか誰も来ない。
     今日のセミナーでもらった試供品や資料の整理。
     開かずの踏切での事故の続発を受けて、鉄道会社などで懇談会がおこなわれたそうだ。
     全国25箇所で、踏み切りでの列車の接近距離を短くする実験を行なうらしい。
     んー、列車の方を止めちゃダメなのかね。
     予めダイヤに組み込んでおいて。
     バスや路面電車は、信号で止まるぞ。
     日本統治時代に、韓国と台湾のハンセン病療養所に強制収容された入所者計142人が、ハンセン病補償法に基づく補償を求めた二つの訴訟の判決が東京地裁で出たというニュース。
     その結果は、台湾と韓国とで別れたそうだ。
     台湾訴訟の方は原告勝訴となり、韓国訴訟は原告側の請求を棄却したという。
     むっ、なんでだ?
     そもそもの問題を調べてみると、国内において施行されたハンセン病補償法の解釈。
     その内容は、国籍や居住地を問わず補償対象者を「国立ハンセン病療養所等に入所していた者」と定義し、施設は厚生労働相による厚労省告示に列挙したものとされた。
     しかし、そのさいに韓国と台湾の今回の原告が入所させられていた施設が明記されていなかったため、補償対象とならなかった。
     それに対して今回の裁判では、台湾については「補償法は広く網羅的にハンセン病の救護・療養施設に入所していた者を救済しようとする特別な立法で、台湾に所在していた施設というだけの理由で補償対象から除外するのは合理的でない」と判断。
     反対に、韓国については「法の審議過程で、予算を国内施設入所者に限定して約700億円と見込むなど、国外施設が対象になることが認識されていなかった」ことと「同法は53年制定の『らい予防法』に基づく隔離政策で苦痛を受けた人が対象」だからとの判断に基づく。
     法律は人のためにとなれば台湾判決、法律は人のためではなく独立したものとなれば韓国判決となるといったところか。
     より細かいところでは、台湾の施設は、31年施行の旧らい予防法が34年に台湾でも適用され、韓国では旧法が施行されていなかったという理由もあるようだ。
     そういう意味では、台湾判決は助ける根拠を探したら見つかったけれど、韓国判決は見つけられなかったから棄却せざるをえなかったとも考えられる。
     判決が割れたというのは、ある意味、日本の司法が健全である事を示した。
     政治的には、上手く利用するために控訴せずに台湾患者を補償し、そのついでとしてでも韓国患者も補償すべきだと思う。
     ただ、韓国原告が怒りのあまり、記者会見で裁判官をなじる発言をしたのはマイナスだった。
     ここで政治的な批判に及べば、無用な嫌韓意識まで呼び起こし、日本の世論が味方につけなくなってしまう可能性もある。
     日本の支援者は、その辺りも考慮して記者会見のアドバイスをするべきだろう。
     一緒になって怒っていては、それは支援にならない。
     チャットでは、野球の話題が。
     なんでも兵庫県が、阪神タイガースの祝賀パレードをやめたそうで。
     いや、連敗しているからではなく財政的な事情で。
     それと、勝つとは思ってなかったのか、パレードが可能な施設が予約で埋まっていて手配できないというのも理由らしい。
     K氏は、「このまま、4連敗でもしたら、大阪は暴動で火の海になるな」と言っていた。
    「阪神に何があったのか? まさか、村上ファンドの影響!!」とI氏が言い、ちょっと株の話にも。
     私が買ってる株が急騰してるんでどうしたのかと思ったら、村上ファンドが買ってたんだよ(笑)
    ≪育児日記≫
     今日は、北本市に住む友達と次郎を連れて浦和駅で待ち合わせをして会った。
     一緒にカラオケをした。
     やはり歌を歌っていると、次郎がグズりだして大変だった。
     さすがの私も友達も困り果てていた。
     次郎をベビーカーから降ろして、いろいろ歩かせたりしたのだけど、いっこうに寝なかった。
     ご飯も一緒に食べたりしたけれど、やはり代わりばんこに次郎を見ながら食べたりした。
     なんか疲れた。
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    ◆10月26日(水)/2005年◆
     今日は、どんより曇り空。
     こういう日は、膝の痛みなどで訪れる患者さんが多い。
     このまま天気が下り坂なら、麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)の仕入れを多くしておいた方が良いかな。
     午前中は、今にも雨が降りそうなのを警戒してなのか、あまり来店者は無かった。
     そして、午後から雨。
     痛風の相談で電話があった。
     以前に痛風になった事があり、最近は大丈夫だったのが、また急に痛み始めたという。
