のど飴を求めて来店したお客様、以前にうちのお店で買ったというものの、医薬品なのか医薬部外品なのかお菓子なのかも覚えていないというので、全く分からず。
『南天のど飴』や『ヴィックスドロップ』などを提示してみたけど違うらしく、取り扱いをやめた物なのかもしれない。
こういう点でも、相談されたり何かしら会話を交わしていれば、私の方で思い出せるかもしれないんだけど、コンビニやスーパーみたいに自分で選んで自分で買った物は自分で覚えていてもらわないと、どうにもならない。
現に喉が痛むようであれば、病院でも処方されるアズレン製剤の『パブロントローチAZ』はどうですかと紹介したところ、お買い上げ頂けた。
お客様から、『ハレナース』を求められた。
奥さんから頼まれたらしいのだけれど、うちのお店では取り扱っていない。
主成分はトラネキサム酸とカンゾウにビタミンB6を加えた物だから、『ペラックT』と同じである。
違いとしては、『ハレナース』は水無しで飲めるという点くらい。
もちろん人によっては、飲みやすさが重要なんだろう。
ただ、特定の銘柄の薬というのは取り扱っていない店もあるから、銘柄を指定して探すというのは難しい。
薬を探すのであれば、処方内容で探すほうが現実的というものである。
お客様にはそう説明し、しかし頼まれ物でもあるので、周囲のドラッグストアーに問い合わせてみますよと提案した。
迷われているようだったため、一旦そばを離れてレジで待機。
しばらくして、『ペラックT』をレジに持ってきた。
症状について尋ねてみたが、詳しくは分からないようだったので、喉の痛みには外敵の侵入を防ぐための炎症での痛みと、体内の乾燥による痛みと、胃炎からくる痛みというように種類があり、いずれの場合も消化の良い食事をして患部を刺激しないようにするのが症状を早く緩和させる方法であることを伝えた。
「目に物が入った」というお客様が訪れ、「床屋で、薬局行って目薬をもらって目を洗えばイイって言われた」という話に疑問を感じつつ、患部を見せてもらうと下瞼が腫れていて眼球の方も真っ赤。
ひとまず話に合わせて『アイボン』と『スマイルアミノウォッシュ』を案内しつつ詳しく訊いてみると、すでに1ヶ月も経過しているというのに驚いて、病院を受診するよう勧めたけど行くのを渋られた。
そして繰り返し、「床屋で、薬局行って目薬をもらって目を洗えばイイって言われた」と壊れた蓄音機状態。
いや、蓄音機は博物館でしか見たことありませんが。
なんだかオカシイから、さらに詳しく聞き出してみると、どうも床屋で散髪してもらった時に目に何かが当たったか入ったかして、こうなったという。
それ、床屋さんの過失事故なんじゃ……。
それを誤魔化すために、薬局で目薬を買ってという話をされてるんじゃないかと。
しかも、この1ヶ月の間に同じ床屋に行き、その時も「目薬で洗えば大丈夫」と言われたそうな。
行きつけかなんか知りませんが、その床屋さん不誠実すぎるでしょ(-_-;)
せめて、眼科に行くように勧めるのならともかく、責任逃れをしているようにしか思えない。
行きつけだから、その床屋さんに迷惑を掛けたくないと思っているのか。
とにかく、目薬や洗浄剤でどうにかなる状態とは思えないので、病院を受診するように強く勧めたら、「そっかぁ」と帰られた。
ううん、心配だなぁ……。
外用消炎剤を買いに来たお客様から、背中が痛いと相談されたので寝違えか何かかと思ったら、お風呂場で肩の回転運動をしていたら傷めたという。
血圧のこともあるし、滑っても危険だし、お風呂場での運動はやめた方が良いですよぅ(^_^;)
痛むところには手が回らず、急性症状でもあるため、『ボルタレンスプレー』を勧めてお買い上げ頂いた。