外用消炎剤の棚で迷ってる様子のお客様がいて声を掛けたら、数日前に捻挫したという話から始まり、痛いというより違和感が残っているという。
それなら、鎮痛剤として強い物より血流改善の成分が入っている物の方が良いでしょうとお話して、フェルビナク製剤の『ほぐリラ温感』を勧め、試して頂くことになった。
そしてお会計時に、長引くようなら病院を受診するようにとお話したら、「言っておく!」と答えて、ピューッと走って帰られてしまった。
えっ?
えっ!?
えっ??
捻挫したのは誰なのー(*」>д<)」!?
終始一人称で、捻挫の具合の話し方からして、本人だと思い込み、患者さんの確認を怠ってしまった。
こういう失敗は、地味に凹む……orz
小学生の子供の鎮痛薬をということで『バファリンルナJ』をお客様に案内し、市販の鎮痛薬では実質アセトアミノフェンの一択しか選択肢が無いことを説明したうえで、頭痛の状態をヒアリング。
その時、何を思い込んだのか初潮の有無について尋ねてしまった。
そしたら、子供は男の子というお返事。
ありゃん、大変失礼を(^_^;)
子供の鎮痛薬は、たいてい女の子の相談が多いので。
ううん、なんだか今日は思い込みの多い日だ。
手抜きか慢心か、良くない仕事の姿勢である(´・ω・`)
そして主訴は頭痛で眼の奥が痛むらしく、痩せ型だというお話だったため、胃からくる頭痛を疑い『柴胡桂枝湯』も候補として挙げたところ、目の疲れも関係するか質問された。
どうやら、勉強のしすぎが思い当たるらしい。
それはもちろん有りえるので、その場合は家に『葛根湯』があればお試しくださいとお話すると、無いということで購入を決められた。
眼の奥の頭痛を水毒と考えて、胃からくる頭痛と直結させてしまったのも思い込みだなぁ。
自分が勉強嫌いだったからって、勉強といった目の使いすぎによる眼の奥の痛みは基本中の基本なんだから、それを考えないなんてどうかしてる。
今日の自分は、墓穴を掘って埋めてやりたい=3
お詫びというよりは自分の失敗を糊塗するために、温かい食事を心掛けて、根菜を多く摂らせるように勧めると、好き嫌いがあるとの事だったが、それは生での話でスープなら食べるというので、それはぜひ集中的に食べさせてくださいとお話した。