     まずは、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)が思い浮かぶ。
     この漢方薬は麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)の変方で、腎臓の働きを良くし、能書には痛風については書かれていないものの、冷え症でなければこれが使える。
     しかし、お酒を多く飲まれてるらしい。
     そういうタイプの患者さんには、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)の組み合わせが良い。
     漢方薬に限らないけれど、薬にはこうやって、効能以外の使い方をする事もある。
     書き残すことで、検索などで見つけてもらい、参考になれば嬉しい。 
    「マオウちゃん、ちょうだい」とお客さん。
     なんじゃらホイ(・_・)
    「うちの旦那がマオウちゃんのファンなのよ」
     麻黄湯(まおうとう)の事であった。
     ちゃん付けは初めて。
     一方、娘さんには、地竜(ぢりゅう)がミミズだとバレて、飲まなくなってしまったとか。
     そりゃ残念。
     ネットの検索で調べたらしい(苦笑)
     『トリビアの泉』を観ていたら、オノ・ヨーコの変な声のCDのところで、次郎がキャッキャッと笑っていた。
     子供は、ああいうのが好きなのね。
     個人的に、「うわぁお!」と思ったのは、今日の『トリビアの種』のコーナー。
    「女性が男性に、自分以外に好きな人がいるかを知るための心理テストの問題は?」というのに、心理学者が取り組む内容だった。
     そして、作られた問題がコレ。
    「自分が楽園にいると思って下さい。アナタは乗り慣れた車で家に帰ってきてガレージに入れました。家に入ろうとして車の中に忘れ物をしたのに気づき、ガレージを振り返りました。そのガレージには、車は何台置いてありますか?」
     この時の車の台数が気になっている女性の人数で、外観や性能などが、その女性に対して抱いてるイメージなんだそうな。
     で、私はというと、問題の途中の「振り返りました」のくだりで「車が消えていた」って思ってしまい、答えは0台。
     どう解釈すればいいんだ(笑)
     ネットで見つけたニュース記事では、清涼飲料水の『ペプシツイスト』などのオマケに付く『機動戦士ガンダム』の模型が、“景品”ではなく“懸賞品”に該当するとして、公正取引委員会から注意を受けたなんてのがあった。
     通常は、全商品に付く形態のオマケは“景品”とされるが、今回は、いくら商品を買っても全種類を集め切れるかどうかが運に左右されるため、“懸賞品”と認定されたらしい。
     そしてその場合、懸賞品の価格は商品価格の2%以下でなければならない。
     しかし、全種類揃えばン万円の値段がマニアの間で付くそうだから、そのため今回の注意勧告となった模様。
     まぁ、確かにガンダムなんかの人気作品だと、飲料や菓子なんかの方がオマケだわなぁ(笑)
     楽天とTBSの統合問題は、長期化の様相。
     TBSは提案の検討は続ける姿勢だが、株の買い増し中止要請を無視された事に反発を強めているそうだ。
     後出しジャンケンばかりという印象の三木谷氏は嫌いだけど、売ってる物を買っちゃいけないってのも変な話だ。
     しかも、報道機関を持っていながら、今回の件に関する審議会の記者会見にはビデオカメラは入れさせないという後ろ向きぶり。
    「札束を出して、お嬢さんを下さいと言ってるようなもの」と言ってる人もいるようだけれど、お嬢さんが市場に並べて売られてるかよ(笑)
    ≪育児日記≫
     今日は、少しゆっくりとした。
     普通だと、次郎を公園に連れてったりするのだけど、午前中ボーッとしていた。
     次郎は、何か退屈そうにしていた。
     家にあるオモチャなんかをワザとバラバラに投げたり、気にしてもらおうと、ありとあらゆるイタズラをする。
     リビングにあるタンスの取っ手をついに持って引っ張って開けるようになり、服を放り投げだした。
     また、その取っ手をグルグルと回して外そうとするにもなり、本当に大変になった。
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    ◆10月27日(木)/2005年◆
     次郎にバンバンと叩かれて目が覚める。
     オモチャのトラックを持ってきていて、それで遊んでくれと言ってるようだ。
     勘弁してくれよ~(^_^;)
     外は霧雨模様。
     こういう雨を眺めながら紅茶など飲むと優雅で宜しい。
     でも、そんな余裕は無い。
     奥さんが起きてこないので、次郎にバナナの皮を途中まで剥いて渡した。
     いつもは奥さんがバナナを千切って渡してるから、丸ごと持つのは初めてのはずである。
