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★彡☆-=★彡 それさえもおそらくは平凡な薬局 ★彡☆-=★彡
≪通巻9号≫
提供 : まぐまぐ
発行 : 北園薬局 http://plaza2.mbn.or.jp/~kitazono/
編集 : 北村俊純
窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
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~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~
※6月17日(火)……漢方薬の講習会『便秘』
※6月18日(水)……“脳出血危機一髪”
※6月19日(木)……サトウ製薬の新製品の勉強会
※6月20日(金)……担当の医師には細大漏らさず相談を
※6月21日(土)……早大生婦女暴行事件
※6月22日(日)……地球は温暖化しているのか?
※6月23日(月)……悪い患者の見本は私
******************* 先週の平凡な日記 *********************
◆6月17日(火)/2003年
今日は漢方薬の講習会である。
会場に向かう途中で、ロッテリアで昼食。健康にはよろしくない。
入ったお店は、2階が喫煙席で3階が禁煙席と言う不思議な構造。
禁煙席に行くために、煙がモウモウと立ち込めている所を通っていかなければならないのだ。しかも、煙は高い所に昇っていくから煙は禁煙席にまで入ってくる。誰の指示かは知らないが、頭が悪いんじゃなかろうか。
漢方薬の講習会は、『便秘』についての講義であった。
便秘と一口に言っても、大きく分けると3つに分類される。
1つは習慣性の便秘。現代においては学校や仕事などの関係で、トイレに行きたい時に必ず行けるとは限らない。我慢しなければならない事がある。そして、我慢したりしているうちに出にくくなり便秘となる。
もう1つは弛緩性の便秘だ。排便するには思っている以上にエネルギーを必要とする。虚弱体質だったりすると腸の働きも弱く、そのために排便する事ができなかったりするのだ。
そして、もう1つは痙攣性の便秘である。腸にポリープが出来ているなど、腸そのものに病態があり排便が困難になってしまう。また、神経性なストレスも痙攣性の便秘の原因となる。
これらの事を考慮すると、便秘だからといって便秘薬を服用しても原因に対して合わない薬では効果が無いという事もありえるので注意が必要だ。
見分け方としては、我慢している事で慢性化してしまった便秘の場合は、2~3日するとお腹が張って苦しくなってきたり、顔が火照ったり吹き出物ができたりする。
数日経っても特に苦しいと言う自覚症状が現れない場合は、虚弱体質による便秘だと思って間違いないだろう。
いずれでもないと思われる場合は、病院での検査を受けた方が良いかもしれない。腸内に問題があるのか、神経性のものなのか判別をつける事で治療の方針を立てる事ができるからだ。
さて、原因を推測したらそれぞれに合う漢方薬は何か。
虚弱体質でなければ、ファーストチョイスはやはり大黄(だいおう)という生薬が配合されている物だろう。
ウチのお店だと、大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)という事になるか。ただし、大横は腸を刺激して排便させるため効果が強く体への負担も大きい。なので、婦への使用は避けた方が良い。また、体液(小便や汗など)として排泄されやすいので、母乳で赤ん坊を育てている人も服用は避けるべきだ。赤ん坊が下痢症状を起こす可能性がある。
あと、女性の場合は便秘だけでなく生理不順の症状がある場合は、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)も良いだろう。
肥満症でダイエットが目的であれば、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)を選ぶのも良い。漢方薬では、昔からダイエット効果があるとされている。また、防風通聖散は行き過ぎた効果が現れないように生薬が配合されているので、ダイエットはもちろん慢性的な便秘などで長期的に服用しても体への負担が少ない。
一方、虚弱体質による弛緩性の便秘には、どんな漢方薬があるのか。
実は、私はその辺りが詳しくないので今回の講習会は大変役に立った。
まずは、安中散(あんちゅうさん)が良いようだ。安中散の効能は主に胃炎なのだが、温める効果があり案外便通が良くなったと言う報告が多いらしい。特に夏季には冷たい物をよく飲んでいるという場合は、効果が期待できるとの事。
しかし安中散はあくまで胃炎に対応した漢方薬なので、便秘という事に絞ると、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)が候補となる。精神的な便秘、例えば子供が学校に行く前に起こる腹痛などにも効果があるようだ。
