お客様から、『ルキノンエース V』と『エスタックFT』の比較を尋ねられた。
ご主人が発熱していて、3日ほど前に喉の痛みを訴えていたというお話と、鼻の症状は無いとのことから、 『エスタックFT』の方を勧めて使っていただくことになった。
食欲はあるとのことで、栄養をつけるためにたっぷり食べさせようというお話があったため、それはやめるよう伝えた。
消化をするのにもエネルギーが必要で、風邪を治すエネルギーが 消化に取られて治るのが長引いてしまう可能性があるし、風邪のダメージは表に現れているより内蔵のほうが受けていると考えるのが安全だ。
また、栄養ドリンクもというお話が出たが、使うのならばノンカフェインの物を選ぶようにお話しした。
ただ、体の方は服用する風邪薬の代謝をしなければならず、栄養ドリンクを重ねて飲めば体の方は、やはり余計に働かなければならない。
風邪で大事なのは、文字通り「体を休ませる」ことなのだ。
一方で、入浴は熱を出して風邪と戦おうとする体を支援することになるので、衰弱していなければ熱すぎないお風呂には入るように伝えた。
お客様が眼帯を探しにいらして案内したが、もっと大きい物をと注文された。
目の手術をする予定で、洗髪もダメと言われているため大きい物で覆わなければと思ったようだ。
ただ、入院せずに通いだそうなので、門前薬局に相談してみるか、それこそ担当医に質問してみるのが良いのではと勧めた。
お客様から、成人の娘さんの発熱について相談を受けた。
孫が風邪をひき、治ってきた頃から娘さんが発熱して、39度にまでなったとのこと。
鼻や咳など他の症状は無いとのことだったので、『麻黄湯』と『ルルアタックFX』を紹介したが、予算が折り合わず経口補水液として『OSー1』を案内して、お買い上げいただいた。
肺炎に移行しないよう、体力の消耗に気をつけて経過観察をするようお話しした。
ただし、体力をつけさせようと無理に食事をさせる必要は無く、消化にもエネルギーが必要で、食事をすると風邪を治すエネルギーが取られてしまうことも付け加えた。
経口補水液で、水分と塩分を補給し体を休めるのが一番。
この場合の「体を休める」というのは横になることだけでなく、内臓機能なども休ませるという意味だ。