『パンシロン01+』を手にしたお客様から、胸やけの相談を受けた。
痛みは無いそうで、以前に『大正漢方胃腸薬』を使ってみたものの合わなかった模様。
原因にはストレスが思い当たるそうで、『安中散』に鎮痙剤の『芍薬甘草湯』を合わせた『大正漢方胃腸薬』が合わないとすると『半夏瀉心湯』かなと思い、鳩尾(みぞおち)から小拳一つ分右にズレた肋骨の下側にお客様に指を入れてもらったけど、痛くはないという。
ふむぅ、ハズレか。
それなら、同じ『安中散』の系統で『四逆散』を加えた緊張によるストレスに適応する『爽和』か、水分代謝の異常で思い悩むタイプに向く『安中散加茯苓』をと案内してみた。
実のところストレスは複合的なもので、スッパリと判別できる訳ではないが、今回は『安中散加茯苓』を試して頂くことになった。
咳の相談で来店したお客様、仕事の関係で一日に2回の服用タイプをと希望された。
一応、漢方薬にもエキス増量を謳っていて一日に2回の服用という物はある。
そうえで、仕事の環境的に空気が悪いそうなので、『麦門冬湯』を案内した。
上半身を潤す『麦門冬湯』は、外気からの汚染物質を体外に排出する痰にも水分を与えて、より外に出しやすくする。
すると、煙草も吸うというお話があり、『ダスモック』(清肺湯)を紹介したんだけど、錠剤を希望され、どちらも錠剤タイプを置いていないため、痰を出すことを主目的に『ブロン錠エース』を勧めて、お買い上げ頂いた。