体力が著しく低下して、より神経質だと思われる場合は小健中湯(しょうけんちゅうとう)を用いる。余談だが、よく鼻血の出る子供にも効果があるそうである。あれは、「興奮して」出る訳ではなく虚弱体質が原因なのだそうだ。隠れ肥満みたいなものだろうか。隠れ虚弱体質。
ただし、これらの漢方薬はあくまで虚弱な体にエネルギーを補って排便できるようにするのが目的なので、大横のような直接的な排便効果は無い。なので、大横の入った漢方薬を足したり、他の便秘薬を少量併用する方が良い場合もある。
あと、私としては意外な使い方だったのが、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を虚弱体質の便秘に使うという事だった。補中益気湯は名前の通り、補う事そのものが目的の漢方薬である。それが、便秘薬としても使えると言うのだ。なるほど、確かに体力をつけるのにこれほど適した漢方薬は他に無い。覚えておこう。
痙攣性の便秘は腸内にポリープが出来ている場合もあると言ったが、これには痔も含まれる。痔がある場合は、乙痔湯(おつじとう)が良い。これは効能書きにもハッキリと「便秘傾向のある痔」とある。ただし、痔の治療には日数を必要とするので、あらかじめ長期的に服用するつもりでいないと、途中で服用をやめてしまっては元も子も無くなってしまう。
まぁ、ウチにはもっと痔に効果のある薬としては漢方薬をベースにした『レンシン』があるので、患者さんにはそちらを勧めるだろう。
そうそう、痙攣性の便秘で神経性のストレスなどの場合には、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)や加味逍遙散(かみしょうようさん)が良い。どちらも不安神経症を解消する。使い分けとしては、半夏厚朴湯は胃から上に症状が現れる場合、加味逍遙散は胃から下、あるいは生理不順など婦人病を伴う女性に用いる。
以上のように、便秘を治すと言っても、便秘にも種類があり、それに対応した漢方薬も多くある。
自分で安易に便秘薬を選んでしまうと、いつまで経っても原因の治療にならず便秘薬を手放せないという事になりかねない。やはり、一度は病院や薬局で相談した方が良いだろう。
講義では他には、患者さんの症状の訴えに対してまず聞き役に徹する事を言われた。患者さんは来店するまでにいろんな事を抱えてやって来る。それを出させてあげなければ、こちらからの説明など頭には入っていかない。
分かってはいるが、実践するのは難しい。難しいが肝に銘じておかなければならない。
そんな訳で、症状についての尋ね方なども教えられた。
例えば太ってる人に「食欲はありますか?」と尋ねても「あります」と答える事はまず無い。「ある」と答えれば「食べ過ぎは良くない」と言われると思って「普通です」と答えるのが、当然のように予想できる。なので、「食事は美味しく食べられますか?」と尋ねる。「食べられます」と答えれば、食欲があると思って間違いない。「食べるけどあまり美味しくない」と答えれば、食欲不振と思って間違い無いだろう。
◆6月18日(水)/2003年
今日は“危機一髪”という出来事があった。
朝早くに、わりと良くいらっしゃるお客さんが来店。
良く来るだけで何も買わずに世間話だけしていくことが多い。なので、忙しい時に来られたりすると、わりと邪魔だったりする。
ところが、今日は様子が少しおかしい。足元がフラついてるように見える。
そこで、血流計を勧めて測定してみると信じられない値が出た。
最高血圧が200を越えている。
いや、実のところ普通は最高血圧が高めでも、それほど気にする事はない。ちょっと散歩しただけとか、お店に歩いてくるだけでも血圧は上がるものである。
だから、最低血圧が平均値を下回っていれば最高血圧が高めでも心配しないよに患者さんに伝えている。
しかし今回は、最低血圧も120を越えている。
しかも血流に関するグラフが不整脈を示している。今までまったく見た事が無かった訳ではないが、そうそう見る機会のあるグラフの形ではない。
念のため血流計の説明書で確認してみると、わさわざ赤い枠で囲んで「医師の診断が必要」だと解説してある。
嫌な予感がしたので、お客さんに救急車を呼びましょうとお話した。
しかし、本人は「嫌だ嫌だ」と言う。まぁ、いきなり言われれば当然だろう。本来なら、もう少し気を使ったアドバイスをするべきだ。
だが、明らかに変な汗をかき始めていて、もう時間が無い気がする。
そこへお母んが出勤してきた。事情を説明すると、お母んが車で連れて行くと言い出した。なんでもこのお客さん、以前に旅行先で脳溢血で倒れた事があるらしい。
となれば、もはや疑いようが無い。脳梗塞か脳出血か、何か重大な病状の前触である。
なので救急車を呼ばない代わりに車に乗って下さいと、なかば無理矢理に車に押し込んで病院に連れて行った。
私は車の免許を持ってないので店番となり、しばらくしてお母んが帰って来たので尋ねてみると、そのまま入院になったそうだ。
車を病院の玄関前に乗り付けたものの、お客さんはすでに意識が朦朧としていて自分で降りる事ができなかったらしい。近くにいたボランティアの人に頼んで車椅子で先に運んでもらい、それから車を駐車場に止めたとの事。
