お客様がジクロフェナクトリウム製剤の湿布薬を見較べていたため気に留めていたら、値引きの『ボルタレンEXテープ』を選ばれたようなので、念のため症状を尋ねねてみた。
『ボルタレンEXテープ』もジクロフェナクナトリウム製剤だし、薬の効き目と価格とは直接的な関係は無いとはいえ、価格が安いからとかポイントが多くつくからと選んでしまうケースが多いので。
患者は高齢の母親で、膝の痛みを訴えているらしく、病院には通院していて、最近になって腎臓の状態が良くないと分かったというお話から、『ボルタレンEXテープ』を使うのであれば担当医に伝えるよう勧めた。
すると、病院でも湿布薬が処方されているというので、おくすり手帳を確認したところ、ジェネリックで名前が違うけどジクロフェナクナトリウム製剤だった。
そして、病院で処方されているその湿布でかぶれたため、別な薬を買いにいらしたという。
主成分でかぶれたかは分からないので、担当医にはかぶれたことを伝えるようお話ししてみたが、以前に使った湿布薬は良かったというので、これまたお薬手帳を見てみると、ロキソニン製剤だった。
ううむ、ジクロフェナクナトリウム製剤に変更した医師の判断意図が分からないから、その辺は口を挟めないが、かぶれは添加物の可能性もあるし、患部を清潔にしないまま貼ってしまうと、汗や埃などを巻き込んで、それがかぶれる原因となるから、 いずれにしても改めて担当医に相談して方が良いことをお話ししたうえで、お買い上げいただいた。
あと、4時間程で剥がすという使い方をしているらしく、それはかぶれ対策ということだが、それならば塗り薬の方が良いかもしれない。
珍しく、おくすり手帳を持っているお客様だったので、お薬手帳を持ち歩いているのは良いですねと伝えた。
若いお客様から、手軽に飲めるプロテインはないかと相談された。
プロテイン関係の商品は、あるにはあるけれど、水や牛乳に混ぜるのが面倒と言われると、うちのお店では『ウイダーinゼリー プロテインイン』のような物しか取り扱っていない。
ただ、ジムに通っているからということだが、スポーツ選手でもなければ特別プロテインを補給する必要は無いだろうということをお話しした。
代わりに、卵を常食してみてはどうかとも提案した。
ご高齢の方はお医者様と言う意識が強いですね。敷居が高いのでしょうか。その為に聞けない事は調剤薬局に聞きたい傾向が有りますがこれもダメですね。主治医とのコミニュケーションがとれない、医療側もこう少し敷居を低くですね。
病院で待たされるのに診察は早いということに文句を言われる患者さんがいますが、患者さんの方にも質問する技術が必要に思われます。
医師の方も、聞き出す技術が欠けているかもしれません。