やや高齢のお客様から、薄毛の相談をされた。
うう……自分も薄毛だから、何を言っても説得力無い(ノД`)
血の巡りを良くするなら、『加味逍遙散』か?
加齢によるものなら、『十全大補湯』とか。
ストレスによる抜け毛は、『柴胡加竜骨牡蛎湯』という説もあるけど。
あまりお役に立てず、申し訳ありません。
ただ、風呂に入らずシャワーで済ませる事が多いそうなので、結構を良くする浴び方を説明した。
殆どの人が、頭上や体の前、すなわち胸元で浴びてるだろうけど、これは×(ペケ)。
背中で浴びるのが、血行促進になる。
考え方としては単純で、要は「太い血管」が通っていて、「皮膚の薄い所」に重点的に浴びるのだ。
だから、例えば頭や体を洗う時に、シャワーに背を向けて首の後から浴びる。
そして、脇の下や太ももの内側にシャワーを当てると、温めるだけではなくシャワーの水流自体が神経に刺激を与えて、良い効果となる。
朝はお腹が空かないから朝食を抜いてるという人も、是非お試しあれ。
血行が良くなって、軽食を摂ろうという気になるはずです(・o・)ノ
ご主人の代理で、喉の痛みを相談された。
扁桃腺は切ってあるそうで、患部の熱感を取り除くために『駆風解毒湯』を案内した。
そして、体内が乾燥している可能性についてお話したところ、仕事場がとても乾燥しているそうで、合わせて『麦門冬湯』もお買い上げ頂けた。
私が勤務するまで、過去半年間で売れた記録が1個も無かった『麦門冬湯』が、売上Aランク商品。
ちょっと推し過ぎな気もするけど、季節を問わずエアコンが稼働している地域なら、体内の乾燥は必然みたいなものなので、潜在的な適応者は、かなり多いのではないだろうか。
この体内の乾燥は、加湿器で喉を潤すのでは追いつかないはずだし。
弱点としては、体力が充実している人だと、効きが弱いという点か。
『EVEクイック』を購入されたお客様に、詳しくお話を伺ったところ、寒くなると頭痛が酷くなり、暖かい日は楽になるという。
それは、内臓の冷えと関係があるのでは?
寒い日には、ホカロンなどで右脇腹やや上辺を温めると良いのだけれど、もうカイロという季節でもないしなぁ。
ぬるめのお風呂に半身浴で20分以上温まるか、積極的に温かい物を飲むように勧めてみた。
漢方薬では『五苓散』か『呉茱萸湯』が適応しそうだけど、漢方薬には興味を示して頂けなかった。
あと、ご主人も頭痛が起きる事があると言っていたのだけれど、体格や体質でも頭痛の原因は異なるし、薬の相性というものもあるから、鎮痛薬を一緒に使うかどうかは、成分表示の部分を保管しておいて、服用した時に効き具合をメモするように勧めた。
場合によっては、別々な鎮痛薬を検討するよう説明した。
夜に上司から電話が入った。
次郎の運動会の日に、出勤の要請。
ええん?
あれこれ調整して確保した休みなのに~(>_<)
なんとか、午後からの出勤にしてもらったけど、やっぱり今の人員じゃシフトが回らないんじゃないですか?