そして、そのまま緊急入院になったらしいのだが、病状についてはプライバシーの問題もあるので教えてもらえなかったとか。まぁ、それはそうだろうが、連れて行った人間にも教えてもらえないと言うのは、ちょっと釈然としない。
ただ、本人が家族に連絡するのも嫌がっていたので看護婦さんが「関係無い人(ウチの母)に迷惑をかける訳にはいかないでしょう」と説得して、しぶしぶと連絡先を伝え、ひとまず入院という措置にもなったので、お母んは帰ってきた。
私は午後からお休みなので後で聞いたところによると、夜になって家族の方がお店に挨拶にみえたそうだ。そして病状の方は、やはり脳出血を起こしていてあと少しで手遅れになっていたかもしれないとの事。絶対安静と医師には言われたらしい。
確かに忙しい時に世間話だけしに来られると迷惑だ。何も買っていかないのに長居されるのは邪魔。
でも、来れる時にはお店に来て欲しい。入り浸ってくれて構わない。
だからこそ、いつもと比べて様子がおかしな事にも気がついたのだ。
それと、最近はなにかにつけて個人情報、すなわちプライバシーの保護が声高に言われているが、一番大切なのは個人情報を自分でコントロールする事だろう。
なにもかも隠せば良いというものではない。例えば、自分の抱えてる持病などは人に明かしておいた方が良い。そうすれば、いざという時に気にかけてもらえる。
さて、午後で仕事をあがって何をするかと言うと、奥さんとお出かけである。
来週はIちゃんとデートなので、先に埋め合わせと言う事で池袋のホテルメトロポリタンの25階にあるスカイラウンジ『アポロ』でのケーキ食べ放題をねだられたのだ。
http://www.itbc.co.jp/hotel/
う~む、ケーキの食べ放題……。行く前からお腹にもたれそう(^-^;
などと思っていたのだが、食べてみるとイメージしていたケーキとはまったく次元が違う。
甘さ控えめで素材の味が堪能できる、まさに“料理”としてのケーキだった。
それにケーキのサイズはプチサイズなので、多くの種類が食べられようになっていた。
おそらく半分くらいの種類は食べたんじゃなかろうか。
とはいえ、さすがに私は途中でギブアップしたのだが、奥さんはほぼ制覇してしまった(^-^;
あと、平日なのにえらい人出である。
いや、奥さんは週休2日のうち水曜日が休みなのだが(映画が女性は水曜日1000円なのだ)、そんなにお休みの人が多いのか。それとも、高級ホテルに来るような女性は共働きなどしないからなのだろうか。(偏見)
付け加えると、この『アポロ』のスタッフのサービスは非常にスマートで感心した。
「客商売とはかくあるべき」と言えるほど、気配りが行き届いていた。
今日出かけてきたのには、もう1つ目的がある。
家のテレビデオ(いわゆる一体型)が故障してしまったので、新しい物を買おうと言うのだ。実際にはビデオ部分が故障しただけなのだが、修理に出すとテレビも見れなくなってしまう。2度と一体型は買わないぞっと。
そう言えば、まだ使える物を捨てるという事をまるで悪い事かのように言う人もいるが、何事にもコストと言うモノがある。今は、修理するより買い換えた方が安いのだ。
すると今度は、「何故買うよりも修理代の方が高いのか」と憤慨する人もいるが(新聞の投書で良く目にする)、それは勘違いと言うものだ。
例えばビデオデッキは発売当初は20万円以上した。それも、20年以上前の物価でである。カラーテレビだって、一般家庭では買えなかったくらいだ。
それが今やビデオデッキは1万円以下で買える。テレビも14インチ以下なら数千円で買えてしまう。それは、需要が増えたという経済的な理由もあるだろうが、メーカーによるコスト削減の努力もあっての事だ。
購入価格は安くなっても、修理するには人件費と個別の材料費が必要になる。
また、メーカーは製造が終了した製品の部品も一定期間は貯蔵しておりその費用もかかる。そのために、修理代が販売価格より高くなってしまうのだ。
つまり、販売価格が安くなったのだから怒るのは筋違いなのだ。
もちろん物を大切に使う事に異論をはさむつもりは無い。
ただ、それは自分が実践すれば良い。
で、新宿に出てヨドバシカメラの西口店に行ったのだが、店員の態度が客商売にあるまじき横柄な態度だったため、奥さんともどもカンカンになって飛び出してしまった。
しかし、せっかく持ってるポイントカードは使わないと損。
そこで、東口店の方へ向かった。すると、今度は客商売の鑑のような店員さん。
商品説明を丁寧にしてくれた(⌒▽⌒)
あまりに丁寧すぎて、奥さんが痺れを切らしてしまったくらいだ(苦笑)
とりあえず目星はつけたので、帰ってから改めて勧められた商品を検討する事にした。
奥さんがいると邪魔なので、今度は1人で来よう。
私としてはもう帰ろうという気になっていたのだが、奥さんは映画が安く観れるサービスデーなので、何か観ていきたいと言う。
さて何を観るかと迷った末に、奥さんが『スパイ・ゾルゲを観たいと言い出した。
おいおい、歴史物なんて大丈夫なのか?
