高校生くらいの男性が来店して、消炎鎮痛剤の棚を忙しなく見ていた。
急いでるのかなと思って声をかけたら、転んで打撲したらしいので、初期には冷やすようにお話した。
ところが、手を見てみたら小さいながらも傷があり、しかも青黒くなっている。
ギャッ∑(゚ω゚ノ)ノ
いつからなのか分からないけど、化膿した後に放置して悪化したみたい。
化膿止の塗り薬が必要ですと説明したうえで、病院での治療を勧めた。
「分かりました」と答えていたものの、ちゃんと病院に行ってくれるか心配(;´д`)=3
胃腸の具合が悪いというお客様。
ストレスが思い当たるそうなので、『安中散』に『四逆散』を合わせた『爽和』と、『安中散加茯苓』の『リフレライフ』を案内し、いろいろと考えて不安になってしまうというお話から後者を勧めた。
声がれと喉の痛みの相談を、やや高齢のお客様から受けた。
風邪の兆候は無く、お客様自身も「花粉症かもしれない」とのお話。
世間的には花粉症は話題にならないけど、スギ花粉が同時期に多くの人に発症するのは、高い木から遠くへ広範囲に花粉が飛ぶからで、実のところ花粉症になる人は、自分の住宅周辺や通勤路など、腰よりも低い植物の花粉でも発症する。
そして、腰よりも低いので花粉は遠くへ飛ばず、ほんの周囲の数人だけが発症していたりするのだ。
そのため、風邪だと思っているお客様に花粉症の可能性を指摘すると、怪訝な顔をされてしまう事も。
今回は、鼻汁が喉に落ちてくるそうなので、麦門冬を含んでる『チクナイン』(辛夷清肺湯)を案内した。
だけど、お客様は『新コンタックかぜEX』を買っていかれた……。
な、なんで(;・∀・)?
喉の痛みと乾燥感を訴えて来店したお客様は、風邪を治すのに『新ルルAゴールド』を服用していたそう。
熱が下がった後も喉の痛みがあるため服用を続けているというが、神経に作用する風邪薬は服用を続けていると体内を乾燥させてしまう事を説明して、『麦門冬湯』を勧めた。
複数の症状が現れる風邪には、やはり総合の風邪薬は選びやすい物ではあるけれど、治ってきて症状が絞られてきたら、総合よりも症状に対してピンポイントの物に変更した方が良い。