3歳の子供の咳に病院で処方された薬が効かないということで相談を受け、現物を持ってきていたので調べたところ、咳止めの他にアレルギーの薬も出ているようだった。
担当医が抗生剤を出してくれなかったと不満を漏らされたけど、それは悪いことではない。
抗生剤は菌を倒す薬であって風邪の原因となるウイルスにはそもそも効かないし、主訴が咳だけだというのであれば抗生剤を使う理由がそもそも無い。
そして、抗生剤は副作用として体の中を乾燥させてしまうため、咳を悪化させてしまう可能性すらある。
薬が効くかどうかは相性も関係するから、効かなければ乗り換えを検討する必要はあるものの、安易に抗生剤を出さないその医師は信頼できると思う。
そうお客様には説明したうえで、喘息があるようだったため胸に塗る『ヴィックスヴェポラップ』と体内を潤して咳を止める『麦門冬湯』を紹介したところ、後者を購入された。
そして、処方された薬はおくすり手帳に記録しておくことと、購入した薬も一元管理するよう勧めた。
特に、アレルギーのある子供には重要な事である。
のどスプレーとトローチを買いにいらしたお客様に、消毒系と抗炎症系があることを説明すると抗炎症のアズレン製剤である『パブロントローチAZ』の購入を決められた。
また、主訴の喉の痛みは強くはなくガサガサする感じがするというお話だったから、体内の乾燥が原因と考えられることを伝えて『麦門冬湯』を紹介しようと思ったものの、コーラスをしているというお話から『響声破笛丸』を紹介し、一緒に購入していただいた。
親子で来店し、成人の娘さんが『イボコロリ』を買うか迷ってる様子だったので話を聞いてみると、娘さんの手にイボができているとのこと。
痛みは無いという話だがイボは見た目に大きく、『イボコロリ』は患部の皮膚をわざと腐らせて新しい皮膚が早くできるよう新陳代謝を促すという作用の物なので、手に塗るのは好ましくない。
絆創膏で覆ったとしても、うっかり目をこすってしまうと大変だ。
そう説明したうえで、ニキビ用の『ペアアクネクリームW』を紹介しつつ、病院の受診を勧めた。
娘さんに患部を触らないようにと話すと、「でも、つい触っちゃうのよねぇ」と言いながら何度も何度もグリグリと触られて困ってしまった。
や~め~て~(;´Д`)
病院に行ってみるとのことで、本日はお買い上げは無し。
喉のつかえ感がするというお客様から、「テレビで見た薬を」と注文されたのだが銘柄は覚えていないようだった。
でもまぁ、主訴からすると『半夏厚朴湯』だろうから、そのうえでテレビCMをしているとなると『ストレージH』だろうとを案内すると間違いないようだった。
すると、『ストレージH』ではなく『半夏厚朴湯』を購入された。
あれ(笑)?
本部から送り込まれた『ストレージH』が、売れ残ってるんだけどな(^_^;)