歴史物は観る側が史実を知ってて当たり前という構成になっている事が多いため、たいてい観た後で奥さんは「良く分からなくてツマラナカッタ」とか言い出すのに。
しかし『スパイ・ゾルゲ』は、篠田正浩監督の最後の作品になると言われている。観て損は無いだろうと思い、観る事にした。
http://www.spy-sorge.com/
主人公の1人、リヒャルト・ゾルゲは第二次世界大戦当時に実在したスパイだ。
モスクワの指令でドイツのナチス党に入党し、新聞記者として日本でスパイ活動を行っていた。
そのゾルゲに日本の情報を与えていたもう1人の主人公が朝日新聞記者でもあった尾崎秀実で、それを本木雅弘が演じている。
歴史物は結末を観客が知っているので、その観せ方や人物の描写に高いセンスが要求されるが、さすがは篠田監督である。まったくスキが無い。
ただし、そのスキの無さがワクワク感を失わせてるようにも思える。ファンというものは実に勝手なものであるなと自分に苦笑してしまう。
俳優陣も実力者揃いで手堅い演技を見せてくれるので安心して観ていられた。もっとも、それもまた新鮮味に欠けてしまうのだが。
だから、そんな“手堅い作品ゆえの不満”を捨てしまえば、やはりこの映画は見応えのある作品だった。思想的な面で、やや偏りすぎかとも思えるが、それはあくまで主人公側の視点と言う事で、あの戦争がどんな歴史の流れの中で起こったのかも分かり、その中での人間ドラマも面白くて得した気分を味わえた。
映画のパンフレットも読み応えがあり、このあいだ観た『ザ・コア』とは雲泥の差だ。
あっ、『ザ・コア』も観て損は無い。できの悪い映画を観ておく事で、良い映画に出会えた時の感動はより大きなものになるからだ。
ちなみに、尾崎の部屋に飾ってあったカツオの絵は、実の娘さんから借りてきた物なのだそうな。監督の拘りが分かろうというものだ。
あと、近衛文麿首相が思いのほかカッコ良く描かれていて、「なるほど。こうゆう描き方のもあるのか」と感心した。
“スゴイけど変な人”としか思っていなかったので(笑)
http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/dazai/konoe.html
観終わった後、案の定ウチの奥さんは「良く分からなかった」と言っていた。
お前なぁ(苦笑)
◆6月19日(木)/2003年
今日は、サトウ製薬の新製品の勉強会で某ホテルへ。
昼食付きとの事だったが、出されたのはお弁当。
いや、お弁当はいいのだが見かけばかり高そうでちっとも美味しくない。
しかも、料理のセンスが悪い。甘海老と焼いた海老が入っていたが、海老尽くしならともかく、どうゆう意図で料理を組み立てているのか分からない。
私は別にグルメではない。ファーストフードだって好きだ。
ただ、味と値段の折り合いが悪いのが嫌いなのだ。
マクドナルドは確かにマズイ。しかし、値段との折り合いはついている。
あの値段としては美味しいと思う。
そこからすると今回のお弁当は、値段は分からないが500円を下回る事は無いだろう。だとすれば、美味しいとは思えない。
安くて美味しい物はいくらでもあるのだから、こんな昼食にお金をかけているとしたら、サトウ製薬もとんだ経費の無駄遣いである。
こんな事にお金を使うなら、別に昼食など無くても私はかまわないと思うのだが、やはり昼食付きでないと出席者が集まらないのだろうか。
来場してさっそく「今日は何かいただけるのかしら」と社員に尋ねている人がいて苦笑する(笑)
来たからには、試供品を少しでも多くもらっておきたいのだ。
新製品は、『ストナ去痰カプセル』である。
一番のウリは、今まで処方箋が必要だった医療用の原料を規制緩和によって配合する事ができたので、今までの市販薬と比べて効果がより期待できるという。
特に、慢性的に咳や痰が出る人や、それらを緩和するために飴を舐めてるような人には、根治治療として使えるようだ。
カプセル状だが、中身は液体である。試しに、本当は水で飲む物なのだが液体に味付けがしてあるというので飴のように舐めてみたら、メントールの味がして口の中がスーッとした。
これで効果があるのなら、飴を舐める感覚で服用できて、なかなかに良いと思う。
もう1つの新製品は、『エスピーマリンスーパーP』と言う、血圧を正常に保つための健康食品。
厚生労働省の認可を受けた、いわゆる健康機能食品である。つまり、国に効果が認められた健康食品という事だが、効果があるのに医薬品では無いのが謎。
まったく、妙な認可枠が出来たものである。
一応、医薬品の血圧降下剤と比べて副作用が確認されていない事と、服用をやめた途端にまた血圧が高くなるという事が無い点がセールスポイントらしい。
面白かったのは、『テスミンヤクルト整腸剤』の開発方法。
