今日は、子どもキャンプのDayキャンプ。
予行練習のようなものである。
公園で炊事をして、どの程度の事が参加者の子供たちはできるのかを知ったり、当日までに班のチームワークを固められればと。
例によって撮影を頼まれてる私は、気持ち的には楽なもの。
さて、出かけようと思ったら、お母んから電話。
薬局が泥棒に入られたらしい。
レジのお金と、釣銭の小銭が被害に遭った模様。
隠し場所には気づかなかったようで、おとりに引っかかってくれたか。
で、警察には報せたのか訊いたら、まだだという。
面倒臭いと。
「盗まれたの、おとりだし」
あのねぇ(^_^;)
とにかく侵入ルートも調べてもらわなきゃならないんだから、その辺の物を触らないで連絡しなさいと伝える。
「もう触っちゃったわ」
………………(-.-)
会場の三ツ和公園に到着。
暑い暑い。
この公園は、木陰があって助かる。
ちゃんと木を植えても見通しは良くできるんである。
すでに多くの参加者が集まってはいたが、まだ開始時間ではないので集合がかかるのを待って、しばし中高生や青年たちと歓談。
なんの話の流れだったか、家事は職業としての仕事と云えるかなどと。
私は、座ったらお茶が出るのが当然だと思ってる人ですが(奥さんによると、友達から横暴な旦那と思われてるらしい。その通りで反論はできん)、自分の代わりに仕事をしてもらってるとは認識している。
だから、「そりゃ仕事でしょ」という立場。
ところが青年のNくんは、
「生活に必要なことジャン」と言って仕事ではないという。
それに対して高校生のKくんが、「えー? 仕事ですよ。他の仕事だって、生活に関係するじゃないですか」と反論。
他に、電車の動力と、ビーフカレーの肉の話をしてみたり。
(1月23日/2005年の日記参照)
電車は何で動いているか、ビーフカレーに入ってる肉は何かという、この単純かつ簡素な質問に、本気で中高生“たち”に悩まれてしまった。
そーかー、知らない方が普通なのかと改めて確認。
今日これから作るのはトン汁で豚肉を使うんだけど、豚肉をポークと呼ぶから豚肉の入ったカレーを「ポークカレー」と言うんだよと普通に説明をする事に。
牛肉を買っておきながら、作ってるカレーになんの肉を入れてるか知らなかった奥さん、馬鹿にしてゴメンよ(苦笑)
実長のHくんから集合の号令がかかり、挨拶と今日の流れの説明。
本人は考えていたのか、いきなり班紹介を始めて困った。
そういう段取りを撮影担当にも伝えておいてもらわないと、撮れないじゃないですか。
とりあえず班ごとに分かれて炊事を開始。
当然、リーダーが班の中心なので、口を挟まないようにするのに苦労する。
鉄棒を組んで、飯盒を焚く準備をしていたりするのだが、明らかに鉄棒の土への食い込みが浅く、火から遠くなる高さの班が多い。
薪の高さから、せいぜい15cmくらいの高さにしか火が届かない事は、今までのキャンプの経験でも分かってるはずなのに、1年ぶりだと記憶が知識としては残っていないのか。
あれでは、薪が相当に無駄になってしまう。
さすがに見過ごしてもおけず、リーダーに直接その事をアドバイスした。
ところが、一部の班では青年が子供たちにダメ出しをしていた。
おいおい、それはマズイだろ。
班員がリーダーをリーダとして見なくなってしまう。
そうなったら班の統率が取れなくなってしまうぞ。
そんな事もありながら、トン汁が出来上がっていく。
同じ材料を使っていても、なんだか出来上がりが違うのが野外炊事の面白いところ。
せっかくなので、各班のトン汁を少しずつもらって味比べをしてみた。
作っている時に、青年のAちゃんが味見をしていた班がダントツで美味い。
別な班は、味見すらしてなかったようで濃すぎ(>_<)
食べているところへ、高校生のHちゃんがやって来た。
今日は不参加という事だったのだが、部活が予定より早く終わり駆けつけてきた。
全員分のアイスキャンデーを差し入れに持ってきていた。
うおっ、気を回す子だとは知ってたけど、驚いたなぁもう。
有り難く頂きました(⌒▽⌒)
炊事の後は、『クマ狩り』ゲームをして遊んだ。
炊事道具は早く片付けるために、トイレットペーパーを活用して水洗いを省いた。
後で実委で洗う。
ホントはどうかと思わないではないが、まぁいいか。
