喉の薬のコーナーで、お客様が迷っているようだったので、声を掛けてみた。
主訴は声嗄れで、喉が腫れて痛み、病院で処方された薬を服用していたようなだけれど、内容は不明という。
朝に痰が出るものの、それほど多い訳ではなく、声を使う仕事をされているというお話から、『響声破笛丸』を案内して、お買い上げ頂いた。
お客様から、『疎経活血湯』を探していると相談された。
それでしたら、あります(・∀・)!!
でも、どのような症状なので?
尋ねてみると、遠方に住んでいる成人の息子さんがギックリ腰になったそうで、たまたま観たテレビ番組で『疎経活血湯』を紹介していたらしい。
その息子さん、ギックリ腰になったのは二回目だそう。
患部に痺れ感もあるようなので適応するとは思うけど、まずは病院での診察の方を勧めるようお話した。
ちなみに、お客様のお話によると、他のドラッグストアーでは扱ってなくて、随分と探したそうだ。
実のところ、うちのお店に仕入れたのは私の独断。
坐骨神経痛に効果のある市販薬は、コレしか無いと言って差し支えないものの、坐骨神経痛じゃ大抵は病院に行ってしまうし、病院で処方される物だから、ドラッグストアーに置いても売れない。
ただ、反対に坐骨神経痛と診断されて痛み止めの薬しか処方されていないというお客様が何人かいらしたので、『疎経活血湯』を置いておいた方が良いだろうと思って仕入れてみた次第。
数は多くないけど、順調に売れているので、需要は少なくないようだ。