お客様から、口内炎に『チョコラBBピュア』と『トラフルBBチャージ』の、どちらが効くかという質問を受けた。
前者は皮膚材料で維持がメイン、後者はヨクイニンが加わって修復寄りと考えられることを説明。
そのうえで、口内炎の原因に神経性胃炎が関係することを伝えたところ、喉に口内炎ができていると言われた。
喉の口内炎を知っているとは、通ですネ☆(ゝω・)
喉が痛むと、即風邪だと決めつけてしまう人がいるけど、喉に口内炎ができるのは珍しくない。
ウイルスによるものだったり、花粉や飲食物でのアレルギーだったりで、そういう時に解熱剤だの鼻炎薬だの余計な成分の入った風邪薬は適さないから注意が必要。
今回のお客様は、詳しく訊いてみると首の外側から触って腫れているのが分かるくらいだというから、扁桃腺炎かも。
喉が狭まった感じもするそうなので、炎症を冷やすのと熱を散じるのと両方から対応できる『駆風解毒湯』を案内して、お買い上げ頂いた。
現代薬と生薬を組み合わせた『ペラックT』でも、良かったかもしれない。
お客様から「汗疹の薬を」と求められ『あせもクリーム』を案内しましたが、詳しく訊くと旦那さんがネックスレをした周辺が赤くなっていて、金属アレルギーがあるというお話。
金属アレルギーのある人が、アクセサリーを身に着けちゃ駄目ですよぉ(^_^;)
そして、それが分かっているようであれば汗疹の薬より、まずはステロイド剤で炎症を抑えてから、『あせもジェル』や『アロエ軟膏』に乗り換えてケアするよう勧めた。
どうしても一つの薬で解決したいと思いがちだけど、風邪なんかもそうであるように段階を踏んで乗り換えていったほうが体へのダメージを抑えつつ、症状のぶり返しを防ぐことができる。
今回は、掻きむしる程ではないみたいというお話から、ステロイド剤の中では弱めの『ロコイダンクリーム』を案内してお買い上げ頂いた。
内服薬では『十味敗毒湯』も紹介したいところだったんだけど、続けて養生法を話すことにして取りやめ。
どうしても一時に、あれもこれもと説明したくなりがちだけど、信頼を得るためには段階を踏んだほうが良いかもしれないから。
旦那さんはシャワー派だそうなので、炎症を抑えるには、ぬるめのお風呂に入って体を穏やかに温めるのが有効なことを伝えた。
そして、夏野菜を避けて冬向きのメニューを勧めたところ、「手が掛かりそう」と漏らされたため、ポトフを基本に味付けを変えてみるよう提案した。
ようは、野菜をゴロッと丸のまま茹でてしまうだけ。
それをコンソメでシチューにしたり、醤油と砂糖で煮物にしたところで、材料が同じことに文句を言う人はいないのではないかと。