咳の相談で、お客様が来店。
普段は出ないものの、エアコンの風などを吸うと出るとのこと。
花粉症のようなアレルギーのある人だと、エアコンのカビなんかに反応している可能性もある。
いずれにしても、息をして咳が出るパターンは気管が刺激を受けるとという事だから、『麦門冬湯』の出番。
しかも詳しくお話を訊くと、声を使う仕事をされるというので、上半身に保水して気管支を潤す『麦門冬湯』は最適ですと勧めて、お買い上げ頂いた。
他に、喉を使いすぎたと感じた時にと『響声破笛丸』を紹介しておいた。
お客様が来店し、最初に抗菌目薬を求められたので売り場を案内すると、『ヴィックスドロップ』も注文された。
用途を尋ねたら、中学生の子供が喉の痛みを訴えているという。
発熱など風邪の兆候は無いようだけど、春に花粉症になったか尋ねると患っていたらしいことからすると、秋の花粉の可能性もある。
花粉症のある人は粘膜に刺激を受けやすく、当然ながら花粉を口で吸い込めば喉が炎症をおこすんだけど、花粉症と喉の痛みがイメージで結びつかないから、気づきにくい。
もっとも、今回のように本人が来店していないと、判断も難しいんだけど。
いずれにせよ、のど飴で済ませるより抗炎症のトローチのほうが良いのではと提案し、『パブロントローチAZ』を勧めてお買い上げ頂いた。
のど飴と指定されていなければ、『麦門冬湯』も案内しておきたかったところなんだけどね。
本人はシャワー派だそうなので、入浴して温まるよう勧めた。
喉の痛みの原因が外敵からの攻撃でも、胃酸の逆流でも、花粉症でも、喉の炎症には体を温めてしまって相対的に炎症を抑えたほうが良いので。