これは、ヤクルト社との共同開発で、有用菌であるビフィズス菌や乳酸菌をいかに胃酸で死滅させずに胃を通過させて腸まで届けるかが課題だったとの事。
で、どうやって開発したかと言うと、まず胃酸に晒しても生き残った菌を培養する。そして、その培養した菌をまた胃酸に晒して生き残った菌を培養するという事を繰り返したそうな。
言うはたやすいが、もちろん実際には大変な作業である。
しかし、菌そのものを鍛えていくというのは、想像すると菌が大リーグ養成ギプス(もちろん『巨人の星』)を装着したり、タイヤを体に巻きつけてグラウンドを走っているかのようでオカシイ(笑)
お店に戻ると、他のメーカーの営業マンが来店。
ウチとしては、仕入れても売れる宛ての無い商品ばかり。
さりげなく「いりません」と言ってるのに、まったく引き下がる様子が無くて手を焼いた(苦笑)
と言うか、やたら自信タップリで口が悪い。一歩間違えたらヤクザと見分けがつかないくらい。
よく営業が務まるもんだと、逆に感心してしまう。
それとも、脅して仕入れさせてるんじゃあるまいな(笑)
しかし、ウチは私も母も祖父もオトボケキャラなので、暖簾(のれん)に腕押し、糠(ぬか)に釘。
とうとう諦めて「もういいです」と帰っていった。
もっと早く帰ってくれれば良かったのに( ̄▽ ̄)
◆6月20日(金)/2003年
暑さで寝苦しくて明け方には目が覚めてしまった。
しばらく布団の上でゴロゴロ。
お店に行ってみると、次から次へと処方箋がFAXで舞い込んできた。
今日は、そんなに予定は無かったはずなのだが、昨日の暑さで体調を崩した人が多かったのだろうか。
お母んも学校のプール検査に行く予定だったのだが、学校側の担当者が風邪になってしまい取りやめになったそうな。
この季節の風邪はお腹を壊しやすいうえ食中毒も起こりやすいので、症状を自己診断してしまわないように注意してもらいたい。
処方箋を持ってきた患者さんが、少し風邪気味の様子。
処方箋の薬とは別に風邪薬を欲しいと言う。
まぁ、処方箋で出されている薬との影響の少ない市販の風邪薬を出しても問題は無いのだが、それで次回また病院に受診するのなら、ちゃんと病院の医師から処方箋を出してもらった方が良い。
風邪の方での診察は受けなかったのか尋ねてみると、混んでてめんどうなので風邪の方では受診しなかったとの事。しかも、今日の担当の医師にも風邪ぎみの事は一言も言っていないという。
確かに混雑した病院で待たされるというのは嫌なものだが、自分の体の事なのだから、もう少し頑張ってもらいたい。
しかし、今日の診察をした医師も風邪ぎみなのを見抜けなかったのだろうか。
とりあえず風邪薬を出したが、受診している病気以外で何か具合が悪くなった時には必ず担当の医師に相談するように伝えた。
合併症や薬の副作用による症状だったりする事もある。自己診断しないで、医師に相談した方が良い。そうすれば風邪薬にだって保険が効くのだから。
ただ、医師の方にも問題がある。
ある患者さんは医師から、「こんな軽い症状で病院に来ないで下さい」と怒られたそうで、それ以来怖くて行けないと洩らしていた。
また、他の患者さんから聞いた話によると、まったく診察などしないでパソコンに向かい、幾つか質問をして当てはまる病気を探していたそうな。脈も取らなければ、聴診器も使わなかったと言うのだから呆れたもんである。
実のところ、確かに必ずしも患者さんの体に触れるばかりが診察ではない。
患者さんの声を聞き、目の状態を見て、世間話の中から生活の状態を推測したりする事で、ある程度は分かる。長期治療の患者さんの場合は、急変するような兆候が無ければ、そういう問診で済む。
だがしかし、である。
患者さんの不安を取り除き安心させ満足させる事もまた治療の一環のはずだ。
誤解される事を承知で言えば、診察するフリもまた演出として必要だろう。
患者さんを人として診ていない医療関係者は、今一度「医は仁術」の言葉を反芻しなければならない。自戒を込めて。
病院の営業時間も過ぎて処方箋の患者さんはもう来ないだろうとパソコンの電源を落とそうとしたら、患者さんが来店。
以前に私が、「県外の病院の処方箋でも受け付けてますよ」と案内した患者さんである。その時に、「初めての時には薬が揃わないかもしれません」と言い添えておいたように、本当に半分以上の薬が在庫が無い(^-^;
一応、明日までの薬は家にあるそうなので、「明日までに仕入れます」と言う事で今日のところは帰っていただいた。
しかし、問題が1つ。明日は問屋さんがお休みなのだ。どんなに早くても月曜日の入荷になる。
急いで薬が備蓄センターにあるかを確認。備蓄センターにも無ければお手上げだったが、幸いにしてあるとの事。
その備蓄センターもまもなく閉まる時間なので、スクーターでもらいに行った。
備蓄センターに薬を取りに行くのは嫌ではない。
日によっては、美人の女性スタッフがいるのだ。
で、今日はその日なのでありました(⌒▽⌒)