     順調に先っちょから食べていたが、手元の皮がめくれたところまできたら、皮を食べはじめてしまった。
     皮は美味しくないだろう。
     午後になって晴れ間が出てきた。
     気持ちの良い風も吹いてきた。
     午前中は、来店者が少なかったけれど、この分なら人が外に出てくるかな。
     自分が外に出て、UFJ銀行の無人ATMに行き、この間ちょっとだけ儲かった株の利益を引き出す。
     村上ファンド様々(笑)
     今までは本当に無人だったATMには、警備員が張り付いて、わざとなのか出たり入ったりを繰り返していた。
     例の隠しカメラ事件の影響だろう。
     大幅にコストがかかってるばすである。
     しかし、あの事件も謎だな。
     クレジットカードなら、カード表面の名前と番号と有効期限、そして暗証番号が分かればネット決済で使えるかもしれないけれど、銀行のキャッシュカードでは銀行のサイトにログインするのに別なパスワードが必要だったりする訳で、カード本体に一度は接触してスキミングするか盗まないと使えない。
     何をしたかったんだろう(・_・?
     咽喉の痛みの相談で患者さんが来店。
     鼻水や咳などは無い。
     頭痛や寒気といった症状も無い。
     そこで、駆風解毒湯(くふうげどくとう)を勧めた。
     すると、風邪の時に飲む栄養剤をと求められる。
     しかし、本当に風邪の時には体に余計な負担を強いるのは好ましくない。
     栄養剤で摂り混んだ物を分解するのにだって、相当のエネルギーが必要なのだ。
     一応、地竜(ぢりゅう)を紹介して、中身はミミズだと教えると一瞬顔がこわばった。
     良く分からないんだけど、ミミズってそんなに嫌われる理由ってあったっけ?
     男なら、ミミズにオシッコをかけるとチンチンが腫れるなんて迷信があったけど(笑)
     でも、今回の患者さんは買っていただけた。
     躊躇した後、女性の患者さんは買ってくれる事が多く、男性の患者さんは「今度」とか言って買わないもんですが。
     マンションの自宅に帰ると、Iちゃんから携帯に電話。
     これから一緒に夕飯を食べないかと。
     なんですとー!!Σ( ̄□ ̄;)
     うーんうーん、これからかぁ。
     夕飯はまだだから良いんだけど、休みたいところでもあるんだよなぁ。
     そういや、なんかあって彼氏に合鍵を返したとか言ってたな。
     詳細話も聞きたいし、こうして強引に呼ばれるのも珍しいし、行きますか。
     急いで着替えて出かけると、京浜東北線が信号機故障で遅れているらしかった。
     困ったねどうも。
     路線を変更して、埼京線でJR赤羽駅に向かった。
     夕食は、赤羽駅近くの『リトルスプーン』のカレー。
     http://www.little-spoon.com/
     スタンダードを注文したら、辛い~(>_<)
     ペペロンチーノで唐辛子を丸ごと食べる私が、チャイを注文。
     でもって、詳しい話を聞く。
     そもそもは今カレのK氏の部屋に、Mちゃん(自称オカマ)が転がり込んだ事。
     仕事がリストラに遭い、社宅を今月末までに出なければならなくなったらしい。
     で、それはそれで可哀想だし、彼氏と同居するのは良いとして(彼氏の貞操の危機はあるにせよ)、直接のキッカケはMちゃんの作った料理との事。
     シチューで黒胡椒を煮込むんだそうな。
     それだけでも、ギョッとするが、Iちゃんはアレルギー持ち。
     そして、家主のK氏は心臓に持病がある。
     自分は食べられないし、彼氏にはあまり刺激物を食べさせたくない。
     料理を作る前に好みとかを尋ねない上に、説明してなお気にも留めてもらえなかったそうな。
     逆に、「せっかく作ってあげたのに」とMちゃんが怒ってしまう始末。
     で、そんなこんなで、Mちゃんと彼氏との共同生活の場に自分はいられないと、鍵を返すというドラマのような展開になったと。
     むー、私も刺激物は大好きだけれど、常食にはしないし、人にも勧めたりはしないなぁ。
     Iちゃんの話が止まらない状態というのも珍しく、こりゃ心理的にも結構まいっているなという感じ。
     相手の事ばかり考えて、誰かを強引に呼び出すなんて真似をしなかったのを今日はしたという事からも、それが伺える。
     帰るタイミングを完全に逸して、ホテルに泊まる事になった。
    ≪育児日記≫
     今日は、明日の風疹の注射の準備をしていた。
     本当は当日に書くのだけど、気が向いたので問診表に記入していた。
     また、これといって病気もしてなかったのだけど、少し鼻水を垂らしてるのは気になったけど。
     でも、受けちゃおう~と思っていた。
     だから、薬局以外は、ほとんど出かけず、静かにすごした。次郎は。
