8歳の子供が口内炎ということで貼る物を希望されたので、『口内炎パッチ大正クイックケア』はパッチ本体は溶けないことを説明したうえで、フィルムが溶けて薬効の成分が同じな『トラフルダイレクト』を紹介した。
まっすぐ『トラフルダイレクト』を出すだけでも良いんたけど、似たような薬でも成分の違いなんかがあることを知っておいてもらいたいので、ちょっとだけ遠回り。
すると、『のどぬ~るスプレー』を使っていたという話があったため、パッケージを見せてみたけど違うという。
そこで、同じパッケージがあるか棚を見てもらったところ、違う商品名ののどスプレーで、抗炎症のアズレン製剤だった。
それなら口内炎にも効くので継続するのも良いことを伝えたところ、「そうします」とのお返事で、他に飲み薬について効かれたので併用するならビタミンB製剤ですとお話すると『トラフルBBチャージ』を購入された。
やや高齢のお客様から、「下痢がピタリと止まるものを」と注文されたのだが、状況を訊くと海外から帰国したばかりというので、そういう時には食べるのを控えて菌やウイルスを体内から出し切ってしまった方が良い事をお話しした。
すると、目に付いた『ビオフェルミン止瀉薬』は弱いのかと尋ねられたため、この『ビオフェルミン』というのはブランド名で、いわゆる乳酸菌の『新ビオフェルミン』とは中身に関連は無いことを説明した上で、ピタリと止めてしまうロートエキスの入った下痢止めは避けるよう提案し、『新ワカ末プラスA錠』を勧めてお買い上げいただいた。
主成分の塩化ベルベリンは、昔から下痢止めとして使われていたキハダの樹皮である黄柏(オウバク)から抽出されたもので、健胃剤としても働く。
夫婦のお客様が来店し、奥さんが仕事でギックリ腰のようになり、以前にご主人が病院で処方されていたインドメタシンを使ってしのいだと言うので、フェルビナク製剤も紹介したうえで、より効果の高いジクロフェナクナトリウム製剤を勧め、『フェイタスZ』をお買い上げ頂いた。
そして、筋繊維の傷の回復のためにトン汁を勧めた。
トン汁は、人参と大根と豚肉で、筋肉や軟骨を作るのに必要な成分が揃っているから。