奥様の代理で、お客様から巻き爪の炎症と、喉の痛みと口内炎の相談を受けた。
一見、つながりがあるのは喉の痛みと口内炎だけのように思えるかもしれないけど、巻き爪で炎症が起きたのは体力の低下でつながつている可能性がある。
また、高温多湿によるストレスによる免疫力の低下という事も。
ひとまず巻き爪の炎症には『クロマイP軟膏』を勧め、口内炎については、自宅に皮膚の再生を促すビタミンB剤はあるようなので、内服で炎症を抑えるトラネキサム酸と甘草の入っている『トラフル錠』を案内して、両方を購入して頂いた。
ちなみに、喉の痛み止めの『ペラックT』も『トラフル錠』と同じ処方である。
つまり、今回の主訴の喉の痛みと口内炎の両方に使えるという訳。
さらにちなみに、『黄連解毒湯』も炎症による喉の痛みと口内炎に使えるうえ、夏場には日焼けの跡のケアにも使える。
『のどぬ~るスプレー』と『イソジンうがい薬』をレジに持ってきたお客様に、現に喉が痛い時にはイソジンは使わないように伝えた。
殺菌するということは、健康な喉の細胞も傷めつけることになるので。
すると、一番気になっているのは喉の痛みではなく、声嗄れの方だそうな。
病院では声帯周囲炎と診断され、何かの薬が処方されたという。
何かって……、何(^_^;)?
薬を買う時に、他に服用している薬があるのなら気をつけてもらいたいし、何も相談しないのは怖いですよ(汗)
しかも、処方された薬は効かなかったらしい。
それはなおさら、覚えいおいてもらいわないと……。
そもそもは風邪がキッカケらしいのだけど、すでに一ヶ月以上経過していて、主訴は喉の痛みだと思っていたら、あまり痛みは無いとか。
そういう事でしたら、のどスプレーならアズレン系を、内服なら『響声破笛丸』をと案内したら後者を購入して頂けた。
名前がもう、そのまま効能なので伝えやすいっちゃ伝えやすい。
それにつけても、何を基準にしているか分からないまま薬を買う人の多さよ。
専門職に確認をしないなら自分で勉強をしてもらいたいし、勉強しないなら専門職に訊いてもらいたいんだけどねぇ。
私としては、職能で日常的に必要な知識でなければ、専門職を頼るのが楽だと思うんだけど。
自分で民事裁判を起こすことは可能としても、弁護士や司法書士を頼らないなら、自分で六法全書と過去の判例を調べなきゃならないのと同じで、同じことを薬で考えたら成分による効能効果だけでなく、副作用の事故報告なんかの資料にも目を通さなきゃならない訳で、その苦労を考えたら頼ってもらった方が楽だと思われ。
まぁ、失敗した接客事例も日記に書いているので、それで信頼性を損なっていたら、お客様にも同業者にも大変申し訳なくσ(^◇^;)。