夏バテ予防に『柴胡桂枝湯』と『補中益気湯』

 いつの間にか、今年ももう折り返しだって。
 半年明けまして、おめでとうございます(`・ω・´)

 小学校高学年の子供の勉強疲れにと、子供用の栄養剤を求められ、『リポビタンJr』を案内した。
 しかし、リポビタンのような栄養剤は、どちらかと言うと「最後のひと頑張り」とか「後は倒れるだけ」というようなラストスパートに向いていて、先の長い状況ならば夏バテ予防も兼ねて、胃腸の働きを助ける『柴胡桂枝湯』や、気力を充実させる『補中益気湯』も覚えておいて下さいと紹介した。
 また、模擬試験などで緊張するようであれば、『半夏厚朴湯』もと勧めた。
 特に『半夏厚朴湯』は、親の方が服用した方が良いケースもある。
 親のピリピリが子供に伝わって、子供の情緒が不安定になっている時とか。

 整体院に通っていて、『ユンケル』で栄養補給するように勧められたというお客様が来店。
 そもそも主訴は、疲労と皮膚の痒みだそうで、疲労はともかく、どうして痒みも含めて整体院を頼っているのか分からなかった。
 私が不勉強なだけかもしれず、あまり深くは聞き出せなかった。
 ただ、皮膚の痒みについては、夜に痒みを強く感じるという事と、患部は乾燥気味だそうなので、ファーストチョイスに『十味敗毒湯』を、セカンドチョイスに『当帰飲子』を提案し、ひとまず『十味敗毒湯』を試していただく事になった。

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