『ロキソニン』を求めて来店したお客様に、うちのお店には置いていないことをお詫びしてたうえで用途を尋ねると、「良く効いたから」という理由で生理痛に使っているとのこと。
詳しくお話を聞くと一時期、漢方薬での体質改善を試みたものの、途中でやめてしまったらしい。
漢方薬治療に限った話ではなく、どんな分野の専門家にも得手不得手があり、神様じゃない以上は失敗もある訳で(というか不完全な人間を創造した時点で神は無能)、何軒でも巡ってみないと最適な出逢いは望めない。
今の奥さんに満足できなければ、次の出逢いを求めないと……ゲフンゲフン((( +д+))o=3=3
ともかく、生理痛は痛いのが当たり前になっていると、重大な病気を見逃してしまいがちなので、改めて軽減対策をするよう勧めて、近隣の漢方薬に詳しい病院を紹介した。
女子高生が母親と訪れて皮膚薬の棚でニキビの話をしており、レジに『ハイチオールCホワイティア』を持ってきたため声を掛けてみたところ、首元から胸の上部にかけて、赤いニキビができているというお話。
本来は顔面に用いると効果的ではあるものの、上半身の炎症を抑える『清上防風湯』を案内し、一緒にお買い上げ頂いた。
『ハイチオールCホワイティア』は、いわば皮膚の材料の供給なので、炎症を抑える漢方薬との併用で相乗効果を狙えるはずである。
それと、体を洗う時にはタオルを使わずに手洗いだというお話には、それは良いことですから続けてくださいと伝えたうえで、泡で撫でるだけで良く、洗い過ぎないようにと付け加えた。
そして、なんと教室の温度が19度くらいだというのに驚き、腹巻きなどで下半身を保温するよう勧めた。
体の方には炎症を起こしたい理由があり、体が冷えると余計に熱を出そうと頑張って炎症が悪化する原因となるので、保温することで体に頑張らなくても良いよと教えてあげるのだ。
しかしそれにしても、最近じゃエアコン完備の高校も珍しくないとはいえ、なにその温度設定(^_^;)