お客様に値引きした薬を買っていかれるのは、結構フクザツな気分。
返品できない薬は売れなきゃ困るし、でも値段だけ見て効能を確認してるとも思えず心配になる。
一応、会計するときに念のため症状を尋ねてはいるんだけど、もう「安い買い物をした」というお得感か達成感か、話を聞いて頂ける状態ではない。
そして値引きしていない薬でも、たまに「どれがお得?」と訊かれることがある。
頭では、容量と価格の比較なんだろうと理解はしている、しているけれど、容量が多かろうが適応しない薬は買って損だと思うし、目的が一時的な症状の緩和なのか、より根治寄りにしたいのかでも話が変わってくる。
いや、本来は薬に限らず「必要な物が、お得ですよ」のはず。
………すいません、愚痴りました(´・ω・`)
『鼻炎カプセルLP』をレジに持ってきたお客様から、適応するか尋ねられた。
こうですよ~、薬を買うならこうでないと。゚(●’ω’o)゚。ウルウル
主訴は鼻声で、もともと花粉症などのアレルギーはあるものの、特にクシャミや鼻水が出る訳ではなく、しかし周囲の人達から鼻声を指摘され、旅行に行くので念のため携行する薬を探しに来たそう。
グハッ、難しい( ;゚д゚)・∵.!!
そのうえ、花粉症の時には病院から処方された薬を使っているそうなんだけど、内容は覚えていないという。
ただ、原因として思い当たることに、暑さがゆるんで窓を開けたまま寝たのが原因かもというお話があったので、鼻炎だけでなく発熱前の風邪の初期にも使える『葛根湯』を提案した。
栄養剤の代わりにもなるし、旅行に持っていくには外せないかと。
持ち運びの容易さで顆粒タイプを勧めたけど、『葛根湯』はいつも『カコナール』を使っているとのことで、液剤タイプを購入された。
そして、お客様が帰られてから大事なことを伝え忘れたのに気がついた。
お薬手帳を忘れずに携行してください……と。
なんか今日は、ダメダメだぁ!乂(´Д`;)