『ビオフェルミン』を求めて来店したお客様に、比較として『ザ・ガード』を紹介すると興味は持ってもらえたものの、肝心の便秘の実情についてはヒアリングできなかった。
乳酸菌は腸に届くまでに多くが死滅してしまうから、乳酸菌を育てる納豆菌を配合してあるのが『ザ・ガード』のセールスポイント。
それで興味を持ってもらえたのに、ちゃんと相談してもらえるところまで持っていけないのは、やはり話術の未熟さか……。
でも、そこで落ち込んでもいられないので、さらに養生として腸内で善玉菌に活躍してもらうための環境を整えるには、お風呂に長湯したり腹巻きを使ったりして、お腹を温めるのが良いですよと伝えた。
……説明を重ねてしまうのも、駄目なのかもしれないが。
ううん、本日はネガティブ思考ナリ(´・ω・`)
お客様から、湿布薬の『GSリフェンダ』が、『サロンパス』のように薄くてペラペラじゃないかどうか尋ねられた。
あうっ、薬の味を尋ねられたりする事もあるけれど、これまた湿布薬のサイズじゃなくて厚さとなると、使ったことが無い物は分らない。
漢方薬ならまだ、生薬による味の違いは分かるんだけどねぇ。
『葛根湯』や『小青龍湯』のような体を温める物には辛味があるとか、水分代謝に関わる『五苓散』などは苦味が多いとか、効き目が穏やかな『麦門冬湯』は甘めとか。
湿布薬の厚さについては、もう仕方がないので、「分かりません」と答えた。
ただ、用途が肉離れたというので、インドメタシン製剤やジクロフェナクナトリウム製剤といった、鎮痛効果が強めのほうが良いのではないかと提案してみた。
今回は、そのままサリチル酸製剤の『GSリフェンダ』を購入された。