『アレグラ』を求めて来店したお客様に、うちには置いていないため『アレグラ』でなければならない理由が無ければ『アレジオン』で代替できることをお話してみた。
すると、以前に『ザイザル』で味覚障害を起こしたことがあり、海外で処方された代わりの薬と同じ成分として薬剤師から『アレグラ』を紹介されたとのこと。
となれば問題の無かった薬を継続するのが安心なので、近所で取り扱っているドラッグストアーを紹介した。
でも後で調べてみたら、『アレジオン』でも大丈夫だと分かった。
しまった~(^_^;)
ちゃんと勉強していないと、こういうことになる。
ご主人が腰痛とのことで、以前に病院で処方された湿布があり同じ物をと注文されたのだけれど、「四角くて薄くて小さい」という以外には内容が不明なうえ、当時なされた診断も本人ではないため分からないと言う。
いくつか案内した外用消炎鎮痛剤の中から、フェルビナク製剤の『フェイタス5.0』を購入された。
ともかく、使った薬は市販薬でもおくすり手帳に記録しておくことと、改めて病院を受診するよう勧めた。
お客様が足を引きずるようにして来店し、詳しく訊くと腰痛で、痛くなったのは昨日からとのこと。
思い当たるのはバレーボールで何度もジャンプしたという話だったので、急性かつ患部は奥の方にあると考えられることから、鎮痛効果が高く浸透力もあるジクロフェナクトリウム製剤を勧めた。
すると、フェルビナク製剤の『フェイタス5.0に興味を持たれたので、浸透力はあるものの鎮痛効果は少し弱くなると説明し、『フェイタスZαジクサス』をお買い上げいただいた。
同じ銘柄でも、記号や数字が違えば中の成分も違うということが、市販薬にはよくあるのでお気をつけあれ。
ただ、痛み方が強いようには思われたので、一度は病院に行って状態を確認するようにも勧めた。
そして、今買った湿布をこの場で貼るよう求められ、一度は断ったのだが何度もお願いされ断りきれず。
しかたがないので、無資格の同僚に頼んで貼ってもらった。
これだって解釈的にはギリギリ。
有資格者が貼ってしまうと、医療行為ということで違反になるのです。
だから店頭で、薬を塗ってとか頼まないでくださいね(;´∀`)