     でも私は、次郎が薬局で寝てた時に自転車でイイダに自転車で行って、安いウレタン製の数字の刻んである床マットを買ってきた。
     夕方、帰ってからそれを開けると、なんかチョー強烈なシンナーのような臭いがして、とても気持ち悪くなった。
     いけない。明日は、次郎の注射なのにと思って、ちょっと心配になった。
     しかし、次郎は平気のようで安心した。
     ………その床マットを俺の部屋に置くなよ。
     俺は、喘息は持病があるんだぞ(^_^;
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    ◆10月28日(金)/2005年◆
     ホテルで目覚めると、テレビが点いていた。
     Iちゃんが点けたようだ。
     テレビのニュースでは、BSE問題をやっていた。
     アメリカが全頭検査は必要ないとして、生後20ヶ月以上の牛の輸入を日本に迫っており、どうやら押し切られそう。
     牛丼チェーンの吉野家なんかは、さっそく輸入再開に期待を寄せるコメントを出していた。
     まぁ、いいんじゃないの。
     輸入再開したって、嫌な人は食べなきゃいいんだし。
     アメリカとは他にも協議しないとならない案件があるから、それらの取り引きも念頭に置いて判断するのは、政治家の仕事として間違ってはいないだろう。
     ただ、このまますんなりと輸入を認めるのも、ちと癪に障る。
     アメリカの思惑通りに事が運んでるみたいで。
     BSEの人間の潜伏期間は20~30年だそうだから、40歳以下の人が食べるのを禁止してはどうか。
     生後20ヶ月以下の米国産牛肉を輸入解禁する条件として。
     Iちゃんと2人で、朝食にロッテリア。
     ロッテの日本一が決まり、エビカツバーガーが半額。
     でも、セットは割引になってないのね。
     昨晩とは代わって、村上ファンドによる阪神タイガースの株式上場の話なんかをした。
     野球ファン以外が金を出して投資するするのが嫌だというのなら、球団とファンだけで小ぢんまりとやれば良い。
     野球好きでない私からすれば、“公共財”なんて言うのがおこがましい。
     というような、前に日記に書いた事を言うと、
    「試合後に選手がグランドに並んで、オヒネリもらえばいいんじゃない?」とIちゃん。
     ああ、そうだよ。
     それでいいよ(笑)
     私は今日も普通に仕事。
     別れる前に、池袋の西武デパート地下に立ち寄った。
     Iちゃんが気に入った味噌専門店があるというので。
     そのお店の名前は『美噌元』。
     スペースが小さくて、行った事のあるIちゃんも場所に迷った(苦笑)
     http://www.misogen.com/
     焼きくるみ味噌や柚子味噌など興味深い商品が並んでおり、一部は味見も可能。
     実際に少し舐めさせてもらったが、確かにコレは美味しい。
     残念ながら、今日はゆっくりと選べない。 
     私は、パンフレットだけ貰っておいた。
     美味しい事は確認したから、後でオンラインショップで購入しよう。
     遅れて、お店に出勤。
     注文処理から手をつけていく。
     相変わらず、商品の合計金額が条件を満たしていないのに期日指定が数件。
     日数を逆算して、配送する事にする。
     上手く着くかしらん。
     風邪の相談で患者さんが来店。
     鼻水が出て、咽喉が痛むという症状が3日ほど前から。
     しかし、寒気は無く、頭が痛かったりという事も無いという。
     うーん、アレルギーのような感じもする。
     麦門冬湯(ばくもんどうとう)で肺の乾燥を防ぎつつ、アレルギーに対抗するために小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を合わせて飲むように勧めた。
     というのは、小青龍湯は体内を温める力が強いため、肺を乾燥しやすい。
     問屋さんがいらしたので、とある薬を返品手続き。
     近くのK病院から、取り扱いを始めたという通知があり仕入れた後発品なのだが、どういう訳かその後も先発品ばかりを処方箋で出してきて、後発品の消費期限が迫ってきてしまったのだ。
     せっかく仕入れておいたのにー。
     咽喉飴を買いにいらした患者さんが咽喉が痛いというので、駆風解毒湯(くふうげどくとう)を案内した。
     しかし、咳を少ししていて、その感じが乾燥しているようだったため、麦門冬湯も合わせて飲むように勧めた。
    「高いわねぇ」と言われたけれど、治療にならない喉飴を買うのにお金を使うくらいだったら、ちゃんと薬を買った方が良いです。
     咽喉飴をやめて、先の漢方薬を2つとも買っていただけた。
     レンタルで借りてきたDVDの『RED SHADOW 赤影』を観た。


