やや高齢のお客様が『太田胃散』を買いにいらして売り場を案内したのだけれど、特に症状が無くても常用してるというお話だったので、『大正漢方胃腸薬』を紹介したところ、試してみると購入された。
胃薬の中には『太田胃散』のように、ナトリウムといったミネラルが入っている物があり、それは病院でも処方されるのだけれど、高齢者はミネラルの排泄機能も衰えるため、塩分の摂り過ぎで血圧に影響したり、ミネラルの摂りすぎによる弊害も想定されるので、常用には注意が必要。
身近で、やたら胃薬を飲んでいるお年寄りがいたら、成分を確かめて、気をつけてあげてくださいな(・o・)
お客様から、子供のアトピー性皮膚炎に『NOV』の石鹸を希望されたが、取り扱っていないことを伝えたうえで、石鹸を使わずにお湯だけで洗う方法もあることをお話すると、興味を持たれた。
アトピー性皮膚炎の場合、石鹸で洗いすぎると体を守っている菌や皮脂まで洗い流してしまい、抵抗力が落ちた反動として外敵と戦おうとする免疫力が暴走してしまう ことが原因の一つと考えられるのだ。
漢方薬にも興味を示され、『十味敗毒湯』を案内し、漢方薬に詳しい近くの病院を2軒紹介した。
漢方薬に興味を持っていただけたのは良かったが、漢方薬には瞑眩(めんげん)と呼ばれる「治る過程において一時的に症状が悪化する現象」があり、それは副作用との区別がつきにくいため、必ず医師の監督下での治療が必要なことを伝えた。
また、医師も方針の違いなどがあり、一番苦しい症状をまず押さえてから 根治治療に入ることを勧める医師もいれば、対症療法から始めても症状を繰り返すことを懸念して初めから根治治療を目指すという医師もいるので、最終的にどの方針を選ぶかは患者自身である。
というようなお話をしたのだけれど、何をお話ししてもお客様から「すごい!」を連発されて戸惑ってしまった(u_u*)ポッ