『口内炎パッチA』を求めて来店したお客様に『半夏瀉心湯』を案内しようと思ったら、すでに病院で処方されているという。
ありゃ(笑)
差し支えなければ、その病院を教えていただけますかとお願いした。
うちのお店は、どうにも取り扱っている漢方薬の種類が少なく、また慢性疾患のアドバイスとなると店頭では限界があるので、漢方薬に詳しい、あるいは漢方薬を処方してもらえる病院の情報が欲しいので。
中には、あからさまに漢方薬を嫌がる医師もいるし(;´・ω・)
今どきは、現代薬と漢方薬の併用も珍しくないと思うんだけどねぇ。
自分が肺炎で入院した時も、持病の喘息に『半夏厚朴湯』を使っていたので担当医に処方してもらえるか尋ねたら、「そんなの効くんですか?」って言われた。
いや、自分の領分を侵されたみたいで気分を害したというのもあるのかもしれんけど、その返し方はどうなのよって思ったし、そう思うなら調べなさいよって思ったもんだ。
ってか、担当医は違うけど、同じ病院で診察受けて「風邪ですね」って帰された翌朝に救急車で運び込まれたんだよね。
「もっと早く来てれば良かったのに」って言われたもんだから、「昨日来たんですけどね」って答えて、もう出会いの時点で最悪だったというのもあるσ(^◇^;)。
夜間の頻尿の相談を、やや高齢のお客様から受けた。
夜中に何度もトイレに起きて、寝不足気味というから大変。
ところが食生活を尋ねたら、もともと胃が悪いらしく、おかゆを食べているのに、夜に林檎のすり下ろしも食べているという。
ありゃん、夜に体を冷やしちゃ駄目じゃないですか(^_^;)
林檎が好きだとおっしゃるので、それは朝か昼間に食べましょうとお話した。
そのうえで、以前に『ハルンケア』(『八味地黄丸』)を服用して効果を感じられなかったというので、胃が弱いことを考慮し『ジェントスルー』(『八味地黄丸加五味子』)を勧めた。
五味子が加齢による疲労を助け、麦門冬が胃を助ける事を期待して。
小学生の子供が2人、風邪をひいたようだという事で、お客様が来店。
ただ、2人とも同じ症状で、鼻づまりと咳があるものの、悪寒や熱は無いという。
ううん、花粉症などのアレルギー性鼻炎のようにも思えるし、でも2人同時というのは、やっぱり風邪なのか。
でも、2人が本当に同じ症状なのかというも疑問だし。
咳は少ないようだし、鼻汁が喉に落ちてくるみたいという話からは、『辛夷清肺湯』が適応しそうなんだけど判断しづらい。
『ムヒのこども鼻炎シロップ』と『パブロン学童用』も候補に加えたけど、お客様自身を迷わせてしまったらしく、本日は購入に至らず。
……ううん、失敗(;´・ω・)
とりあえず、胃が弱っていると思いますので、本人に食欲があっても食事は消化の良い物にしてあげて下さいと伝えるのが精一杯だった。
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二つのタイプがありますね。専門外なので、わかりません。と言う医師と、絶対に解らないと言わない医師。患者さんにとって良いのは、前者の医師です。時代は移り変わり、学士様、医者様ではないのですが。