第4回 「漢方薬の正しい飲み方」

 お客様からの質問にお答えする第2弾です。
 みなさんも、どしどし質問をお寄せ下さい。
 ネタに困らなくて助かりますので(^ ^;)
 さて、漢方薬の効果的な服用方法ですが、 漢方薬は基本的に食間か食前に服用するようにして下さい。
  食後は、薬が食べたものと混ざって効き目が薄れるからです。
  一方、食間だと飲むのを忘れがちであるため、 普通は食前に飲むように勧めています。理想的なのは食事の30分くらい前です。
  また、一日3回服用が原則です。
 それから、漢方薬の効き目は、たくさんの水分と一緒に服用することによって高まるという 特徴があることも知っておいて下さい。
  特にお湯など、温かい水分と一緒に飲むとさらに効果的です。
  今では、漢方薬も生薬を煎じて飲むことより、袋に入った顆粒剤が一般的になっていますから、 葛根湯(かっこんとう)などはお湯で溶かして飲むのが一番良いのですが、 においなどが気になる患者さんもいますので、 お茶などの温かいものと一緒に飲むことを勧めています。
  いずれにしても漢方薬を服用する時のコップ一杯分の水やお茶などは、残さずに飲み干すようにして下さい。

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