『パイロンＳ』を購入されるお客様に症状を尋ねると、常備薬にしているとのとこで、そのままお買い上げ頂いた。
ただ、いつも喉から風邪になるというお話もあったため、繋がっている胃にも炎症が広がることで抵抗力を落としがちなことを説明して、早い段階で消化の良い食事に切り替えると風邪に進行せずに治る可能性が高まりますとお話した。
すると、納得して頂けた模様。
ああ、喉の痛みだけでは風邪とは限らず、胃炎によって喉が痛むことがあるのを説明しても、胃炎は自覚症状があると思ってる人が多いから、いまいち受け入れてもらいにくいんだけど、因果関係を逆に説明したほうが分かってもらいやすいかな？
一応は、因果関係を逆にしても、喉と胃が繋がってるというのは事実だし。
喉の痛みの原因が風邪にしろ胃炎にしろ、養生として消化の良い食事が大事なのは共通していることで、お客様に気をつけてもらいたいのはそこ。
ちょっと覚えておこうφ(．．)
風邪薬の棚で迷ってる様子のお客様に声を掛けてみたけど、「大丈夫です」と案内は断られた。
しかし、レジに『新ルルＡゴールドＳ』を持ってきたため、咳や鼻の症状があるのが尋ねてみたら、主訴は喉の痛みだけとのこと。
他に症状が無いのであれば、効能を主訴に特化したほうが体への負担が少ないし、早い回復が期待できることを話してみたけど、あくまで総合風邪薬を希望している様子だったので、『新ルルＡゴールドＤＸ』の方を勧めてお買い上げ頂いた。
名前が似ていて処方内容も似ているから紛らわしいんだけど、一応は『新ルルＡゴールドＤＸ』にトラネキサム酸が入っているから、咳が無いなら少しでも主訴の面倒を見る成分が入ってるほうが良いかと。
風邪薬縛りでなければ、そのトラネキサム酸と『甘草湯』を組み合わせた『ペラックＴ』を勧めたいところではあったけど。
もしかすると、本人が口にしていない風邪の兆候が他にあったかもしれないし。
お客様が言葉にしていない裏を読むのも、必要なスキルなんだろうけど、その域になると一介のドラッグストアーの店員には難しい。