『クマ狩り』ゲームは、やはり盛り上がるようで子供たちも楽しそうだった。
しかしこれまたチーム分けが班とは関係無く、今日の主旨からしたらどうか。
解散となり実委は公園に残って、今日の様子についてと今後の打ち合わせ。
撮影以外のことは今日はしていないはずなのに、やや眠くなってしまった。
先の炊事をしている時の件で、リーダーとサブリーダー、そして班付き青年の役割をちゃんと話し合っておかないといけないのではと意見を述べる。
経験があろうと知識があろうと、班を率いるのはリーダーなのだから、リーダーを立てなければ子供たちも青年の方をリーダーよりも格上に見て統率が取れなくなる。
そうなったら班もリーダーも悲惨だ。
帰りの駅のホームで、タバコの投げ捨てに出くわす。
そもそも禁煙場所で出くわすのが変。
調度そこへ電車が入ってきて、乗り込む時に、そいつの胸ポケットに入れてあげた( ̄▽ ̄)
ムッとしたくせに、何も言い返さずにドアが閉まる寸前に、また吸殻を線路に投げ捨てた。
「ゴミもちゃんと始末できない幼稚園児がタバコなんか吸うんじゃない」
いつになくイヤミな私。
どうしたのだ?
「はいはい、私は馬鹿なんで」と返してきたのには大笑いしそうになり困った。
不貞腐れつつ、目を合わせようとしないし。
説教オジサンに関わるのが面倒だと思ったか、いかつい見かけと違って小心者だったか。
昼食は食べたが小腹が空いて、セブンイレブンで、冷やしそうめんを購入。
薬局に行ってお母んに泥棒の件を尋ねると、侵入経路は倉庫から外に通じるところのシャッターだったらしい。
古いシャッターだからなぁ、確かに開けられない事もないんだよね。
また、来るかな。
どこだったか、同じ店に3回も泥棒が入って、捕まえてみたら近所の大学生だったとい事件があったが。
私も母も22時とか深夜の0時とかまでいるのは普通。
店は定時に閉めるが、完全に留守になる時間は毎日違う。
そこからすると、今回の犯人は下調べをしている専門職というよりは、行きずりかつ近所の人のような気がする。
たまたまシャッターをいじったら開いて、ガラスを割っても誰も応答しないので留守だと踏んで入ったみたいに。
でなければ、もっと金に執着して家捜ししてたはず。
よし、罠を仕掛けておこう。
どんな罠かはナイショ(^m^)
引っかかってくれると、メルマガのネタになるんだがな。
咽喉の痛みの相談で患者さんが来店。
駆風解毒湯(くふうげどくとう)を案内したら、あまり説明をする間もなく、パッパと買われた。
http://www.kitazono.jp/main/e65.html
いや、いいんですけど(^_^;)
警察官が来訪。
調書の修正の件で。
お母んは、被害届けを出しておきながら、やはりメンドクサイと思ってる様子。
「警察の人も勧めなかったし」と言うと、
「警察からは、被害届けを出してとも出さないでとも言えませんから」との返答。
桶川の女子大生ストーカー殺人事件の時には、被害届けの取り下げを要請してたはずなのにな、埼玉県警は。
咳の相談で患者さんが来店。
麦門冬湯(ばくもんどうと)と麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)という、もはやオーソドックスな組み合わせを勧めた。
http://www.kitazono.jp/main/e66.html
http://www.kitazono.jp/main/e67.html
気をつけないと、何も考えずに定番として出してしまうな。
自戒しておかねば。
夜のチャットで、今日のDayキャンプでの体験を報告。
基礎知識だと思っている事が、案外と共通認識にはなっていないという話。
私の持ちネタになってるのは、小学校の教師をしている知り合いのM女史が言った、「防水時計って、水が入っても大丈夫なんだよね」というもの。
水が入らないようになってるから防水時計なのに。
ところが、このギャグが女性にはことごとく通じない。
今日のチャットに参加しているS子さんもそう。
「え? 水が入っても大丈夫じゃないんですか?」と。
私が、「親水性の時計なのか(笑)」と答えたら、I氏は「吸水性時計で対抗しておこう」とか言う。
親水性というより、浸水性だったりして。
もしくは、水力時計か(笑)?
