お客様から、『ラリキシン』と同じ薬は無いかとの問い合わせ。
ハテ、聞いたこと無い薬だなぁと思いつつ調べたら、抗生物質だった。(不勉強)
抗生物質の内服薬は、市販には無いですねぇと伝えると、犬に使うらしい。
動物病院で以前に処方されたらしく、口の中が爛(ただ)れていて、皮膚も荒れており臭がするそう。
ああ、だから抗生物質なんですねと納得はいったが、なんで店頭で買えると思ったかというと、ネットで販売されているのを見てたからだとか。
ありゃ、先日の『ラシックス』を買いにいらした人と同じ(^_^;)
個人輸入の通信販売の薬には、ニセ薬が少なく無いですから、愛犬に飲ませるつもりならやめておいた方が賢明です。
やはり、面倒くさがらず動物病院に連れて行きましょ。
そうお話して、お引き取り頂いた。
『ポピショット』をレジに持ってきたお客様に、消毒系のポピドンヨードで良いか尋ねてみたところ、主訴は喉の痛みと鼻水だとのこと。
鼻水には対処されないので(^_^;)?
詳しく症状を効いてみると、ツバを飲むのも痛いらしく、そちらを優先しようと考えたようだ。
そして、自宅にあった『葛根湯』を飲んでみたら鼻水は落ち着いたものの、喉の痛みが治まらず、のどスプレーを買いに来たそう。
喉の痛みだけなら『駆風解毒湯』か、鼻水が無ければ『銀翹散』を候補にしたいところだけど、そもそものキッカケがどうやらエアコン冷えのようで、それなら『葛根湯』を継続したほうが良いかもしれない。
ただ、『葛根湯』は上半身を温めてしまうので、喉の痛みには適さない。
そういう時には、『桔梗湯』を併用するのが良いですよとお話した。
『新エスタック顆粒』なんか、まさに『葛根湯加桔梗』という処方内容で、上半身を温めたい、でも喉は冷やしたいという的に適している便利な処方。
なのになんで、『新エスタック』なんて内容の分かりにくい名前を付けてしまったのか。
漢方薬的なイメージを排して売り込みたかっのかもしれないけど、かえって分かりにくくなってしまってて残念。
『葛根湯』と『桔梗湯』を同時に勧めても、やはり二つを一緒に買おうという人は少ないし。
入荷ルートが無いか、もう一度調べてみようかな。
今回は、あくまでのどスプレーが希望ということで、ツバを飲むのも痛いほど腫れているのであれば、抗炎症系のアズレンをと勧めて、そちらをお買い上げ頂いた。