お客様から、『イソジン』でエタノールの入っていない物をと注文された。
消毒用の『イソジン液10%』のことだと理解するまでに、コンマ数秒ほどフリーズしちゃったよ(^_^;)
頭の中では「消毒用」として分類されてるから、「エタノールの入っていない物」という条件付けとリンクしなかった。
いずれにしろ、うちのお店には嗽薬の『イソジンガーグル』しか置いていないことを説明してから用途を尋ねたら、高齢の兎が前足を引きずって歩くため傷ができてしまい、包帯を足先に巻いてもスッポ抜けてしまうため、せめて傷口を消毒しようと思ったそう。
ああ、傷口に塗るんじゃエタノールは滲みるよねぇ。
それと、傷口を舐めるのも心配している様子。
『オロナインH軟膏』を塗って、包帯を足先だけに巻くのではなく、もう少し広い範囲まで巻いてみるのはどうでしょうと提案してみたけど、本日のところはお帰りになられた。
兎の傷に消毒用の『イソジン』を使うというのは、ネットで見たらしい。
よく知らないけど、そういうのを動物病院に持ち込みすると、どれくらい費用が掛かるんだろう?
もしくは、ペットショップとかでは相談に応じてもらえないのかな?
私としては、どうして専門家に訊かないのかが不思議なんだけど。
『バファリンルナi』を購入されるお客様に、以前から使ってる物かを尋ねたところ初めてで、以前に生理痛に『新セデス』を使った時にはあまり効いた気がしなかったとのこと。
なるほど、効果範囲が広くて胃にも優しい処方の『新セデス』だけど、効かなかったのなら違う処方を試すのは当然の選択である。
ただ、内容を確認したうえでという訳ではないらしく、『バファリンA』の女性向けくらいに思っていた模様。
同じシリーズ名でも、内容は縁もゆかりも無いんですけどね。
むしろ、『新セデス』と『バファリンルナi』の両方ともアセトアミノフェンは被ってるし。
とはいえ、イブプロフェンが末梢神経の痛みを抑えるから試してみる価値はあることをお話しつつ症状を確認してみると、生理が始まる前から痛み、手足の冷えがあり、小走りしたりして体を動かした後に汗を多くかくというので、『当帰芍薬散』が適応するかもと思い紹介した。
そしたら、以前に病院で漢方薬を処方されたことがあるそう。
ただし、その内容も効いたかも良く覚えていないとう。
生理痛を「いつものこと」だというように慣れてしまうと、そのうち大病を見逃すことにもなりかねないから、改めて軽減できないか受診するよう勧めた。
そして、お買い上げ頂く『バファリンルナi』の成分表示をお薬手帳に貼って、処方薬と一元管理するようお話した。
使ってみての体感も手帳にメモを残せば、記録として活用できますし。