「どうして、こうなった」(いい意味で)
『ドラゴンボール レボリューション』の悲劇と、アメリカンナイズされたキャラクターデザインのため、公開前から「ガッカリだ」という声もあった本作品。
本編が始まってすぐに、それらが杞憂だと悟った。
制作者たちの、『鉄腕アトム』に対する確かな尊敬と愛情の念が感じられるリスペクトが随所に見られたから。
アトムの過剰とも思える武装の理由とか、善人ぶってていても自己の欲望に正直で、それでいて愛嬌のあるハムエッグとか、よく描けていた。
ストーリーは、ややご都合主義であるものの、今回のアレンジを生かすには、むしろシンプルにして正解だったと思う。
唯一残念だった点を挙げるなら、ヒゲオヤジの活躍を見られなかったくらいか。
このクオリティーで次回作があるなら、ぜひ観たい。
ところで、トビーの死ぬシーンをああいうふうにしたのは、交通事故だと映像的に残酷なるからという配慮なのだろうか。
死に方としては、今回の方が酷いと思う(・_・)
「ATOM-アトム- (吹替版)」(試写会)みた。
『DRAGONBALL EVOLUTION』に匹敵か、それ以上か。「こんなのアトムじゃないっっ!」と途中退席したくなる衝動を堪えて一応最後まで見続けた。コアな手塚作品ファンなら”冒涜”とまで言…
『ATOM』\’09・香港・米
あらすじテンマ博士は、事故で急逝した息子の代わりにロボットを作り上げる。でも結局はロボット、息子の代わりにはならないとテンマ博士は彼を追い出してしまう・・・。感想言わず…