たまに薬を取りに行く事を患者さんに恐縮されてしまう事があるのだが、在庫が無くて不便をかけてるのはこちらなので気にしてもらわなくても大丈夫。
一応、楽しいオマケもあるので(笑)
そんな訳で、美人を眺めて目の保養をした後に、出かけたついでにと新宿のヨドバシカメラ東口店に行った。
同系列のヨドバシカメラ西口店では店員の態度が不快だったので、東口店の方で兼ねてから欲しいと思っていたDVDレコーダーとテレビを購入。
酒もタバコも程々で、パチンコや競馬などの博打もやらないのに何故かお金は溜まらない。(浮気にお金を使ってると言う説もあるが)
なのでクレジットカードでの分割払いにしたのだが、現金が動かないと言うのは、やはりお金の感覚を失わせるなぁ。当分は締めないと。
◆6月21日(土)/2003年
暑い暑い暑い~!
と、キレてる場合では無いのだ。
処方箋がFAXで何枚も舞い込んできてテンテコマイ。
薬は一応揃っていたので、その点では助かった。
子供の薬を受け取りに来た患者さんのお母さんに薬を渡すと、病院で医師には「いらない」と伝えた薬が入ってるとの事。
詳しく症状を尋ねると、確かに必要は無さそう。
しかし、薬局側で薬を勝手に減らすわけにはいかない。
また、患者さんに飲まなくていいと指導する訳にもいかない。
病院に連絡を入れてみたが、担当の医師はすでに交代して帰ってしまった模様。
結局は、患者さんの(今回の場合は保護者の)自己責任で判断してもらうという“形”に。
もちろん、症状の変化などがあればフォローはするが。
この辺り、規制緩和と言っても、まだ壁がある。医師の指示無しには、薬剤に対して責任を持つ薬剤師(ウチの場合は母)の判断で決める事ができない。
飲まない薬に対しての料金もウチに支払われる。
そりゃ収入が増える訳だから文句は無いが、やっぱりおかしいと思う。
報道番組で、早大生が中心になっていた美人局と婦女暴行の事件の事をやっていた。
美人局に関してコメンテーターが「さすが早大生は頭がいいんですかねぇ」と言っていたが、それはどうかな。
もちろん皮肉なんだろうが、どう考えたって頭悪いだろう。
なにせ相手に顔を完全に覚えられるは、物証は残るはと、簡単に逮捕されてしまう要件が揃っている。
社会的地位のある人間をターゲットに選んでいたのは、そういう人なら警察に届け出ないと思ったのかもしれないが、それは女性が未成年者であった場合だろうに。
未成年者相手では被害者も罪に問われるが、今回のグループの女性はそうではない。警察に届けても、せいぜい「気をつけなさいよ」と注意されるくらいで済むだろうと予想がつく。何も恐れることなく安心して警察に届け出る事ができるわけだ。
やっぱり頭悪いぞ。
婦女暴行を起こしたグループの方も、それに輪をかけて頭が悪過ぎ。
と言うか流行遅れもはなはだしい。
パーティーを開催して、そこに参加した女性を狙っていたらしいが、最近は女性被害者を守るための仕組みも整備されつつあり(まだまだ不完全だが)、今回のように被害届けが出される可能性は当然予想するべきだ。
そんなに婦女暴行がしたければ、インターネットを巡ってみるといい。
探せば“暴行されたい女性”や“痴漢されたい女性”が集まっているサイトがある。そこに来ている女性となら、犯罪にならずにする事ができるだろうに。
お店への健康相談には精神的な相談もある。夜よく眠れないとか、神経が昂ぶって体調が悪いとかである。
漢方薬としては半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などが良いのだが、念のため思い当たる原因なども尋ねると、レイプや痴漢の被害者という人も何人かいたりするのだ。
初めの頃は私も戸惑い、「なんとか治してあげなければ」とか「救ってあげないと」と思っていたのだが、そんな気負いだけでは空回りしてしまうケースもある事が分かってきた。
例えば、「またレイプされたいと思ってしまってるのだがどうしたら良いか」
とか、「痴漢されるのが嬉しいと思ってしまうんですが」という相談などである。
正直に言ってイタズラではないかとも思ったのだが、どうも本気で悩んでるようであり、たまたま家が近い患者さんがいたので、実際に会うことにした。
そして、実際に会って色々と話を聞いているウチに、本当に悩んでいると言う事が分かった。
被害者のケアには、専門の精神科医や心療内科医による治療が必要と言われている。
しかし、治療は基本的には本人の同意のもとで行われなければならない。
その点において、彼女たちは治療を受けたくはないと言う。
先の女性などは、こう言ってはなんだが“襲われて当然”(もちろん当然な訳は無い)なほどの美人で、事情を知った会社の同僚の男性などは「きっと治してあげる」とか「君を助けてあげる」と言ってくるらしい。男たちが放っておかないのだ。