     劇場公開前には話題になっていたのに、公開が始まったらパッタリと噂を聞かなくなった作品。
     始まって5分で呆れ、10分で飽きてしまった。
     30分を過ぎたところで、
    「やめていい?」と奥さん。
     奥さんが途中で飽きるというのも珍しい。
     私も苦痛なので停止した。
     『デビルマン』は腹を抱えて笑えたけれど、コレは本当に楽しくない。
     http://homepage3.nifty.com/hirorin/devilmaneiga.htm

     『月曜ドラマランド』で、高田純次が青影をやってた時の方が、よほどマシだった。
    「赤影参上!」
    「桃影参上!」
    「(青影)以下同文」(敵も味方も膝を折ってズッコケる)
     さて、困った。
     ラストまで観ないで寸評を書くのはズルイ気がするし、さりとてお金を貰える訳でもないのに、苦痛にのた打ち回りながら観るのもツライ。
     映画館でなら、嫌でも勝手にラストまで流してくれるけど、DVDだとコントローラーの停止ボタンに手が動いてしまう。
     どうするかな。
    ≪育児日記≫
     今日は、医療センターで次郎の風疹の予防接種を受けてきた。
     次郎は、注射のとき泣くんじゃないかと思ったけど、全然泣かなかった。
     医者に、強い子だねーと言われたけど、実は痛みに鈍感なんじゃないかと思った。
     次郎って、本当ーにおもしろいの。
     こういう時は泣かないのに、私がいなくなったり見えなかったりする時は、ものすごく泣くんだよね。
     まぁー普通か。
     でも、もうちょっと他の子供たちといる時は、オモチャを取り合うだけの強さも持ってほしいのになー。
     いつも、オモチャを取られたりするだけで、泣いてしまうだけの次郎が、何か頭の中をよぎったりした。
     ………そうねー、転んだりして泣くことは無いよね。
     頭をテーブルにぶつけたりしても、わりと平気だし。
     それでいて、1人になったり、持ってる物を取り上げられると泣く。
     どうなるんかなー。
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  • 風邪

