友達から頼まれたと、成人のお客様からの相談は咳。
明け方に酷くなるそうで、眠くならない物を本人は希望しているという。
『五虎湯』を案内しようと思ったけど、本人の体質を詳しく尋ねたら、胃腸が弱いそうなので『麦門冬湯』に変更した。
ところが、さらに詳しく症状を確認すると、頭が重いと訴えていて、風邪の徴候がある様子。
だから、なんでそういう情報を先に言ってくれないのか(;´・ω・)
発熱に備えて『麻黄湯』と、発熱後の体力の消耗を見越して『柴胡桂枝湯』を勧めたところ、両方をお買い上げ頂いた。
スマホアプリで、医療関係者に健康相談するためのチェックリストとか探せばあるかなぁ。
あれば、宣伝するよー( 」゚Д゚)」!!
あっ、「自己判断で薬の乱用をしないように」と注意書きは加えておいて下さいな。
念のため。
『ヘパリーゼ』の錠剤を購入されたお客様に、肝臓の薬として『ネオレバルミン』を紹介した。
ところが、この後に最悪のミスを……。
お客様が帰った後に、レジを見たらクレジットカードが残っていた。
ウギャッ∑(゚ω゚ノ)ノ
お客様控えを渡す時に、クレジットカードを返すのを忘れた。
慌ててお客様を追いかけようとしたら、何故かレジに他のお客様の列が。
いつもは、1時間に片手で数えられるくらいのお客様しか来ないのに、なんでこのタイミンクで(汗)
応援を呼ぼうにも、この時間帯は私一人。
並んでいたお客様の会計をしていたら、急いでさっきのお客様を探したけど、すでに姿は無く、カード会社に問い合わせたとしても当然お客様の個人情報など教えてもらえる訳も無いため、警察に連絡して本社には事故報告。
現金を拾ったなら着服が、クレジットカードを返しそびれたら悪用が疑われるため、とにかくまず警察に連絡とマニュアルで定められているので。
本社からは、お咎めは受けなかったけど、お客様とお話する時は会計を終えてからと釘を刺された。
なにより、お客様ごめんなさい……orz
なんか今日は立ち直れない。
そうは言っても、他のお客様にも迷惑をかける訳にはいかず。
『ナロン』を求めて来店したお客様に、『ナロン錠』と『ナロンエース』のどちらが良いのか尋ねて確認。
しかし、今まで自分がどちらを服用していたか覚えていないという。
『ナロン錠』はアセトアミノフェンとエテンザミドの組み合わせで「解熱鎮痛剤」、『ナロンエース』はイブプロフェンとエテンザミドの組み合わせで「鎮痛解熱剤」といったところ。
似ているようで、成分の違いは症状や運用の違いとなります。
今回は、『ナロンエース』を選ばれた。
市販薬の名前はブランド名に過ぎませんので、成分の部分を切り取るか写真に撮って記録しておいて下さませ。