高校生の妹さんの花粉症の薬をとの相談を受けた。
……「の」が続いてて、文筆業の人に見られたら恥ずかしいな。
どう書き直せば良いのだろう(;´・ω・)
ああ、話が逸れた。
妹さんの主訴は、目の痒みと鼻炎で、鼻炎は以前に使って効いた薬があるというのだけれど、内容は覚えていないそう。
効かなかった薬もそうだけど、効いた薬も覚えておいてもらいたい。
せっかく写真機能のある、スマホや携帯電話を持ってるんだろうから。
とりあえず、『ストナリニS』『パブロンS鼻炎薬』『アルガード鼻炎カプセルZ2』の3種を紹介した。
目薬は、効きめと価格には直接的な関係は無いことを説明して、目の修復成分は若いので不要でしょうとお話して、『ロートアルガード目薬』を案内した。
本日のところは、『ロートアルガードクールEX目薬』のみを、お買い上げ頂いた。
使用した薬は、成分表示の部分かパッケージを実物でも写真データでも構わないので、取っておくよう勧めた。
訪ねてきたお客様から、病院で『アドエア250ディスカス60』吸入を処方されていて、花粉症に『葛根湯加川きゅう辛夷』を服用したいとの相談を受けた。
問題はありませんが、お薬手帳に『葛根湯加川きゅう辛夷』を書き記して、担当医にも報告するようにとお話した。
本来は、こういう相談が毎日でもあるのが当たり前であるはずなんだけどねぇ。
日記に出てくる頻度は、月に1~2回じゃないかな。
ネットのブロクやSNSで、医療業界と政府が策謀して医師が薬ばかり処方すると批判している人たちは、まず患者さんが薬の使い方の意識の向上をするよう提言してくれんかな。
……また「の」が続いて見苦しい文章に(;´∀`)
陰謀論を唱える人たちは、いきなり医師の診察を受けることや薬の使用を止めようなどと極端なことを言い出すから、まったく役に立たなくて困る=3
高校生の息子さんのニキビの相談で訪れたお客様、患部は先端が白くて土台は赤いというお話で、押すと痛むということから『クレアラシル』を案内した。
しかし、詳しく場所を確認してみると、まぶたの上で普段はニキビはできないという。
それはもしかして、面疔(めんちょう)では?
いわゆオデキである。
ニキビとオデキは、似ているようで違う。
ニキビは毛穴に皮脂が詰まり、皮膚の表面に常在している菌のうちアクネ菌が増殖することで起きる炎症。
アクネ菌は酸素を嫌い皮脂を好むため、毛穴に入っていくのである。
だから、ニキビの予防は毛穴の皮脂を取り除くことなのだけれど、これをアクネ菌を取り除くことだと勘違いして、過度に洗うと実は駄目だったりする。
というのも、アクネ菌は他の病原菌の繁殖や侵入を防ぐ働きも持っているからである。
だから、洗顔する時には石鹸や洗顔フォームをよく泡立てて、その泡に余分な皮脂や汚れを「吸い付ける」だけにするのが肝要で、指が直接的に皮膚に触れてゴシゴシと洗うようなやり方はしてはいけない。
一方、オデキはアクネ菌と同じく皮膚の表面に常在している菌のうち黄色ブドウ球菌が、やはり毛穴に侵入して炎症を起こす。
アクネ菌と違うのは、黄色ブドウ球菌は毒素を出すため体力が衰えている時に感染すると、重症化してしまう点。
現代では可能性は低くなったものの、黄色ブドウ球菌は死に至る菌である。
そういう意味では、実はニキビの原因となるアクネ菌(だけではないけど)は、黄色ブドウ球菌による感染を防いでいるとも云える。
まったくもって、人体の不思議というか、病気は人間にコントロール出来やしない。
添加物を嫌って天然物が良いと信奉している人たちは、むしろこういう自然界の仕組みのことを、どう考えてるんだろうか。
自然というのは、人間の思うとおりにはならないんですよ?
……話が逸れちゃった。
抗生物質を使いたいところだけど、まぶたの上だと軟膏やクリームを使うのは危ないため、抗菌目薬を塗るよう提案して、『ロート抗菌目薬』をお買い上げ頂いた。
本人は、「潰したい」と言っているそうなので、それはやめるよう伝えて下さいと強くお話した。
黄色ブドウ球菌は、怖いんである。
毛穴の中で炎症しているだけでなく、他の皮膚の傷にでも侵入して、そこで増殖したら困るのだ。
やっかいな敵は、閉じ込めて殲滅するのに限る(`・ω・´)
あっ、『排膿散及湯』を紹介するのを忘れてしまった。
うちの店には置いてないけど、ネット通販で帰るから手元に置いておくと、ニキビにもオデキにも使えて便利で安心。