胃もたれするのに食欲が有り食べ過ぎてしまう

 やや高齢のお客様から、胃もたれするのに食欲が有り食べ過ぎてしまうという相談を受けた。
 ええと、この場合の主訴は「胃もたれ」の方なのか、「食欲過多」の方なのか(;・∀・)
 以前に、娘さんが買い置きしていた『スクラート胃腸薬S』を服用したものの、それが効いたかは良く分からなかったそう。
 ただ、胃の具合が悪くなると背中が痛むということで、痛み止めの芍薬を『安中散』に加えている『大正漢方胃腸』を案内した。
 食べ過ぎてしまう事については、「食べるのが早い」「家族のお弁当を作る時に残り物を食べてしまう」そうだから、一回の食事に30分以上かけて脳が満腹感を得られるようにする事と、残り物で自身のお弁当を作って食べる量をコントロールするよう勧めてみた。
 食べる時間については、最近の研究では時間をかけ過ぎると、今度は胃から腸に食べた物が送られて胃に隙間が生まれて、余計に食べ過ぎてしまうという説もあるそうな。
 とはいえ、そこまで説明を加えるのは混乱の元だろうから、今回はやめた。
 与えるべき情報量の加減が、なんとも難しい。
 喉の痛みや違和感の相談で患者さんが来店。
 体格はガッシリしていて、自分で購入した『ベンザブロックLプラス』を服用したそうなのだけれど、効いた気がしないため相談された。
 風邪の感じは無く、花粉症が思い当たるとのことで、喉の痛みに『駆風解毒湯』を、花粉による喉の違和感に『麦門冬湯』を案内した。
 同時に服用しても大丈夫だけど、それぞれの効果を活かすために、一時間ほど飲む時間をズラす事と、『駆風解毒湯』は、ぬるま湯に溶いてガラガラうがいをするような飲み方をするよう伝えた。
 うがいのような飲み方は、以前にメーカーの講習会に行った時に教えてもらった。

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