適応症状 | |
体力中程度もしくはそれ以下の人の激しい咳嗽で、発作性に咳が頻発して顔面紅潮するものの次の症状: | |
用方・容量(顆粒製品の場合) | |
1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。 | |
組成(顆粒製品の場合) | |
3包(9.0g)中、次の成分を含みます。 | |
類似処方鑑別 | |
半夏厚朴湯 体質的には似ているが、胃腸が弱く、不安感を伴い、咽喉部にものがつまったような感じ(いわゆるヒステリー球)を訴える場合に用いる。 麻杏甘石湯 体力中程度で以上で、口渇や発汗傾向があり、ときに熱感を訴え、喘鳴、咳嗽が強い場合に用いる。 小青龍湯 体力中程度の人の喘鳴、咳嗽で、泡沫性の痰や水様性鼻汁、くしゃみなどを伴う場合に用いる。 柴陥湯 体力中等度以上で、季肋部の充満感、圧迫感を訴え、痰が切れにくく、咳が出るときや、深く呼吸した時に胸が痛む場合に用いる。 | |
使用上の注意 | |
1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。 2.服用に際して、次のことに注意してください (1)定められた用法、用量を厳守してください。 3.服用中または服用後は、次のことに注意してください (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 4. 保管及び取扱い上の注意 (1)小児の手のとどかない所に保管してください。 5. その他 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。 |