今日は、次郎に保育園を休ませて、奥さんと出かけることに。
元々は、I氏とカラオケの約束をしていたのだが、奥さんが『名探偵コナン』の映画を見たがって、じゃあ次郎にも見せようかという話になった。
その後にカラオケの予定。
保育園を休む時は、次郎は準備が早いんだよねぇ。
朝食もちゃんと食べて。
そしたら、奥さんの準備が遅れて、マンションを出るところでバスに行かれてしまった。
小雨の中を、別な路線のバス停まで急いで、少し遅い便に乗り込んだ。
バスに乗ってる間に、ネットで映画館のチケットの予約をしておく。
こういうのは便利になったもんだ。
でも、チケットの受け取りは上映時間の10分前までとなっていて、雨の中、傘をさしながら次郎を抱えて走るのはいかにも難しそうなので、次郎を奥さんに任せて1本先の電車に乗り込んだ。
しかし、これが後で失敗。
チケットの購入は間に合ったけど、奥さんと次郎の到着が予想以上に遅かった。
次郎が、雨の道で遊んでしまったらしい。
そのため、『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』の最初の爆破シーンが見れなかった。
私が入った時には、爆破の後に犯人が例の全身黒タイツ風のシルエットで、何事か呟いてほくそえむところだった。
ワンパターンのオープニングタイトルには、ちょっとパターン外しがあってプッと吹いた。
ここから先は、ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令!
ある音楽家の復讐劇の今作、演奏シーンには力を入れていて、作画面と音楽面は娯楽作品としては佳作だと思う。
でも、シナリオ面は滅茶苦茶だった。
事前に奥さんの友達からは、「感動はしないけど面白かった」という話を聞いていたが、予想の斜め上を行く展開に、失笑で面白かったという感じ。
犯人が復讐する動機は、親友に裏切られた(と思い込んだ)事と、息子を殺されたという思いから。
殺した順番としては、息子を死に追いやった相手を先に殺してるから筋が通ってるように思えたものの、最後の方で親友への恨みが大きくて後回しにしていると分かって愕然。
親子の情愛なんて私は信じちゃいないけど、親友に裏切られた恨みより、息子を殺された恨みの方が下かい、という違和感が。
そして、犯人の事件を起こす手口が多くて違和感バリバリ。
爆弾の作り方はネットで調べれば分かるとして(にしたって、20個以上をセンサー込みで作るのは難しいだろ)、飲み物に毒物は仕込むは、トラックを運転して追いかけるは、エアライフルで狙うは、鈍器で襲って気絶させるは、アンタはプロの暗殺者かよ(笑)
過去の作品では、爆発物のプロではないにしろ、犯人が建築関係者で建物のどこを破壊すれば、思い通りの崩れ方をさせられるかは知っているとか、ちゃんと整合性があったのに、今回は職能を活かしたのは、爆弾のセンサーのみなんて、オールマイティーに有能すぎる。
あと、コナンって音痴のはずじゃなかったっけ(?_?)
それが、絶対音感を持ってることになっていた。
もちろん、絶対音感というのは聴く能力であって、同じ音を声や楽器で再現できるかは別な能力ではあるから、矛盾とはならないかもしれないけど、作中ではそういう解説は無いから、まるでコナンが音痴なのは、そういうフリをしてるみたいになっていた。
音楽を聴きに行くつもりで、ストーリーは追わない方が観方としては賢明かもしれない。
次郎は途中で飽きちゃって、「はやくかえろー」を連発。
『エヴァンゲリヲン 序』の方が集中して観てたんだがな。
映画を観終わって、I氏に連絡。
上野で合流して、昼食を食べてからカラオケという算段になった。
雨は上がっていて、歩くのには困らなくなった。
次郎は、電車に乗れてご機嫌。
昼食は、I氏のリクエストで『聚楽 上野駅前店』に入った。
話には聞いていたけど、確かに懐かしい洋食レストランという雰囲気。
高級感と大衆感が同居していて、壁に貼られている古めかしいビールのポスターなんかが、より面白い雰囲気を醸し出している。
メニューは平凡で、味もまたもの凄い正確さで凡庸な内容に驚いた。
ラーメンなんて特徴という特徴が無い醤油味。
ハンバーグの付け合せのスパゲティは、むしろどうやってこの味付けをしてるのかと思うくらい、付け合わせとして相応しい味。
昭和の味を堪能した。
ところで、禁煙席が無くて、隣の席に着いたカップルが煙草を吸い始めたら、次郎が「たばこくさい、たばこくさい」と騒いで困った。
そりゃそうなんだけど、とりあえず禁煙席じゃないからさ。
私も、分煙ができてない店には、基本的に二度と行かないから、我慢しておくれ。
カラオケは『パセラ』で。
平日は、本館しか営業してないとは知らなかった。
メニューに、『エヴァンゲリヲン 序』とタイアップした物があって笑った。