でも、その女性はそれが嫌だと言う。哀しいと言う。
私は、心理学などは学んでいないので良くは分からないが、どうやら「汚された自分を否定されてる」と思うようなのだ。つまり、「今のお前なんかいらない」と拒否されてるように感じるらしい。
それが、おそらく「また襲われたい」という気持ちにすり替える事で心のバランスを取ってるのだろうと推察できる。
直に会って話を聞けたのは、私にとっては大きな収穫になった。
また、女性被害者の救済に取り組んでいる人たちは、こうゆう人たちの存在も忘れてはならないだろう。
特に彼女たちのような女性は、同性からも奇異の目で見られ、被害者の救済に取り組んでいる人たちからも無視されているのだ。
その後も、月に何件か同じような相談が来ているのだが、ちょうど今日、おめでたい…と言っていいのかどうか、「婚約しました」と言うメールがある女性から届いた。
半年ほど前にレイプされたと言う相談を受けたのだが、なんとその時の相手と結婚するのだそうだ。
う~む、その前には痴漢と結婚した人からも報告があったのだが、やっぱり聞くと驚くなぁσ(^◇^;)。
そんな訳で、事件を起こした早大生も犯罪なんて割りの合わない事はしないで、同意の上で婦女暴行を楽しめばいいのに。(日本語誤用)
◆6月22日(日)/2003年
今日はお休みと言う事で、1日ゴロゴロして過ごすと心に硬く決める。
パソコンもメールチェック以外しないぞ。
環境省が主催する“環の国くらし会議”が、「地球温暖化を防止するため、みんなで電気を消してみよう」と呼びかけたところ、2100を超す施設が次々と賛同。北海道から沖縄県まで、ほとんどの都道府県の象徴的な施設や行政庁舎のライトアップ、有名企業のネオンが、午後8時~10時の2時間にわたって照明を落としたそうだ。
さらに、NGO(非政府組織)も“100万人のキャンドルナイト”と題して、家庭での消灯を呼びかけ、ロウソクの灯の下で過ごしたのだとか。
………う~ん……、馬鹿(^-^;?
経費節減として消費電力を少なくするというのなら分かるが、なぜそれが地球の温暖化対策になるのか。
と言うか、どうしてそう思うのか。
そもそも、本当に地球が温暖化しているのかどうかが疑問。
確かに近年は世界的に平均気温が上昇している。しかし、現在30~40歳の人は良く思い出してみて欲しい。
20年以上前、つまり子供の頃は「地球は寒冷化する」と言われていたはずだ。
世界的に平均気温が下がっていて、氷河期が来るかもしれないと信じられていたのだ。
それが温暖化していると言われるようになったのは、80年代も後半になってからだ。自然保護団体の活動が過激になってきた頃と符合する。
そして、自然保護団体は世界各地で政治家の票田となっている。
別に陰謀論を展開するつもりは無いが、実のところ地球の気温は周期的に寒冷化と温暖化を繰り返しており、18世紀から19世紀頃は現在よりも気温が高かったと言う記録があるのだ。
オゾンホールの減少など確かに憂慮すべき事は起こっているが、温暖化自体はとりたてて深刻だとも言えないのだ。なぜなら、温暖化の原因として窒素化合物も取り沙汰されているが、実は自然界でも落雷があると1回で何万トンもの窒素化合物が発生するのだ。
温暖化を防止するために電気を消してみようなんて言うのは、まぁやる分には気持ちはいいだろうし電気代も節約できて結果としては良いだろうが、目的としては的外れな気がしてならない。
あと、ロウソクは電気よりも危険が伴うから、私はあまりしたくない。少なくとも、近所ではやめてくれ。
トータルコストと言うものも、もう少し考えるべきだろう。電気は節約できるが、それは果たしてロウソクを使用する事による危険と比べてコストは見合うのか。もっと比べやすい例で言えば、ペットボトルや牛乳パックをリサイクルするために水で綺麗に洗うと言うのは、資源の無駄遣いにはならないのだろうか。
やらないよりはやった方が良い事は確かにある。しかし、考えずにやるのは本末転倒という事になりかねないのだ。
ヨドバシカメラで購入したテレビとDVDレコーダーが到着。
配達員は1人で、両方を抱えて持ってきた。すごいなぁ。
私なんかは引越しのバイトをした時には、重い家具を運んでヒイコラして、怒られたものだ。(しかし色々とバイトをしてきたな自分。コンビニやら、漬物工場やら、パソコンのインストラクターやら……。)
ご苦労様と、配達員に栄養ドリンクを渡した。安物だけど(苦笑)
さっそく設置をしようと思ったら、奥さんがついでに掃除しようと言い出した。うみゅ~んδ(⌒~⌒ι)
◆6月23日(月)/2003年
明け方から喘息の症状が出て寝付けなかった。
どうやら、昨日のテレビやDVDレコーダーの設置で掃除したのがマズかったようだ。
今度から、掃除は奥さんに全部任せよう。
せっかくの持病なんだから、上手く使わないと損だし。(←悪用じゃないのか?)
