外では、台風の影響で風雨が強いようだ。
こういう日には、私が次郎を連れて行くことになってるんだけど、昨日、奥さんと大喧嘩したので不貞寝を続けた。
そしたら奥さん、私の実家に電話して、お母んに車で迎えに来てもらったらしい。(寝てたから知らない)
病人に送迎させるなや。
大雨の中、出勤。
レインコートを着ていても、足元はずぶ濡れになってしまった。
汗もかいて、大変だった。
でも、事務所に着いてしばらくしたら、陽が差してきた。
ヒデー(笑)
雨上がりは、風も気持ち良くて、こういう時に外を散歩したりできないのは、残念。
でも午後には、また少し曇ってきてしまった。
日本テレビの14時台は、『情報ライブ ミヤネ屋』なんていうワイドショーをやってたのね。
いつから始まってたんだ、知らなかった。
子供の携帯電話事情について、特集していた。
福田首相が、「子供に携帯電話を持たせる必要が、それほどあるとは思えない」というようなコメントをしているのを紹介していたけど、たかが通信機器なんだから、それを言ったら、ほとんどの物が「持たせる必要が無い」でしょ、衣食住さえ足りてれば。
コメンテーターに弁護士がいて、酒や煙草やギャンブルを例にして、持たせることに年齢制限をと言っていた。
中毒性があるから、大人になってからの方が良いと。
おいおいおい、飲酒運転や吸殻のポイ捨てに借金や横領と窃盗だの殺人だのは、「無かったこと」になってるんかい。
中毒性という点に焦点を絞ったって、漫画とテレビとゲームと、あとなんだ、え~と、夢中になる物の対象は人によって違うんだから、一人一人に別々に使用を制限する物を指定しなきゃならなくなるんじゃないかと思うぞ。
結局、「使い方」をアドバイスするしか方法は無いんじゃないかな。
例えば、中高生の間ではメールの返信は15分以内にしなきゃ仲間外れにされるそうだけど(これも、どこまで本当やら)、そもそもメールは生活時間の違う者同士の連絡手段」なのだから、1日は待つようにするとか、急ぎは電話で、相手が出なければ留守録にメッセージを残すといったように。
………当たり前のような気もするんだが。
学校の裏サイトで悪口を言われた腹いせに、相手を殴った事件が「裏サイトでトラブルになり、相手を殴った」なんて報道されるのは、頭の「○○で」を入れ替えたら、なんにでも起こりえる話で、注意する点は裏サイトじゃなくて、「人の悪口は慎む」ことと「人を殴らない」という事ではないかと。
今は、惰性で点けるテレビだけど、地デジに完全移行して地上波が停止したら、テレビを見る必要は無いな、とますます思わされる。
今日は、仕事を早く終えて帰る事にした。
『ベクシル-2077日本鎖国-』のDVDを今日中に返却しなきゃならないのに、昨日、途中までしか観てないので。
そしたら、奥さんから私の実家に居るというメールが入った。
今朝、次郎を車で送ってもらったお礼にパンを届けに行ってるそうな。
スーパーで、チュースカ2号&V3(ハムスター)の餌を購入して、実家に寄った。
次郎が、お母んに電車のDVDを観せてもらっていた。
新幹線が出てくると、「はやくしてー」と次郎が言い、お母んが早送りする。
それを観て、次郎がはしゃいでいた。
変な楽しみ方をしてるな(笑)
家に帰って、夕飯を食べながら『ベクシル-2077日本鎖国-』を頭から鑑賞。
人類に延命効果をもたらしたバイオ・テクノロジーとロボット産業で市場を独占している日本が、技術を厳格に規制する国連から脱退し、レースと呼ばれる特殊な電波妨害により、必要な光以外を遮断するという“ハイテク鎖国”をしているという未来。
米国特殊部隊”SWORD”所属の女性兵士ベクシルが、日本の現状を調べるために潜入するというお話。
ここから先は、ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令!
ツマラナイ作品には大きく分けて二種類ある。
観ていて眠くなるような空気のような作品と、思わず怒りがこみ上げてくる作品。
私にとって、この作品は後者だった。
昨夜の夫婦喧嘩の原因も、この作品がツマラナかったせいじゃないかと(笑)
まず、日本が鎖国する過程を全部、最初の字幕で説明してしまっているのが難点。
そんなの、作中でいくらでも語らせられるでしょ。
尺が足りないってのならともかく、あんなに眠い戦闘シーンを続けるくらいなら。
奥さんは『攻殻機動隊』と比べて「似てる」と言っていたけど、向こうは“世界観”を字幕で語っていたんであって、“状況”を解説していた訳じゃない。
作中で見せるべき状況を、字幕で済ませてどーするよ。
オープニングでの、サイトーなる敵役の登場シーンの演出もツマラナイ。
各国の取引相手だか要人を毒殺するシーンで、(賛同の意を)「拍手でお応え下さい。………できる訳ないか」って、そこは「沈黙をもって、お応え下さい」とかやった方が、オモシロイでしょ。
そして、この作品で致命的なのは、主人公のベクシルが“空気”だったこと。
ベクシルが居なくても、住人たちは決起したんじゃないのかと思えてならない。
だって、ただの観察者でしかないんだもの。
それが狙いだったとしたら、視聴者を観察者と同一化できるような性格設定とか、何か親近感を抱かせるようにしないと、本当に視聴者は蚊帳の外で、勝手に物語が進行していくという風にしかならないんじゃないかと。
絵的には派手で、CGは確かに頑張ってると思う。
ベクシルがフーセンガムを膨らませて割るシーンとか、木像が砕けるシーンとか、「ああ、この表現を試してみたかったんだな」と分かるくらい露骨に頑張ってた(笑)
この作品を楽しむ視聴方法は、音声を消して、好きな曲を被せて戦闘シーンを鑑賞するのが最適だと思う。
鎖国後の日本の荒廃ぶりとか、首謀者である社長が実は「人間だった」というオチとか、ネタとしては面白くなる要素はあったんだけどな。
観終わって、風呂に入る前にレンタルショップにDVDを返却に行った。
そしたら、今日はサービスデー。
口直しに、旧版の『エリア88』を借りてきた。
≪育児日記≫
今日は、台風の影響で雨も風も強くて、旦那の義母に車で次郎を送ってもらいました。
仕事が終わって次郎を自転車で迎えに行ってから、義母にお礼のパンを届けました。
そしたら、義母が次郎の誕生日に買っておいてくれた電車のDVDを観たいと言い、観せました。
次郎は、義母に頼んで新幹線の場面で早送りしてもらったりして喜んでました。
ジャンバーを体の前に着て、「見て見てー」と言ってきました。
パン屋さんのエプロンの真似をしてるのかしら。
家に帰ったら、オモチャ箱をひっくり返して大変でした。
出したら、ちっとも片付けないんだもの。
旦那が叱ったら、大泣きしながら片付けました。
眠くなったのか、珍しく自分から布団に入りました。