タクアンの素

　朝風呂のついでにチュースカのゲージを洗うことにした。
　そしたら、廊下から奥さんの悲鳴。
　小さい虫かごに移したチュースカが中で暴れていて、驚いたらしい。
　そんな驚くことかいな(^_^;)
「タクアンの素」を下さいというお客さんが来店。
　タクアンの素？
　確か甘味を付けるのにサッカリンを使ったような。
　それと、色を付けるのに黄色４号。
　ところが、それは嫌がられる。
　サッカリンは発癌物質だし、黄色４号は人工着色料だからと。
　いや、発癌性物質って話は実のところ特定の条件下や、マウスなどに体重比で人間に換算した場合にありえない量を摂取させていたりして、「よく分かりません」というのが現状。
　だから、発癌性は低いという研究結果も出ている。
　人工着色料にしても、じゃあ天然物のフグには毒が無いのかって話で、“人工”＝“体に悪い”という物ではない。
　研究が続けられている(１回確定したから二度と検証しないという事はない)ため、現在の定説が覆される可能性はあるが、それは「良いとされた物が悪い」となる事があれば、「悪いとされた物が良い」というように、どちらにも変わる可能性はある訳で、参考程度に留めなければ、何も手にする事ができなくなってしまうだろう。
　と、それ以前に、ご本人が“タクアンの素”なる物がなんなのか知らないようなので、帰っていかれた。
　何が欲しかったんだろう(・_・?
　病院の処方箋をあらかじめＦＡＸしてもらっていた患者さんが、薬を取りにみえた。
　しかし、在庫に無い薬で問屋さんに発注してて入荷待ち。
　後で届けることになった。
　その患者さんが帰った直後に、問屋さんが到着して薬が納入された。
　あと５分早く来てもらえれば。
　まぁ、午前中に発注して夕方に届くだけでもスゴイんですが。
　保育園から帰ってきた次郎が、まとわりついてくる。
　いつもなら、菓子やジュ一スを欲しがるのに患者さんが何かくれようとしても受け取らない。
　どっか具合が悪いのか？
　夜は文サバ塾に出席。
　ライタ一の出世の道について受講する。
「自分が書かなくても食べていける」か、「自分の名前で出版企画が来る」ことの他に、「文化人になる」という道もあると。
　では、文化人とは何かというと、「ユ二ークなことを言う」一方で、「ユ二一ク過ぎないことを言う」のも肝心だとか。
　よく、“ツマラナイ”コメントをして叩かれる文化人がいるが、それは本当にツマラナイ人物か、世渡りの才能がある人、という事になるか。
　懇親会では、
「出会うべくして出会ったんですよ」と一人が発言。
　嫌な出会いだな(笑)←反語
　酔いに酔って、終電も無くなり、タクシーを拾う事に。
　いったんは並んだものの、クレジットカードの使える車が来なくて探しに出た。
　見つけてお願いして、乗り込むために下がろうとしたらサイドミラーに鞄を引っ掛けてしまった。
　スイマセン。
　走り出してしばらくしてから、運転手さんが途中の信号待ちでサイドミラーを直した。
　申し訳ない。
　ところが、指示した場所が分からない様子。
　それでいて、適当なところで曲がりおった。
　道が分からないなら最初に言えよ＝３
　これでサイドミラーを動かしてしまったのとお相子という事にしておこう。
　これ以上金を払うのは嫌なので、うちのかなり手前で降りた。
　