     カゼは“風邪”と書くように、「体力が落ちた時」に「ウィルス(邪)などが体内に侵入」して発症します。
     最近はテレビCMなどの影響で「風邪の初期には“葛根湯(かっこんとう)”」ということをご存知で、お求めになる患者さんがよくいらっしゃいます。
     ところが、「風邪のひき始めなんです」と言われて詳しく症状を尋ねると、ほとんどの方が「喉が痛い」・「咳が出る」と訴えます。
     しかし、実はそれらの症状はすでに風邪が進行していて中期に差しかかっています。
    「風邪の初期」とは、「発熱・悪寒(熱感・咽痛)・頭痛」など、「風邪かな?」という段階のことを指し、この段階で適切な処置をしなければ長引くことになりかねません。
     そして、市販の総合感冒薬は、症状を和らげることはできますが、ウィルスに対する働きが無く、抵抗力をつけるためには「安静」・「保湿」・「栄養補給」が必要となります。
     漢方薬には、患者さんの自身の抵抗力を高める効果があるのでとても有効ですが、そのためには正しい処方で漢方薬を使用しなければなりません。


    薬局で薬を買う時には、以下の3つの点を薬剤師に伝えて下さい。

    1.“熱の有無”……「かぜである」ことの確認をします。
    2.“いつからなのか”……「ひきはじめなのか? こじらせたあとなのか?」を判断します。
    3.“悪寒とノドの痛みの有無”……「“風寒”と“風熱”の区分」をします。

    ※40度以上の高熱の場合は風邪以外の可能性もあるので、病院で診察を受けて下さい。


    風邪の漢方薬の選び方

    1.ひき始め(初期)の場合(必ず「“風寒”と“風熱”の区分」をして下さい。)

     

    症状

    適応漢方薬

    風寒

     寒気・肩こり

     葛根湯(かっこんとう)