「そう言えば」と、S氏は「タバコってどっちに火をつけるんですか?」と訊かれた事を話してくれた。
するとS子さん、「花火もどっちに付けるかいつも分からなくてとりあえずつけてみる子」だとか。
よせばいいのに(私も言おうと思ったのだが)、I氏が「花火は、左に火を着けよ」と教える。
「花火を右手に持って左につけるってこと??」と普通に疑問に思われてしまっていた。
これは、「西は、お茶碗を持つ方」というネタと同列なんだけど、このギャグを以前にS子さんにした時にも通じなかったからなぁ(苦笑)
そこでS氏が、マトモ(?)に「導火線が見つからない場合は、焚き火に放り込む」という花火の火のつけ方を伝授したら、今度は爆発したら怖いと言われた。
いやぁ、花火を爆発させるのは大変よ。
相当な量を狭い空間に押し込めないと。
「あれ……爆発はしないんだ……」と驚くS子さん。
例の爆弾高校生のように、ガラス瓶とかに詰めた方が殺傷力が高まるとか、余計な事を教えたり。
そういや、あの事件の犯人の高校生は刑事事件として逆送致されずに、家庭裁判所で対応する事に決まったとか。
なにしろ爆発物を使用した場合の罪は殺人よりも重くて、無期懲役か死刑なので、それを回避するためらしい。
後に続く馬鹿が出ないようにするためには、前例が必要だったと思うけどな。
一方、チャットでの話は“パンタグラフ”に。
I氏が、「パンタグラフってなんだ?」とS子さんに尋ねたのだ。
「えっと……、電線?」と、おずおずと答えた。
違うぞ(笑)
S氏が、「月刊パンダグラフ・毎号可愛いパンダの写真が満載の写真誌」とかフォロー(?)を入れる。
ますます違いますがな(苦笑)
問いかけしたI氏の方は途方にくれて、「小生はどうすれば良いのでしか(; ;) 何を説明すればいいのでしか(; ;)」と。
念のために書いておくと、電車の上についている「く」の字、あるいは「◇」型の装置で、電線から電気を取り込むのがパンタグラフである。
パンタグラフの同じ箇所が磨耗しないように、架線は真っ直ぐじゃなくて左右に少しブレて張られている。
という説明をS子さんにもして、気を取り直したI氏が「で、パンタグラフから取り込んだ電力で、何するの( ´∀`)」と尋ねた。
それには、「電車を動かす!!」と即答。
あははははは、I氏も可哀想に。
「そうだよねぇ、電車を動かすんだよねぇ……(; ;)」
すると、「あっ、電車内の電気をつけるとか???」と、さらに追い討ちが。
「ドアの開け閉め?」と、だんだんと答えから遠ざかっていくのに苦笑。
とうとうS氏までが、「電車の車輪は、何で回ってるんだよう(T_T)」と泣きに入った。
重ねて、質問したI氏も「モーターを廻すって事に気づいて欲しかったの………(; ;)」と。
だが、さらに衝撃の答えが!!
待て、次号(嘘)
「え……自然に回ってるんじゃなかったんだ!?」という。
そこか(笑)!!
いやいや、人の意思の疎通のなんと難しい事か。
世の中の争いの原因の一端を見た思いである。
思わず、「メルマガのネタをもらってしまった。ありがたや、ありがたや。S子さんには、チ(下品につき2文字削除)を向けて寝られませんな」と、お礼を述べておく。
≪育児日記≫
今日は、19時頃にはマンションに帰ってきて、川口のオートレース場の花火が見えるかしらと思い、ベランダに出てみた。
しかし、見えることは見えたし、音も良く聞こえたけど、外環にさえぎられて、高く上がったのしか見えなかった。
やっぱり、中途半端な高さからだろうか……。
もう少し高いところだったら、良く見えたのかな?
次郎を膝に抱っこして、椅子に座り見たけれど、やっぱり全然興味も無く、音にも驚いてなかった。
来年になったら、少しは反応してくれるのかしら。
とりあえず今は、仕方ないのかもしれない。
それから辺りが静かになると、次郎を寝かすため頑張った。
でも、やっぱり寝たのは夜12時過ぎ。
旦那が帰ってくる頃も少しドタバタと動き回っていた。
夕食まだなんだけど……。
そして遅めの夕食を食べた。
そうめんを作った。