ひとまず、咳を止めるために麦門冬湯(ばくもんどうとう)を飲んでおいた。
皮膚が痒いと言う患者さんが来店。
話を訊くと、前にウチのお母んに相談して塗り薬を買っていったらしい。
それが効かなかったと言うので別な塗り薬を案内した。
ところが、もっと良く訊いてみると2日しか塗っていないと言う。
しかも、最初に付けてみた時に痒みは治まったとの事。
あの~、それでしたら効いてるという事ですから続けてもらった方が…σ(^◇^;)。
そうは言わなかったが、もったいないので家に残ってるのをまず使い続けてみて、効果が思わしくなければ薬を変えましょうと伝えた。
使ったら副作用らしい症状が出たと言うのなら分かるけど、どうして効いたのに途中でやめてしまったのか。
昼食に何も用意していなかったのでどうしようかと思案。
そう言えばマクドナルドで新商品が出ていたはずだと思い出し、買いに出かけた。
http://www.mcdonalds.co.jp/
しかし、良く考えたら喘息にファーストフードは良くない。いや、良く考えなくても体には毒なのだが。
欲求に抗しきれない、悪い患者の見本である。こうゆう患者は治す気が無いのだから、治らなくてよろしい。
なるほど、これが大方の患者さんなのだなぁと妙に納得。みなさん、真似してはいけませんよ。
さらに輪をかけて、新商品は『カルビナムルサンド』という、ピリ辛系のハンバーガーだった。辛い物は喘息の大敵である。肺が熱を持って、咳が止まらなくなる可能性がある。
その覚悟を決めて注文した。(するなよ。)
ここまで来たら後には引けない。ハンバーガーという体に悪い物を食べる時には、これまた健康に悪いコーラが良く合う。なので、ドリンクはコーラを注文。(だから、やめなさいって。)
お店に帰って、テレビを見ながら食べてみた。
う~ん、期待していた(覚悟していた)割りには、どうという事のない味。
もっと、強烈な個性を期待していたのだが。
新開発の商品としては、やけに保守的な感じである。
やはり日本のマックは、藤田田(ふじた でん)氏の支離滅裂で強烈な個性に支えられていたのではないかと思う。
ちなみに、藤田氏は日本でマックを開業した当時、「ハンバーガーを全国に広めて、将来は日本人の髪を金髪にする」と発言して呆れられた。しかし、今やこの宣言は立派に達成されたと言える。
なにしろ藤田氏の好きな言葉は、「勝てば官軍」だそうである。日本の企業のトップなら普通はもっと奥ゆかしい事を言ったりするものなのだが、そうじゃないところが藤田氏らしい。
ワイドショーでは福岡の一家四人殺害事件の報道。
謎があり、平和な家庭の裏事情があり、いたいけな子供が殺されて涙ありと、大喜びで報道してるかのように見えるのはいかがなものか。
きっと何パーセントかの人は、ワクワクして見ているはずである。隠さずに言うが、私もその1人である。
しかし、おとといの日記でも書いたが、犯罪者は基本的に馬鹿なのではないかと私は思う。
遺体を海に捨てても、遺体の浮力というのは侮れないものがあるのだ。
だから遺体を海に捨てる時には、ガスが溜まらないように腹を裂いておかなければならない。
そんな事も調べないで人を殺すなど、馬鹿としか言いようがない。(人を殺す時点で馬鹿なのは言うまでも無いのだが、言っておかないと「不謹慎だ」と怒る馬鹿な人がいるので困りもの。)
犯罪をすると言う事は自分の人生がかかってるのだから、面倒臭がって手抜きをするような人はやめておいた方がよろしい。
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