お客様が、『パブロン学童用』『マイフレンS』『こどもかぜ薬』を両手に抱えてレジに相談にみえたので、選ばれた物は細かな差異はあるものの、ほとんど同じことを説明した。
患者さんは7歳の子供で、熱は38度には届かない微熱であるものの、食欲が無く疲れ気味だということから、『柴胡桂枝湯』を案内した。
ただ、パッケージに「胃腸炎」とあるため、下痢とかはしていないと言われた。
書いてある効能が全部当てはまらないと使えないと思われるケースも良くあり、起きてない症状の効能が書いてあっても気にしないパータンの反対。
『柴胡桂枝湯』は、食欲を改善する桂枝と、疲労を回復する柴胡が入っていることを説明した。
一方、頭痛も訴えているらしく、パッケージの表側には書いてないけど効能には頭痛も書いてあり、症状から判断するに、その頭痛は発熱ではなく胃の不調によるものと考えられることを伝えた。
それと、発熱について心配されて解熱剤を望んでいるようだったけど、発熱することで風邪を治すことと、微熱なのは疲労していて熱を出せなくなっている可能性をお話した。
そのため、胃の負担を軽減するのに食事を控えるようアドバイスすると、栄養補給が必要なのではないかと心配された。
気持ちは分かりますが、食糧難の時代ならともかく、よほど偏った食生活をしていなければ大丈夫なことと、消化吸収にもエネルギーを消費するため、風邪を治すのに必要なエネルギーが空費してしまうことを伝えた。
そして、『柴胡桂枝湯』を購入して頂いた。
それと、お腹が空くようであれば、甘い物を与えるよう提案した。
脳は甘い物を認識すると、満腹感を得るので量を食べないで済む。
常連のお客様から、朝の散歩に出ると両腕が赤くなると相談された。
顔には現れず、患部の痒みは弱い模様。
とりあえず、抗炎症作用のある『ユースキンあせもジェル』と『桃の葉ローション』を案内した。
すると同じ棚の並びの『ユースキンあせもクリーム』にも、興味を示された。
同じメーカーのうえパッケージのデザインも同じで紛らわしいけど、『ユースキンあせもジェル』と比べると殺菌寄りの成分で、「あせも」とパッケージに書いてあっても、実は別物だったりする。
昨日の日記でも書いたように、パッケージにある表記は自分で調べないと情報不足なのだ。
同じブランド名でジェルとクリームという薬剤の形状だけが違うように見えて、実は成分構成が違うというのは薬に多々あることなので注意が必要(`・ω・´)
今回は、『ユースキンあせもジェル』をお買い上げ頂いた。