女性のお客様から、「生理を遅らせたい」と相談された。
スポーツの試合とか旅行の時期とズラしたいとか、わりとある相談の方かと思った。
まぁ、相談されても病院で低用量ピルを処方してもらうくらいしか方法は無いと思いますが。
何かの漫画で、漢方にあるらしい描写を読んだ事があるものの、ちょっと想像がつかない。
生理を早くするなら、『黄連解毒湯』とか『三黄瀉心湯』とか考えられるけどね。
正式に認められている効能じゃないから、その目的では店頭では売れないし。
そんな事を考えていたら、一回ごとの生理の話じゃなくて、「閉経を遅らせたい」という事だった。
一介のドラッグストアの店員に、そんな事を相談されても困るσ(^◇^;)。
しかも、よくよく話を聞いたら、お客様本人じゃなくて人から頼まれたらしい。
頼んだ人は、40代前半らしく漢方薬を探しているそうな。
う~ん、血流からアプローチする『加味逍遙散』や『桂枝茯苓丸』、気からアプローチする『補中益気湯』に『人参養栄湯』、水からアプローチする『五苓散』と『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』などなど、候補になる物は多いですが、やっぱり本人の体質に合わせない事には選びようがありません。
やはり、漢方薬に詳しい病院を受診するよう、ご本人に伝えて下さいとお話した。
鼻水とクシャミが頻発し、咳も出るというお客様。
風邪薬を案内した方が良いかなと思ったけど、花粉症の方が思い当たるらしい。
普段は、同様の症状が出るとアレルギー薬の『アレグラ』を服用しているという。
『小青龍湯』と『ストナリニS』を紹介したところ、『ストナリニS』の方を購入された。
鼻水が出るという事は、内臓が冷えていると考えられるので、意識的に温かい物を飲むように伝えた。
『小青龍湯』なんかは、まさに体を温める物だから、個人的にはお勧めだったんだけど。
お客様から喉の痛みと、しわがれ声の相談を受けた。
数日前に熱風邪をひいたらしく、服用した風邪薬で体内が乾燥したのだろうと考え、一度は『麦門冬湯』を案内したものの、やはり主訴は喉の痛みの方だと考え直し、『駆風解毒湯』を勧めて、お買い上げ頂いた。
しわがれ声だけなら、『響声破笛丸』という選択もあったんだけど。
それと、喉が痛いと、つい水気のあるキュウリやトマトなどの夏野菜が食べたくなるだろうけど、体を冷やしたり、水分代謝を悪くして、体内を乾燥させる方に働くから、当面は避けるようにお話した。
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/31.0.1650.63 Safari/537.36 SE 2.X MetaSr 1.0
処女戻りって知ってますか?
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/36.0.1985.84 Safari/537.36
「処女戻り」とは、なんでしょう(?o?)
何かの物でしょうか?
それとも現象でしょうか?
閉経時期はその人の過去のライフスタイルで決まるわけですから、漢方といえども、遅らせるのは不自然です。むしろ閉経を終えて、第二の人生をエンジョイした方がより自然では。これが処女戻りです。ただし、特別な事情で、遅らせるメリットがはるかに上回る場合は別ですが。