やや高齢のお客様が知人から頼まれたとのことで、『チミコデシロップN』を求められた。
薬を特定の銘柄で探すだけでも無理があるのに、人に頼むのは酷ですよぅ(^_^;)
置いていないので、成分が近い『ルキノンせき止め液』と『パブロンせき止め』を紹介してみたけど、『チミコデシロップN』の成分じゃなくてイチゴ味を気に入ってるようだとお手上げ(笑)
一応は、頼んだ人は、風邪をひいたと思ったらすぐ飲むようにしてると言ってるらしい。
咳止めだから、そういう飲み方をする薬じゃないですよぅ(;´Д`)
お客様自身は、電車に乗ると咳が出たり、喉がいがらっぽくなるというお話があったため、観劇などで咳が出ると困る場合に用いる『麦門冬湯』と、喉のいがらっぽさを取り除く『響声破笛丸』を紹介した。
頼まれ物については同じ物が無いで諦めるものとして、『麦門冬湯』をお買い上げ頂けた。
以前に旦那さんの咳の時に『麦門冬湯』を案内して使っていただいたことがあるお客様が訪れ、今回は旦那さんが咳に加えて鼻水もあるという相談。
家にあった『五虎湯』を使ったそうだけど、どうやら合わなかったらしく改善しないとのこと。
『五虎湯』は患部を冷やして咳を止めるから、鼻水が出ている時には使えませんね(^_^;)
旦那さんは発熱しそうと言ってるようなので、『麦門冬湯』とアセトアミノフェンを合わせた『パブロン50』を紹介した。
一方、以前に喘息があるという話を聞いていたため、季節的には『半夏厚朴湯』が適応する可能性をお話したところ、他にも病院で処方された漢方薬が残っているそうなので、覚えている物を挙げてもらうと、『小柴胡湯』があるそう。
あっ、それは使えるかも。
『半夏厚朴湯』と『小柴胡湯』を一緒に服用すれば、風邪にも喘息にも使える『柴朴湯』になりますから。
せっかくある『小柴胡湯』を、活用してみてはいかがでしょうと提案した。
でも前回に使って効いた印象があるためか、『麦門冬湯』を購入された。
うむぅ、熱が出そうというのが気になるんだけどなぁ。