     くしゃみ・鼻水

     小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

    風熱

     喉の腫れ

     排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)

     喉の痛み(違和感)

     桔梗湯(ききょうとう)

    2.中期(熱盛期)

     症状

    適応漢方薬

    強い喉の痛み

     駆風解毒湯(くふうげどくとう)

    寒気があり熱が出る

     麻黄湯(まおうとう)

    高齢者で寒気がある

     麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

    3.後期(消耗期)

     症状

    適応漢方薬

    喉の痛み

     桔梗湯(ききょうとう)

    胃腸障害・食欲不振
    下痢・微熱

     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

    冷えると出る咳

     小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

    温まると出る咳

     五虎湯(ごことう)

    乾燥すると出る咳

     麦門冬湯(ばくもんどうとう)

    ※必ず薬局で“ご相談”のうえ、お求め下さい。

     

  • 泥棒来襲

     今日は、子どもキャンプのDayキャンプ。
     予行練習のようなものである。
     公園で炊事をして、どの程度の事が参加者の子供たちはできるのかを知ったり、当日までに班のチームワークを固められればと。
     例によって撮影を頼まれてる私は、気持ち的には楽なもの。
     さて、出かけようと思ったら、お母んから電話。
     薬局が泥棒に入られたらしい。
     レジのお金と、釣銭の小銭が被害に遭った模様。
     隠し場所には気づかなかったようで、おとりに引っかかってくれたか。
     で、警察には報せたのか訊いたら、まだだという。
     面倒臭いと。
    「盗まれたの、おとりだし」
     あのねぇ(^_^;)
     とにかく侵入ルートも調べてもらわなきゃならないんだから、その辺の物を触らないで連絡しなさいと伝える。
    「もう触っちゃったわ」
     ………………(-.-)
     会場の三ツ和公園に到着。
     暑い暑い。
     この公園は、木陰があって助かる。
     ちゃんと木を植えても見通しは良くできるんである。
     すでに多くの参加者が集まってはいたが、まだ開始時間ではないので集合がかかるのを待って、しばし中高生や青年たちと歓談。
     なんの話の流れだったか、家事は職業としての仕事と云えるかなどと。
     私は、座ったらお茶が出るのが当然だと思ってる人ですが(奥さんによると、友達から横暴な旦那と思われてるらしい。その通りで反論はできん)、自分の代わりに仕事をしてもらってるとは認識している。
     だから、「そりゃ仕事でしょ」という立場。
     ところが青年のNくんは、
    「生活に必要なことジャン」と言って仕事ではないという。
     それに対して高校生のKくんが、「えー? 仕事ですよ。他の仕事だって、生活に関係するじゃないですか」と反論。
     他に、電車の動力と、ビーフカレーの肉の話をしてみたり。
     (1月23日/2005年の日記参照)
     電車は何で動いているか、ビーフカレーに入ってる肉は何かという、この単純かつ簡素な質問に、本気で中高生“たち”に悩まれてしまった。
     そーかー、知らない方が普通なのかと改めて確認。
     今日これから作るのはトン汁で豚肉を使うんだけど、豚肉をポークと呼ぶから豚肉の入ったカレーを「ポークカレー」と言うんだよと普通に説明をする事に。
     牛肉を買っておきながら、作ってるカレーになんの肉を入れてるか知らなかった奥さん、馬鹿にしてゴメンよ(苦笑)
     実長のHくんから集合の号令がかかり、挨拶と今日の流れの説明。
     本人は考えていたのか、いきなり班紹介を始めて困った。
     そういう段取りを撮影担当にも伝えておいてもらわないと、撮れないじゃないですか。
     とりあえず班ごとに分かれて炊事を開始。
     当然、リーダーが班の中心なので、口を挟まないようにするのに苦労する。
     鉄棒を組んで、飯盒を焚く準備をしていたりするのだが、明らかに鉄棒の土への食い込みが浅く、火から遠くなる高さの班が多い。
     薪の高さから、せいぜい15cmくらいの高さにしか火が届かない事は、今までのキャンプの経験でも分かってるはずなのに、1年ぶりだと記憶が知識としては残っていないのか。
     あれでは、薪が相当に無駄になってしまう。
     さすがに見過ごしてもおけず、リーダーに直接その事をアドバイスした。
     ところが、一部の班では青年が子供たちにダメ出しをしていた。
     おいおい、それはマズイだろ。
     班員がリーダーをリーダとして見なくなってしまう。
     そうなったら班の統率が取れなくなってしまうぞ。
     そんな事もありながら、トン汁が出来上がっていく。
     同じ材料を使っていても、なんだか出来上がりが違うのが野外炊事の面白いところ。
     せっかくなので、各班のトン汁を少しずつもらって味比べをしてみた。
     作っている時に、青年のAちゃんが味見をしていた班がダントツで美味い。
     別な班は、味見すらしてなかったようで濃すぎ(>_<)
     食べているところへ、高校生のHちゃんがやって来た。
     今日は不参加という事だったのだが、部活が予定より早く終わり駆けつけてきた。
     全員分のアイスキャンデーを差し入れに持ってきていた。
     うおっ、気を回す子だとは知ってたけど、驚いたなぁもう。
     有り難く頂きました(⌒▽⌒)
     炊事の後は、『クマ狩り』ゲームをして遊んだ。
     炊事道具は早く片付けるために、トイレットペーパーを活用して水洗いを省いた。
     後で実委で洗う。
     ホントはどうかと思わないではないが、まぁいいか。
     『クマ狩り』ゲームは、やはり盛り上がるようで子供たちも楽しそうだった。
     しかしこれまたチーム分けが班とは関係無く、今日の主旨からしたらどうか。
     解散となり実委は公園に残って、今日の様子についてと今後の打ち合わせ。
     撮影以外のことは今日はしていないはずなのに、やや眠くなってしまった。
     先の炊事をしている時の件で、リーダーとサブリーダー、そして班付き青年の役割をちゃんと話し合っておかないといけないのではと意見を述べる。
     経験があろうと知識があろうと、班を率いるのはリーダーなのだから、リーダーを立てなければ子供たちも青年の方をリーダーよりも格上に見て統率が取れなくなる。
     そうなったら班もリーダーも悲惨だ。
     帰りの駅のホームで、タバコの投げ捨てに出くわす。
     そもそも禁煙場所で出くわすのが変。
     調度そこへ電車が入ってきて、乗り込む時に、そいつの胸ポケットに入れてあげた( ̄▽ ̄)
