お薬手帳をクラウド化

 お客様が足を引きずって来店し外用消炎剤の棚に向かわれたので声を掛けると、足を捻ったばかりだとのこと。
 急性なので浸透性に優れたフェルビナク製剤か、鎮痛効果の強いインドメタシン製剤をと案内したところ、前者を購入された。
 そして、今日のところは水枕に足を乗せて冷やし、明日からは、ぬるめのお風呂に入るなどして温めるよう勧めた。
 損傷箇所の修復のための材料は血で運ばれるので、血流が大事。

 やや高齢のお客様がいらして、手術を受けてから流動食が続き、便意があるのに出ないと相談を受けた。
 通院しているのであれば処方されている他の薬との兼ね合いもあるから、担当医に相談するのが一番ではあるのだけれど、行ったばかりで次に行くまで日があるので市販薬をと要望された。
 でも、お薬手帳を持ってきていないため、下手な物は選べない。
 ひとまず、流動食が続いていたとなると便の量が少ないのがけ原因とかんがえられるので、腸内の水分を吸って便の量を増やす『サトラックス』を案内し、試していただく事になった。
 そして会計の段になって、ガンの治療中だということが分かった。
 ありゃん(;・∀・)
 言い出しにくかったのかもしれないけど、やはり早めに欲しい情報でした。
 となると、投薬による便秘も考えられるため、ストレス性の便秘や下痢に使う『桂枝加芍薬湯』と、老人性の腸の乾燥による便秘に適応する『潤腸湯』を紹介し、担当医に相談するよう勧めた。
 それと、お薬手帳は家に置いておかず、持ち歩くようにとお話した。
 この間の水害でも出先で避難所に行くことになり、家に帰れなくなったという人がいるそうなので。
 避難所に派遣されてきた医師に使っている薬を知らせたり、救援物資で要請するにしても、お薬手帳が無ければ分からないから。
 あと、災害に遭うことを考えたら、お薬手帳に薬の情報を貼ったらスマホで写真を撮っておくのも良いように思う。
 スマホの設定によってはクラウドで情報が保管され、万一紙の手帳が汚損したりスマホが故障しても、クラウドに接続するIDとパスワードを覚えておけば、他の機器でアクセスして確認できるかと(・o・)

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