アダムのハニートーストとか、サキエルのパスタとか。
試しにハニートーストを注文したら、その大きさに圧倒されてしまった。
次郎を含む4人で食べて、残しちゃったよ。
『ひぐらしのなく頃に』のメニューもあったんだけど、満腹で試せなかったのが残念。
ハニートーストの出来からして、単なる思い付きのタイアップじゃなくて、良く考えられてる感じだったから、値段は少し高めだけど、注文しても損は無いかと。
カラオケは、三時間だったものの、私は一時間くらいしか居られなかった。
お客さんから問い合わせの電話があって、応対する為に外に出るハメになったので。
しかも、店内はトイレだろうが廊下だろうがエレベーター前だろうが、音楽がガンガン鳴ってて、携帯電話で話すのには不自由で困った。
お客さんへの対応で、関係各所に電話連絡をしたりで、なんとも落ち着かなかった。
ううん、残念(T-T)
誕生日が近い次郎が、バスの玩具をねだっていて、買うのは今度の土曜日と言い聞かせてあるのだが、玩具売り場を見たがり、リニューアルオープンした『ヨドバシカメラ』上野店に立ち寄った。
そしたら、品揃えが少ない少ない。
プラモデルなんかはあったけど、鉄道模型やラジコン関係は皆無。
三分の二はガチャガチャが置いてあるだけだった。
平日とはいえ、来店者の少なさは、この品揃えにあるんじゃないのか。
秋葉原店に力を入れていて、上野店は元から集客を見込んでいないのかね。
次郎なんか、玩具売り場を目にしていながら、「はやく、おもちゃうりばいこうよー」とか言うし(笑)
仕方が無いので、近くの本当の玩具屋の方を覗き込んで、次郎を満足させることにした。
I氏からは、PCパーツを貸したお礼にドイツビールを頂いて、こっちは奥さんの実家に行った時のお土産を渡すつもりだったのに、電車を先に下りるI氏に渡しそびれてしまった。
ありゃん。
来週にまた会うから、その時にするか。
川口駅で降りて、眼鏡屋さんへ。
奥さんの誕生日に、新しい眼鏡を買う約束をしていたのだが、二人揃って体調を崩して伸ばし伸ばしにしていたら、今日欲しいと言われて。
奥さんを店に案内して、私と次郎は外で待機。
店内で次郎が走り回って商品を壊すのを防ぐためと、お客さんへの対応がまだ完了していなくて各所に連絡をつけるため。
注文した眼鏡が出来上がるまで30分くらいかかるそうなので、その待ち時間に『T.M.ステーション川口』で鉄道模型を見学することにした。
この店は以前、店員の態度があんまりにあんまりだったから、よほどの掘り出し物が無い限りは買わない事にしてるんだけど、次郎の暇つぶしをさせるのには良いかなと。
案の定、次郎は大喜びしていた。
完成した眼鏡を受け取り、帰宅の途へ。
店を出るときに新しい眼鏡を装着した奥さんによると、見え方がクリアで装着感も良好の模様。
そりゃ良かった。
『そごう』のレストラン街で夕食。
パスタを食べたくなって、イタリアレストランでイタリアビールを飲みながら。
すっかり帰りが遅くなり、バスを待つのも疲れるんでタクシーを使うことにした。
しかし、雨が上がってるせいか、タクシー乗り場にお客さんが並んでいない。
これでは困るんである。
クレジットカードの使えない、そういう意味において本当に使えないタクシー会社が、乗り場に陣取っているのでは、いつまで経っても使えるタクシーが来ない。
やむなく、後続のタクシーでカードの使えるタクシーに声を掛けたのに、断られた。
乗り場にまだ入ってないからだという。
なんだよー、その乗り場にカードの使えるタクシーが入ってきてないから声を掛けたんだろうがよ( ̄^ ̄)
同じ会社の別なタクシーに声をかけたら、今度はアッサリと受けてもらえた。
事情を話したら、カードを使いたいと言わなかったから断られたんだろうと。
そんな業界の慣習など知らん。
稼ぐ気の無い奴に稼がせる気も無い。
タクシー業界は、競合が増えて苦しい苦しいという話を聞くけれど、競争の働かない駅待ちの状態を改善しないのなら、苦しくて当然でしょ。
各社や個人でサービスが違うのに、来たタクシーの順番でしか乗れず、待ってる客がいないと乗りたい会社のタクシーに乗るために不快な思いをするなんて、不便極まりない。
あれだな、まだやったこと無いけど、タクシー乗り場に送迎を頼めば来てくれるのかな。
送迎代を上乗せされちゃ困るが。
≪育児日記≫
今日は保育園を休ませて、映画とカラオケに連れていきました。
雨が降ってるのに、言うことをきかなくて困りました。
おかげで、『名探偵コナン 戦慄の楽譜』の最初が見れませんでした。
こんなことなら保育園に預けてくれば良かった。
旦那の友達とカラオケに行くと、『ヤッターマン』の歌を3回も歌ってました。
『ママは小学4年生』も歌いました。
誕生日が近くて、バスのオモチャを買う約束をしているから、「はやく、かおうよー」と最近うるさいです。