3歳の男児の便秘の相談で、お客様が来店。
浣腸を繰り返し使う事が心配とのことだったので、そもそも幼児は内臓が未発達なため便秘をしがちであるものの、それが健康を害する事は少ないと説明した。
使う目安としては、食欲が落ちて、横になってゴロゴロとダルそうにしている頃合いだろう。
そうお話したら、実際に3日くらい間が空くと、そういう状態になるという。
うちの次郎も、確かにそんな感じだった。
あと、もし兎のようなコロコロ便をするようだったら、ストレス性の便秘と考えられるので、『小建中湯』を服用すると良い。
この場合の「ストレス」というのは、実は楽しい事も含まれるのがミソ。
ようするに、神経が興奮したり異常な状態になり、その結果として腸の働きを悪くしてしまうのだ。
旅行とかに行って便秘になるのは、コレだったりする。
とにかく、吐き気や腹痛など、本人が苦しそうな時には医師の診察を受けるようにして、あまり心配しなくても大丈夫ですよん。
育児書では、毎日快便でなければならないような事が書いてあり、それで不安になったようだ。
友人にライターさんがいるし、大叔父も某有名雑誌の編集者をしていたから、こういう事を言うのもなんだけど、「読者が気になるように煽る」のが基本だからね。
大叔父は、その雑誌の創刊時には、読者投稿欄を「一人で執筆」してたそうな。
創刊号なのに読者投稿が集まってるのが、そもそも捏造……ゲフンゲフン=3
ご夫婦で、胃腸薬のコーナーに訪れたお客様に声を掛けてみた。
旦那さんの方の主訴は、胃もたれで、空腹時には問題無しとのこと。
奥さんの方は、胃もたれの他に胃痛もあるという。
一緒に飲める物をという要望だったので、『安中散』と『芍薬甘草湯』を合わせた『大正漢方胃腸薬』を案内した。
ただ、本来は性別も体質も仕事環境なども違ったりするのだから、同じ薬をという選択は避けるというか、前提条件にしない方が良いのだけれど。
その辺のお話が通じそうに思えたので、一応そのように説明しておいた。
そして旦那さんの方は、胃痛は無くて、仕事でのストレスは思い当たるそうなので『安中散』と『四逆散』を合わせた、『爽和』を紹介しておいた。
ホント、大正製薬が『爽和』を出してくれて助かる。
やっぱり、二つを買ってもらって一緒に服用して下さいとは、予算的にも効能書き的にも売りにくいから。
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幼児の便秘多いですね。水分不足からくることもあります。最近のお母さん、食後に白湯(さゆ)あげないみたいです。小児科の若い医師もそのような指導してません。白湯の代わりに,100%果汁が良いと思い、飲ませているお母さんがいます。これが問題。特にりんごジュース。りんごは、食べれば便秘に良いのですが、ジュースにすると、下痢止めになってしまいます。 果汁による便秘,結構多いです。
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そういえば、ウチの子供の時にも食後の白湯の指導は、されませんでしたねぇ。
病院の廊下には、雑誌から切り抜いたらしい、森昭雄氏の怪しげな子供の教育に関する記事のコピーが貼ってあったり(-_-;)
リンゴは、便秘の時には皮ごとあげて、下痢の時にはすり下ろしてあげていました。
果汁による便秘は、覚えておきますφ(..)