午前中に化粧品棚の大掃除。
新規商品のPOPなどが届いているので、日曜日には組み立てなければならない。
http://www.mffinity.com/miracle/index.html
午後に近所の患者さん宅へ、以前から頼まれていたパソコンの操作を教えに訪ねた。
私は知らなかったのだが、私の弟がすでにパソコンをセッティングしておいたとの事。
しかし、それにしても古い。CPUがペンティアムⅢの450MHZだσ(^◇^;)。
まったくの初めてという事なので、まずは電源を入れてから切るところから始めた。
私は、もともとパソコンのインストラクターをやっていたのだが、1クラス20名を私ともう1人のアシスタントで教えていたので大変だった。
こうしてマンツーマンの、なんと楽な事か。
ちなみに、パソコン教室に来る初心者の中には、よくパソコン雑誌などでネタにされているような失敗を実際にする人たちが意外なほど多くいた。
マウスを空中で動かしてカーソルが動かないとオロオロする人、マウスが机の端まで行ったところでそれ以上動かす事ができないと騒ぐ人。
実際に目の当たりにすると、最初の頃はあっけにとられたが、しだいにパソコンの設計思想そのものに欠陥があるのではないかと思えたくらいだ。
だから普段使い慣れているマウスの“持ち方”も、こんな感じで解説していた。
「まず、マウスの上にゆっくりと手を置いて下さい。その時に、人差し指が左側のボタンの上に、中指が右側のボタンの上に乗るようにします。そうしましたら、親指をマウスの左側に当てて、小指をマウスの右側に添えて、軽く挟むようにして下さい。」
こうしてマウスの持ち方と動かし方を教えるのに、30分あまりを費やす。
それでも、これはあくまで“動かす”までで、ダブルクリックなどの操作にさらに1時間あまりを使ってやっと覚えてもらう。そして、習得するのにはさらに3日ほどかかったりする。
今回の人は、仕事で名簿を作らなくてはならないというので、エクセルの使い方まで一気に進む事になったが、目的がハッキリしているとやはり憶えるのも早い。
ただ困ったのは、この人は“縦書き”に慣れているようで、操作方法もノートに縦書きでメモしていくため、メモした図がパソコンと同じにならない(苦笑)
あとでメモを読み返したときに大丈夫なのかなと、ちと不安になった。
しかし、考えてみると確かに縦書き仕様のOSがあってもいいとは思う。すでに横書きに慣れてしまって需要は少ないだろうが、厳然として縦書きで生活している人がいるのだから。
一通り終えたところで、お茶をいただいた。
すると、お茶どころかお給金までいただいてしまった。
さすがに申し訳ないので断ったが、薬局の業務とは別の事なのでと重ねて差し出され、せめて金額は少なめにしてもらった。
最初に示された金額が、私がパソコンのインストラクターをやっていた頃の給金の1日2万円と比べても時給換算で比べるとずいぶんと高くて、とてもじゃないがそのままいただけるものではない。
とりあえず、次回はお金は用意しなくていいですと伝えたが、きっと用意されてしまうだろうなぁ(^-^;
夜はSEの役員と今後の活動についての打ち合わせのために、新宿に出た。
新宿に来たついでに、先々月に解約したYAHOO!BBの直営ショップにADSLモデムを返却した。
http://bbpromo.yahoo.co.jp/
本当は指定の場所へモデムを送るように言われていたのだが、トラブルに対するYAHOOの応対がとても納得できるものではなかったため、梱包するガムテープを使用するのも惜しくて、何かの用事の折に返そうと思っていたのだ。
そもそものトラブルは、街頭でADSLモデムを配っていた時に、誤った情報で私に契約させた事にある。
私の家の電話はISDNだったので、それでも大丈夫なのかを確認した。ISDNの環境ではADSLが使えない事は知っていたが、あまりしつこく勧めてくるので、もし使えるならと尋ねたのだ。
すると相手はどこだかに電話をしたのちに、「大丈夫です」と答えた。
しかし不安は残る。そこで再度確認してくれるように頼んだ。
もう一度確認したうえで、相手は「大丈夫です」と答えた。
こちらはあくまで素人である。ISDNではADSLは使えないと知ってると言っても、それは雑誌などで得た知識で間違えてるのは私の方かもしれない。
それで結局、契約書にサインした。
後日、YAHOOからは契約に関する確認の電話があり、まだ不安は拭えなかったので、その時にも同じ質問をしたところ、やはり「大丈夫です」と答えた。
つまり、3回も確認したのだ。
しかし、ISDNでADSLは使えなかった。
NTTからの連絡でそれが分かったのは“工事当日”である。
もはや中止もできない。結局、工事をしてしまいISDNのための機器のTAを取り外して廃棄する事になってしまった。
ISDNからADSLへの工事費と、廃棄する事になってしまったTAが丸々大損である。
そこでYAHOOに苦情の電話をすると、「社員の知識が不足していました。申し訳ありません」と繰り返すばかりで、呆れた事に「ブロードバンドは楽しんでいただけるはずです」とのたまった。
つまり、回線速度は速くなったんだから文句無いだろうという態度なのだ。
業種は違うが、ウチが間違った薬を患者さんに渡して、それで症状が偶然改善したとして許されるか。もちろん、否である。
これには私も怒って即時解約を伝えると、今度はADSLモデムを送料をこっちの負担で返却するようにと言う。
実はYAHOOが強引な勧誘で今までにもトラブルを起こしていて、解約のさいのモデム返却の送料は着払いで応じていると言う事は知っていたので「そんなはずはないですが」と尋ねたら、しばらく席をはずしてから「着払いで結構です」と前言を翻した。
つまり、こちらから尋ねなかったら返却の送料まで契約者に負担させるつもりでいたのだ。ずうずうしいにも程がある。
で、結局私はNTTへの工事費を損したまま解約したので、モデムを返却するのにもはや1円も使いたくない気持ちだった事もあり、直営ショプに持ち込む事にした訳なのだ。
ちなみに、YAHOOの下請けで仕事をしている友人によると、その友人が自分の家でYAHOOと契約したさいにもトラブルがあったとか(苦笑)
まぁそれでも、その友人の言によると、ADSLのシステムとしてはコストフォーマンスはかなり良いらしい。
トラブルに対処できる自信があるなら試してみる価値はあるかもしれない。
ただし、やはりその友人の周りの友達もYAHOOとのトラブルがあって、軒並み解約したらしいが。