♪ナゼだ~ナゼ 謎だ謎 ナゼだ~ナゼ 謎だ謎(『科学冒険隊タンサー5』より)

 お客様から、『ユースキンS』と『ユースキンA』の違いを尋ねられたので、『S』は殺菌と保湿で、『A』は痒み止めと血行促進であることを説明した。
 すると、しもやけに使うとのことで、痒みはそれほどでもないというお話から、『メンタームメディカルクリームG』を勧めたうえで、痒みが強い場合は『ヒビケア』や『ヒビエイド』に乗り換えるよう伝えた。
 本日は、『G』をお買い上げ。
 足のマッサージが必要か訊かれたので、マッサージは是非してくださいと答えた。
 そのさいには、ギュッギュッと力を入れる必要は無く、リンパマッサージのように優しく撫でるだけで充分なことを付け加えた。
 力を入れるマッサージが上手くいくのは、プロか練習をしっかりしている人がやった場合だけ。

 やや高齢のお客様が来店し、喉の痛みに風邪薬をと注文された。
 喉の痛みだけなら別な物をと思ったが、悪寒がするというので『葛根湯』を提案した。
 ただ、喉の痛みは3日ほど前からで、そちらはのど飴で良くなったそうな。
 その段階で『葛根湯』を使ってもらえれば、悪寒までも進まなかったかも。
 『葛根湯』は家に置いておくよりも持ち歩いて、変だなと感じた時にサッと飲んでしまえば、風邪の兆候だけで済むという使い方ができることをお話して、お買い上げ頂いた。

 『のどぬ~る』用の長い綿棒を求めて、お客様が来店。
 でもうちのお店には、『のどぬ~る』の液体本体も無いため置いていない。
 患者は小学生の子供らしいんだけど、主訴が喉の痛みということ以上のお話はしてもらえず、帰られてしまった。
 まぁ、そうだよね。
 目的の物が置いてないんだから、またすぐ別なお店を回りたいよねε-(´・_・`)
 でも、現在では喉の殺菌消毒はあまりすること無いし、効果も極めて限定的。
 むしろ慣れない人(常備していない点から推測)がやると、喉の粘膜を傷めてしまい、かえって良くない。
 喉に直接薬を塗るというのは、一種の技術だから医師にやってもらった方が安全というもの。
 そこから考えても、お店を探しまわるより、喉の痛みに合わせて内服薬を選んだほうが手軽で解決も早いんじゃないかと。

 子供用の頭痛薬をとお客様から希望され、市販薬ではアセトアミノフェン製剤の一択しか無いことを説明したうえで、患者は中学生だというので『バファリンルナJ』を案内した。
 そして、頭痛の状態を尋ねると、ズキズキというよりは押されるような重い痛みを訴えている模様。
 風邪かもというお話から『葛根湯』を考えたけど、昨日は38度の発熱をして病院で処方された『カロナール』を服用させたという。
 ありゃん、その『カロナール』がアセトアミノフェンですよ(;´Д`)
 要するに、子供向けの解熱も鎮痛の第一選択な訳です。
 そして風邪の推移からすると、もう後半戦に入っているので『柴胡桂枝湯』を勧めて、お買い上げ頂いた。
 あと、食欲に任せて食べ過ぎないことと、入浴はして体を温めることを伝えた。
 それにしても、どうして最初に服用した薬を言ってくれなかったのだろう。
 発熱して解熱剤が処方されたのに、どうして「風邪かも」という言い方だったのだろう。
 この謎を解かないと、私のステップアップは無い……(´・ω・`)

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