     ムッとしたくせに、何も言い返さずにドアが閉まる寸前に、また吸殻を線路に投げ捨てた。
    「ゴミもちゃんと始末できない幼稚園児がタバコなんか吸うんじゃない」
     いつになくイヤミな私。
     どうしたのだ?
    「はいはい、私は馬鹿なんで」と返してきたのには大笑いしそうになり困った。
     不貞腐れつつ、目を合わせようとしないし。
     説教オジサンに関わるのが面倒だと思ったか、いかつい見かけと違って小心者だったか。
     昼食は食べたが小腹が空いて、セブンイレブンで、冷やしそうめんを購入。
     薬局に行ってお母んに泥棒の件を尋ねると、侵入経路は倉庫から外に通じるところのシャッターだったらしい。
     古いシャッターだからなぁ、確かに開けられない事もないんだよね。
     また、来るかな。
     どこだったか、同じ店に3回も泥棒が入って、捕まえてみたら近所の大学生だったとい事件があったが。
     私も母も22時とか深夜の0時とかまでいるのは普通。
     店は定時に閉めるが、完全に留守になる時間は毎日違う。
     そこからすると、今回の犯人は下調べをしている専門職というよりは、行きずりかつ近所の人のような気がする。
     たまたまシャッターをいじったら開いて、ガラスを割っても誰も応答しないので留守だと踏んで入ったみたいに。
     でなければ、もっと金に執着して家捜ししてたはず。
     よし、罠を仕掛けておこう。
     どんな罠かはナイショ(^m^)
     引っかかってくれると、メルマガのネタになるんだがな。
     咽喉の痛みの相談で患者さんが来店。
     駆風解毒湯(くふうげどくとう)を案内したら、あまり説明をする間もなく、パッパと買われた。
     http://www.kitazono.jp/main/e65.html
     いや、いいんですけど(^_^;)
     警察官が来訪。
     調書の修正の件で。
     お母んは、被害届けを出しておきながら、やはりメンドクサイと思ってる様子。
    「警察の人も勧めなかったし」と言うと、
    「警察からは、被害届けを出してとも出さないでとも言えませんから」との返答。
     桶川の女子大生ストーカー殺人事件の時には、被害届けの取り下げを要請してたはずなのにな、埼玉県警は。
     咳の相談で患者さんが来店。
     麦門冬湯(ばくもんどうと)と麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)という、もはやオーソドックスな組み合わせを勧めた。
     http://www.kitazono.jp/main/e66.html
     http://www.kitazono.jp/main/e67.html
     気をつけないと、何も考えずに定番として出してしまうな。
     自戒しておかねば。
     夜のチャットで、今日のDayキャンプでの体験を報告。
     基礎知識だと思っている事が、案外と共通認識にはなっていないという話。
     私の持ちネタになってるのは、小学校の教師をしている知り合いのM女史が言った、「防水時計って、水が入っても大丈夫なんだよね」というもの。
     水が入らないようになってるから防水時計なのに。
     ところが、このギャグが女性にはことごとく通じない。
     今日のチャットに参加しているS子さんもそう。
    「え? 水が入っても大丈夫じゃないんですか?」と。
     私が、「親水性の時計なのか(笑)」と答えたら、I氏は「吸水性時計で対抗しておこう」とか言う。
     親水性というより、浸水性だったりして。
     もしくは、水力時計か(笑)?
    「そう言えば」と、S氏は「タバコってどっちに火をつけるんですか?」と訊かれた事を話してくれた。
     するとS子さん、「花火もどっちに付けるかいつも分からなくてとりあえずつけてみる子」だとか。
     よせばいいのに(私も言おうと思ったのだが)、I氏が「花火は、左に火を着けよ」と教える。
    「花火を右手に持って左につけるってこと??」と普通に疑問に思われてしまっていた。
     これは、「西は、お茶碗を持つ方」というネタと同列なんだけど、このギャグを以前にS子さんにした時にも通じなかったからなぁ(苦笑)
     そこでS氏が、マトモ(?)に「導火線が見つからない場合は、焚き火に放り込む」という花火の火のつけ方を伝授したら、今度は爆発したら怖いと言われた。
     いやぁ、花火を爆発させるのは大変よ。
     相当な量を狭い空間に押し込めないと。
    「あれ……爆発はしないんだ……」と驚くS子さん。
     例の爆弾高校生のように、ガラス瓶とかに詰めた方が殺傷力が高まるとか、余計な事を教えたり。
     そういや、あの事件の犯人の高校生は刑事事件として逆送致されずに、家庭裁判所で対応する事に決まったとか。
     なにしろ爆発物を使用した場合の罪は殺人よりも重くて、無期懲役か死刑なので、それを回避するためらしい。
     後に続く馬鹿が出ないようにするためには、前例が必要だったと思うけどな。
     一方、チャットでの話は“パンタグラフ”に。
     I氏が、「パンタグラフってなんだ?」とS子さんに尋ねたのだ。
    「えっと……、電線?」と、おずおずと答えた。
     違うぞ(笑)
     S氏が、「月刊パンダグラフ・毎号可愛いパンダの写真が満載の写真誌」とかフォロー(?)を入れる。
     ますます違いますがな(苦笑)
     問いかけしたI氏の方は途方にくれて、「小生はどうすれば良いのでしか(; ;) 何を説明すればいいのでしか(; ;)」と。
     念のために書いておくと、電車の上についている「く」の字、あるいは「◇」型の装置で、電線から電気を取り込むのがパンタグラフである。
     パンタグラフの同じ箇所が磨耗しないように、架線は真っ直ぐじゃなくて左右に少しブレて張られている。
     という説明をS子さんにもして、気を取り直したI氏が「で、パンタグラフから取り込んだ電力で、何するの( ´∀`)」と尋ねた。
     それには、「電車を動かす!!」と即答。
     あははははは、I氏も可哀想に。
    「そうだよねぇ、電車を動かすんだよねぇ……(; ;)」
     すると、「あっ、電車内の電気をつけるとか???」と、さらに追い討ちが。
    「ドアの開け閉め?」と、だんだんと答えから遠ざかっていくのに苦笑。
     とうとうS氏までが、「電車の車輪は、何で回ってるんだよう(T_T)」と泣きに入った。
     重ねて、質問したI氏も「モーターを廻すって事に気づいて欲しかったの………(; ;)」と。
     だが、さらに衝撃の答えが!!
     待て、次号(嘘)
    「え……自然に回ってるんじゃなかったんだ!?」という。
     そこか(笑)!!
     いやいや、人の意思の疎通のなんと難しい事か。
     世の中の争いの原因の一端を見た思いである。
     思わず、「メルマガのネタをもらってしまった。ありがたや、ありがたや。S子さんには、チ(下品につき2文字削除)を向けて寝られませんな」と、お礼を述べておく。

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